エスミル・ロジャース

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エスミル・ロジャース
Esmil Rogers
ハンファ・イーグルス #42
Esmil Rogers on May 1, 2015.jpg
ニューヨーク・ヤンキース時代
(2015年5月1日)
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 サントドミンゴ州サントドミンゴ
生年月日 1985年8月14日(30歳)
身長
体重
190 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2003年 アマチュア・フリーエージェントとしてコロラド・ロッキーズと契約
初出場 MLB/ 2009年9月12日 サンディエゴ・パドレス
KBO/ 2015年8月6日 LGツインズ
年俸 $ 700,000
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

エスミル・アントニオ・ロジャースEsmil Antonio Rogers , 1985年8月14日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ州サントドミンゴ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。現在は、韓国プロ野球ハンファ・イーグルスに所属している。

兄のエド・ロジャースも野球選手で、ボルチモア・オリオールズで3シーズンのメジャー経験がある。

経歴[編集]

プロ入りとロッキーズ時代[編集]

2003年7月10日コロラド・ロッキーズと契約。

2006年、傘下のルーキー級キャスパー・ロッキーズでプロデビュー。15試合に登板し、3勝6敗・防御率6.96だった。

2007年はA級アッシュビル・ツーリスツで19試合に登板し、7勝4敗・防御率3.75だった。

2008年はA+級モデスト・ナッツで25試合に登板し、9勝7敗・防御率3.95だった。

コロラド・ロッキーズ時代

2009年3月4日にロッキーズとメジャー契約を結び、3月9日にAA級タルサ・ドリラーズへ異動した[1]。開幕後はAA級タルサで15試合に登板し、8勝2敗・防御率2.48と好投したため、7月にAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスへ昇格。AAA級コロラドスプリングスでは12試合に登板し、3勝5敗・防御率7.42だった。9月12日にメジャーへ昇格し[2]、同日のサンディエゴ・パドレス戦で先発起用されメジャーデビュー。4回を投げ3安打2失点2四球2奪三振だった。この年は1試合の登板にとどまった。

2010年3月5日にロッキーズと1年契約に合意。3月21日にAAA級コロラドスプリングスへ異動した[3]が、開幕直前の4月3日にメジャーへ昇格した[4]。開幕後はリリーフとして3試合に登板したが、4月16日にAAA級コロラドスプリングスへ降格[5]5月1日にリリーフのフアン・リンコンDFAとなったため、メジャーへ昇格[6]。昇格後は先発として2試合に登板したが、いずれの試合も打ち込まれたため、その後はリリーフに再配置された。5月23日カンザスシティ・ロイヤルズ戦では5点リードの5回1死から登板し、2回を投げ5安打2失点だったが、メジャー初勝利を挙げた。6月2日フランクリン・モラレス故障者リストから復帰したため、AAA級コロラドスプリングスへ降格[7]6月30日に再昇格し、2試合に登板したが、7月9日ホルヘ・デラロサが故障者リストから復帰したため、AAA級コロラドスプリングスへ降格[8]8月8日に先発として再昇格し[9]、同日のピッツバーグ・パイレーツ戦で2勝目を挙げたが、その後4試合では勝ち星を挙げることができず、9月からリリーフに復帰した。シーズン最終戦となった10月3日セントルイス・カージナルス戦では先発として登板したが、4回7安打4失点(自責点2)で敗戦投手となった。この年は28試合に登板し、2勝3敗・防御率6.13だった。

2011年3月3日にロッキーズと1年契約に合意[10]。開幕後は先発として5試合に登板し、3勝(1敗)を挙げたものの、防御率は7.66と結果を残せず、5月7日には広背筋の痛みを訴え、15日間の故障者リスト入りした[11]7月25日に復帰[12]。8月から先発に復帰し2連勝したものの、その後は勝ち星から遠ざかり、9月中旬には再びリリーフに転向された。この年は18試合に登板し、6勝6敗・防御率7.05だった。

