エフゲニー・ムロフ

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エフゲニー・アレクセーヴィチ・ムロフЕвгений Алексеевич Муров1945年11月18日 -)は、ソ連ロシア連邦の職業的諜報員、チェキスト。元ロシア連邦警護庁(FSO)長官。上級大将。

経歴[編集]

1971年からソ連国家保安委員会(KGB)。1974年から1992年まで、第1総局で働き、3年半の間、東南アジアで活動していた。

1992年から1997年まで、ロシア連邦保安庁(FSB)サンクトペテルブルク市局の地区課長。1997年から、FSBサンクトペテルブルク市・レニングラード州局副局長。その後、FSB経済保安部第一副部長。

2000年5月18日、少将の階級でロシア連邦警護庁(FSO)長官に任命。2004年、上級大将に昇進。2010年11月に停年(65歳)に達したが、ムロフの任期は2012年まで延長され、その後さらに延長された。ムロフのFSO長官在任は2016年5月までの長期間にわたった。

パーソナル[編集]

モスクワ州ズヴェニゴロド市出身。妻帯、1児を有する。