エマージング・マーケット

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2013年現在の新興国といわれる地域。

エマージング・マーケット(Emerging markets)とは新興国市場のことで、新興成長市場とも呼ばれる。エマージング(Emerging)は「出現、登場、現れる」という意味。国際金融公社(IFC)による命名。[1]

概要[編集]

1980年代中南米諸国の累積債務問題を解消するために、ブレイディ債が登場し、これらが金融市場で取引され始めたことから、発展途上地域の企業市場の動向に関連付け、これらを総称しエマージング・マーケットまたはエマージング・エコノミーといわれるようになった[1]

1990年代に入ると急速な経済成長をする国や地域が多くなり、投資先としてあるいは貿易の有望な相手として中国東アジア東南アジア中南米ロシア旧東欧諸国などの市場を指し示すようになった。発展途上であるがゆえの高成長が期待できる半面、政急激なインフレ、政情不安、通貨暴落などのリスクを伴う。国による成長率にはばらつきもあり、多くの国が貧困問題を抱えている。[1]

また、情報産業バイオ産業などの急速に伸長しつつある分野の市場を意味する場合もある[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 朝日新聞社 コトバンク - エマージングマーケット

外部リンク[編集]