2012年3月3日にロッキーズと1年契約に合意。リリーフとして開幕ロースター入りし、開幕後は23試合に登板したが、0勝2敗、防御率8.06と結果を残せず、6月9日にDFAとなった[13]

インディアンス時代[編集]

クリーブランド・インディアンス時代
(2012年6月28日)

2012年6月12日に金銭トレードでクリーブランド・インディアンスに移籍した[14]マニー・アクタ監督(当時)から「(打者有利の)クアーズ・フィールドから出れば活躍できる」と太鼓判を押された[15]

移籍後はリリーフとして44試合に登板し、3勝1敗、防御率3.06と自己最高の成績を残した。

ブルージェイズ時代[編集]

2012年11月3日マイク・アビレスヤン・ゴームズとの2対1のトレードでトロント・ブルージェイズに移籍した[16]

2013年はリリーフとして開幕を迎えたが、5月に先発のJ.A.ハップが故障で離脱し、代わりに昇格したショーン・ノリンも不調でマイナーに降格するなど、先発投手が不足したため先発に復帰した。この年は44試合に登板し、5勝9敗・防御率4.77だった。

2014年1月17日にブルージェイズと185万ドルの1年契約を結んだ[17]。開幕後は16試合に登板したが、5月23日にDFAとなり[18]5月24日に傘下のAAA級バッファロー・バイソンズへ降格した。降格後はAAA級バッファローで12試合に登板し、2勝2敗・防御率3,14だった。7月22日にブルージェイズと再びメジャー契約を結んだ[19]。しかしメジャーで登板することはなく、7月27日にDFAとなった[20]

ヤンキース時代[編集]

2014年7月31日ウェーバーニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[21]。移籍後は18試合に登板し、2勝0敗・防御率4.68だった。オフの12月3日にヤンキースと75万ドルの1年契約に合意した[22]

2015年6月13日40人枠を外れる形で傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースに降格した[23]6月28日に再びメジャー契約を結び再昇格した[24]

韓国球界時代[編集]

2015年8月1日、韓国プロ野球のハンファ・イーグルスと契約を結んだ。

8月6日、LGツインズ戦で韓国プロ野球の外国人選手として初めて韓国初登板ながら1失点で完投勝利を記録した。

投球スタイル[編集]

94~98マイル(約151.3km/h~157.7km/h)のフォーシームが全投球の約6割を占める。決め球は85~89マイルのスライダーで、他に81~85マイルのカーブ、90マイル前後のカッターも投げる。チェンジアップは滅多に投げない(※球速はリリーフ登板時。データは2012年のPITCHf/x。)[25]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2009 COL 1 1 0 0 0 0 0 0 0 ---- 16 4.0 3 0 2 0 0 3 0 0 2 2 4.50 1.25
2010 28 8 0 0 0 2 3 0 1 .400 333 72.0 94 5 26 2 5 66 5 2 59 49 6.13 1.67
2011 18 13 0 0 0 6 6 0 0 .500 404 83.0 110 14 47 5 6 63 5 1 65 65 7.05 1.89
2012 23 0 0 0 0 0 2 0 2 .000 131 25.2 36 2 18 2 2 29 5 0 23 23 8.06 2.10
CLE 44 0 0 0 0 3 1 0 6 .750 217 53.0 47 5 12 2 3 54 5 0 19 18 3.06 1.11
'12計 67 0 0 0 0 3 3 0 8 .500 348 78.2 83 7 30 4 5 83 10 0 42 41 4.69 1.44
2013 TOR 44 20 0 0 0 5 9 0 4 .357 598 137.2 152 21 44 2 6 96 7 2 76 73 4.77 1.42
2014 16 0 0 0 0 0 0 0 1 .000 96 20.2 28 5 7 0 1 21 1 0 17 16 6.97 1.69
NYY 18 1 0 0 0 2 0 0 3 1.000 106 25.0 22 3 10 0 1 23 0 1 13 13 4.68 1.28
'14計 34 1 0 0 0 2 0 0 4 1.000 202 45.2 50 8 17 0 2 44 1 1 30 29 5.72 1.47
通算:6年 192 43 0 0 0 18 21 0 17 .462 1901 421.0 492 55 166 13 24 355 28 6 274 259 5.54 1.56
  • 2014年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号[編集]

