エバレット (マサチューセッツ州)

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エバレット
Everett, Massachusetts
—    —
冬のエバレット、ウィッデン病院から見る、2007年
標語:"City of Pride, Progress, and Possibilities"[1]
マサチューセッツ州におけるミドルセックス郡(ピンク)とエバレット市(赤)の位置
座標: 北緯42度24分30秒 西経71度03分15秒 / 北緯42.40833度 西経71.05417度 / 42.40833; -71.05417
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
マサチューセッツ州の旗 マサチューセッツ州
ミドルセックス郡
入植 1630年
法人化 1870年
1892年
行政
 - 種別 市長・市政委員会方式
 - 市長 カーロ・デマリア・ジュニア
面積
 - 計 3.7mi2 (9.5km2)
 - 陸地 3.4mi2 (8.8km2)
 - 水面 0.3mi2 (0.7km2)
標高 10ft (3m)
人口 (2010年)
 - 計 41,667人
等時帯 東部標準時 (UTC-5)
 - 夏時間 東部夏時間 (UTC-4)
郵便番号 02149
市外局番 617 / 857
FIPS code 25-21990
GNIS feature ID 0612739
ウェブサイト cityofeverett.com

エバレット: Everett)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州の中央部、ミドルセックス郡の南東部、ボストン市近くに位置する都市である。2010年国勢調査では人口41,667 人だった。

エバレット市は二院制議会を持っていることでは、アメリカ合衆国で最後の都市であり[2]、委員7人のアルダーマン委員会と、委員18人のコモン・カウンシルがあった。2011年11月8日、有権者が新しい市憲章を承認し、市議会を11人の委員による一院制に変更することになった。委員は市内6つの選挙区から各1人と、市全体を選ばれる5人で構成される。この変更は多くのエバレット住人の感情的な反応から引き起こされた。新しい市議会委員は2013年の選挙で選ばれた。

歴史[編集]

エバレットは当初チャールズタウンに、さらに後にはモールデンに属していた。1870年にモールデンから分離した[3]。1892年、町から市に昇格した。1892年12月13日、アロンゾ・H・エバンスが、ジョージ・E・スミスを破って、初代エバレット市長になった[4]

市名は政治家のエドワード・エヴァレットにちなんで名付けられた[5]。エヴァレットはマサチューセッツ州からアメリカ合衆国下院議員、同上院議員、第15代マサチューセッツ州知事、駐イギリス特命全権公使、アメリカ合衆国国務長官を歴任した。またハーバード大学の学長も務めた[6]

地理[編集]

エバレット市の北はモールデン市、東はリビア市、南東はチェルシー市、南はボストン市とミスティック川、西はサマービル市メドフォード市に接している。ボストンからは北に4マイル (6 km) にある。グレンデール公園が市内最大の公園である。

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は3.7平方マイル (9.6 km2)であり、このうち陸地3.4平方マイル (8.8 km2)、水域は0.3平方マイル (0.78 km2)で水域率は7.63%である。

人口動態[編集]

人口推移
人口±%
18702,220—    
18804,159+87.3%
189011,068+166.1%
190024,336+119.9%
191033,484+37.6%
192040,120+19.8%
193048,424+20.7%
194046,784−3.4%
195045,982−1.7%
196043,544−5.3%
197042,485−2.4%
198037,195−12.5%
199035,701−4.0%
200038,037+6.5%
201041,667+9.5%
* = population estimate. Source: United States Census records and Population Estimates Program data.[7][8][9][10][11][12][13][14]

以下は2010年国勢調査による人口統計データである[15]

基礎データ

  • 人口: 41,667 人
  • 世帯数: 15,435 世帯
  • 家族数: 9,554 家族
  • 人口密度: 4,345.0人/km2(11,241.1 人/mi2
  • 住居数: 15,908 軒
  • 住居密度: 1,817.2軒/km2(4,701.3 軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 21.6%
  • 18-24歳: 8.9%
  • 25-44歳: 34.8%
  • 45-64歳: 19.9%
  • 65歳以上: 14.7%
  • 年齢の中央値: 36歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 91.0
    • 18歳以上: 87.4

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 27.6%
  • 結婚・同居している夫婦: 41.8%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 15.2%
  • 非家族世帯: 38.1%
  • 単身世帯: 31.3%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 11.8%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.45人
    • 家族: 3.11人

収入[編集]

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 49,737米ドル
    • 家族: 49,876米ドル
    • 性別
      • 男性: 36,047米ドル
      • 女性: 30,764米ドル
  • 人口1人あたり収入: 23,876米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 11.9%
    • 対家族数: 9.2%
    • 18歳未満: 16.9%
    • 65歳以上: 10.0%

