エラスモテリウム

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エラスモテリウム
生息年代: 新生代第四紀更新世前期から中期, 2.588–0.0117 Ma
Elasm062.jpg
Elasmotherium sibiricum復元図
地質時代
新生代第四紀更新世前期から中期
(約258万 ~ 11,700万年前)
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
: 奇蹄目 Perissodactyla
: サイ科 Rhinocerotidae
: エラスモテリウム属 Elasmotherium
学名
Elasmotherium
J. Fischer, 1808
  • E. sibiricum (模式種)
  • E. inexpectatum
  • E. pei
  • E. caucasicum

エラスモテリウム (Elasmotherium) は更新世前期から中期のユーラシアに広域に生息したサイの一種。学名は、の痕跡の丸みを帯びた形状から「皿の獣」という意味を持つ。ユニコーンの正体とされたこともある。

特徴[編集]

E. caucasicum全身骨格

最大の種類 E. caucasicum は全長5m、全高2.2m、体重は3.6~4.5tに達したとされる。頭骨には眼窩上部、前頭骨端(つまりは)に台座状の大きな隆起を持つ。この上部はざらざらした粗面になっており、ここに長さ2mに及ぶと推定される、体毛が固まった角があったと思われる。ほかのサイでは角は鼻骨(の上)にあり、最大の相違点となる。

E. sibiricum頭骨
E. sibiricum

切歯は消失し、唇で植物をむしり取っていた。臼歯の歯冠は高くなり、エナメル質の畝(うね)が複雑な模様を形成している。おそらくは堅いイネ科の植物を食べるための適応であろう。

身体は頑丈であり、四肢も長く疾走に適していた。当時かれらは草原に生息し、そこでの生活に適応していた。

分布[編集]

アジアヨーロッパの広大な草原に生息。ただしヨーロッパは当時森林に覆われていたため、あまり多くはいなかった。

文化面[編集]

登場した作品の例

映像作品


関連項目[編集]

参考文献[編集]