エドワード・ホール (演出家)

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エドワード・ホール(英語: Edward Hall1966年11月27日生)はイングランド演出家である。ホールはウィリアム・シェイクスピアの『ヘンリー六世』三部作を翻案した芝居Rose Rageの演出でよく知られており、オールメールのシェイクスピア劇団であるプロペラも主宰している。2010年にロンドンハムステッド・シアターの芸術監督になった。

経歴[編集]

ホールはリーズ大学とマウントビュー舞台芸術アカデミーで教育を受けた。1990年代初頭にウォーターミル・シアターでプロの演出家としてのキャリアをはじめた。ウォーターミル・シアターでは『ヘンリー五世』や『間違いの喜劇』など多数のシェイクスピア劇を演出した。1996年にN・J・クリスプの戯曲That Good NightのUKツアーでドナルド・シンデン、パトリック・ライカート、ナイジェル・ダヴェンポートなどの役者を演出した[1]

2002年にホールはヘイマーケット・シアターRose Rageを演出した。本作はシェイクスピアの『ヘンリー六世』全三部作の野心的な翻案であった。この上演は『ガーディアン』に「気分が引き立てられるようにシュールで血まみれのシェイクスピア解釈」と評された[2]。本作でローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされている[3]

ほとんどの仕事は舞台でのものだが、ラジオテレビでの仕事もしている。BBC Radio 4ではInto Exileを演出し、テレビではTrial and Retributionや『アガサ・クリスティー ミス・マープル』のエピソード演出を手がけている。2012年には2部のミニシリーズ、Restlessの演出を手がけた。

ロイヤル・ナショナル・シアターでアソシエイト・ディレクターをつとめたのち、2010年1月よりアンソニー・クラークからハムステッド・シアターの芸術監督を引き継いでいる[3]。低迷していたハムステッド・シアターに観客を呼び戻し、質の良い公演で成果をあげているとして手腕を評価されている[4]

私生活[編集]

演出家であるサー・ピーター・ホールの息子で、女優のレベッカ・ホールとは母の違うきょうだいである。イギリスのコメディアンで女優であるアイシー・ヴァン・ランドウィックと結婚している。

脚注[編集]

  1. ^ http://www.britishtheatreguide.info/otherresources/interviews/MarcSinden.htm
  2. ^ Edward Hall”. The Guardian. 2017年7月20日閲覧。
  3. ^ a b Edward Hall appointed new artistic director of Hampstead Theatre”. The Telegraph (2010年1月14日). 2017年7月20日閲覧。
  4. ^ How artistic director Edward Hall saved Hampstead Theatre”. The Evening Standard (2014年3月26日). 2017年7月20日閲覧。

外部リンク[編集]