外国生まれの住人[編集]

2010年、エバレット住民の33%はアメリカ合衆国の国外で生まれていた。この比率は1990年時点では11%前後だった[18]

市政府と政治[編集]

市政府[編集]

エバレット市は市長・市政委員会方式の政府形態を採用しており、市長の任期は2年間である。エバレットの市議会はアルダーマン委員会とコモン・カウンシルの二院制だったが、2011年11月8日の住民投票で一院制に変わることになった。

市議会

委員は市内6つの選挙区から各1人と、市全体を選ばれる5人、合計11人で構成される。

登録有権者[編集]

2008年10月15日時点での登録有権者と政党支持の構成[19]
政党 登録有権者 構成比
民主党 9,970 52.02%
共和党 975 5.09%
無党派 8,099 42.25%
少数政党 123 0.64%
合計 19,167 100%

教育[編集]

エバレット市には公立学校が8校あり、小学校6校、中学校、高校各1校である。市内には私立学校も多く、教皇ヨハネ23世高校などがある。

見どころ[編集]

歴史あるリビアビーチ・パークウェイはアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されている。またリービット・コーポレーションは1924年からそのトレードマークであるテディ・ピーナッツバターを生産してきた。

2014年9月16日、マサチューセッツ州ゲーミング委員会は、ウィン・リゾートが16億ドルを掛けてエバレットに建設するカジノの提案を承認した[20]

著名な出身者[編集]

エバレット広場、1902年
1852年のボストン地域図、サウスモールデンが後にエバレットになった

大衆文化の中で[編集]

脚注[編集]

  1. ^ City of EverettMassachusettes”. City of Everett. 2012年10月4日閲覧。
  2. ^ City of Everett City Council”. City of Everett. 2013年7月16日閲覧。
  3. ^ Hogan, Julia Rich. “Town of Everett / 1870-1892”. 2012年9月21日閲覧。
  4. ^ City of Everett / 1892-1970”. 2012年9月21日閲覧。
  5. ^ Gannett, Henry (1905). The Origin of Certain Place Names in the United States. Govt. Print. Off.. p. 122. http://books.google.com/books?id=9V1IAAAAMAAJ&pg=PA122#v=onepage&q&f=false. 
  6. ^ Profile for Everett, Massachusetts”. ePodunk. 2010年5月16日閲覧。
  7. ^ TOTAL POPULATION (P1), 2010 Census Summary File 1, All County Subdivisions within Massachusetts”. United States Census Bureau. 2011年9月13日閲覧。
  8. ^ Massachusetts by Place and County Subdivision - GCT-T1. Population Estimates”. United States Census Bureau. 2011年7月12日閲覧。
  9. ^ 1990 Census of Population, General Population Characteristics: Massachusetts”. US Census Bureau (1990年12月). 2011年7月12日閲覧。
  10. ^ 1980 Census of the Population, Number of Inhabitants: Massachusetts”. US Census Bureau (1981年12月). 2011年7月12日閲覧。
  11. ^ 1950 Census of Population (Volume 1). Bureau of the Census. (1952年). Section 6, Pages 21-10 and 21-11, Massachusetts Table 6. Population of Counties by Minor Civil Divisions: 1930 to 1950. http://www2.census.gov/prod2/decennial/documents/23761117v1ch06.pdf 2011年7月12日閲覧。. 
  12. ^ 1920 Census of Population”. Bureau of the Census. 2011年7月12日閲覧。
  13. ^ 1890 Census of the Population”. Department of the Interior, Census Office. 2011年7月12日閲覧。
  14. ^ 1870 Census of the Population”. Department of the Interior, Census Office (1872年). 2011年7月12日閲覧。
  15. ^ American FactFinder”. United States Census Bureau. 2008年1月31日閲覧。
  16. ^ American FactFinder - Results  ”. 2014年9月20日閲覧。
  17. ^ Everett (city) QuickFacts”. United States Census Bureau. 2013年7月16日閲覧。
  18. ^ Sacchetti, Maria. "A melting pot stretches out to the suburbs." Boston Globe. September 15, 2010. p. 1 (Archive). Retrieved on September 23, 2014.
  19. ^ 2008 State Party Election Party Enrollment Statistics (PDF)”. Massachusetts Elections Division. 2010年7月7日閲覧。
  20. ^ WBUR News & Wire Services (2014年9月16日). “Panel Picks Wynn’s Everett Casino Proposal”. WBUR. 2014年9月20日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]