  • 48 (2009年 - 2012年途中)
  • 32 (2012年途中 - 2014年途中)
  • 53 (2014年途中 - 2015年6月)
  • 42 (2015年8月 - )

脚注[編集]

  1. ^ Rockies transactions for March 9”. MLB.com Rockies Press Release (2009年3月9日). 2014年12月13日閲覧。
  2. ^ Tim Powers (2009年9月12日). “Rogers to make debut under fire”. MLB.com. 2014年12月13日閲覧。
  3. ^ Rockies transactions for March 21”. MLB.com Rockies Press Release (2010年3月21日). 2014年12月13日閲覧。
  4. ^ Rockies set Opening Day roster”. MLB.com Rockies Press Release (2010年4月3日). 2014年12月13日閲覧。
  5. ^ LHP Joe Beimel selected to Rockies Major League roster”. MLB.com Rockies Press Release (2010年4月16日). 2014年12月13日閲覧。
  6. ^ Esmil Rogers recalled from Triple-A Colorado Springs”. MLB.com Rockies Press Release (2010年5月1日). 2014年12月13日閲覧。
  7. ^ Left-handed pitcher Franklin Morales reinstated from 15-day disabled list”. MLB.com Rockies Press Release (2010年6月2日). 2014年12月13日閲覧。
  8. ^ Left-handed pitcher Jorge De La Rosa reinstated from disabled list”. MLB.com Rockies Press Release (2010年7月9日). 2014年12月13日閲覧。
  9. ^ Rockies recall RHP Esmil Rogers from Triple-A Colorado Springs”. MLB.com Rockies Press Release (2010年8月8日). 2014年12月13日閲覧。
  10. ^ Thomas Harding (2011年3月4日). “Rockies come to terms with 27 players”. MLB.com. 2014年12月13日閲覧。
  11. ^ Rockies place RHP Esmil Rogers on 15-day DL, recall RHP Clayton Mortensen from Triple-A”. MLB.com Rockies Press Release (2011年5月7日). 2014年12月13日閲覧。
  12. ^ Rockies RHP Esmil Rogers is returned from rehab assignment and reinstated from 15-day disabled list”. MLB.com Rockies Press Release (2011年7月25日). 2014年12月13日閲覧。
  13. ^ Rockies sign Jeff Francis to Major League deal”. MLB.com Rockies Press Release (2012年6月9日). 2014年12月13日閲覧。
  14. ^ Indians add Esmil Rogers option Matt Laporta to Columbus”. MLB.com Indians Press Release (2012年6月14日). 2014年12月13日閲覧。
  15. ^ Rogers added to 'pen, LaPorta sent to Triple-A MLB.com
  16. ^ Blue Jays add bullpen depth by acquiring Esmil Rogers from Indians bluejays.com
  17. ^ Gregor Chisholm (2014年1月17日). “Rasmus, Cecil, Rogers avoid arbitration”. MLB.com. 2014年1月18日閲覧。
  18. ^ Blue Jays promote Hendriks”. MLB.com Blue Jays Press Release (2014年5月23日). 2014年5月24日閲覧。
  19. ^ Blue Jays roster moves”. MLB.com Blue Jays Press Release (2014年7月22日). 2014年7月23日閲覧。
  20. ^ Gregor Chisholm (2014年7月27日). “Blue Jays activate Reimold, designate Rogers”. MLB.com Blue Jays Press Release. 2014年7月28日閲覧。
  21. ^ Bryan Hoch (2014年7月31日). “Yankees add righty Rogers on waiver claim”. MLB.com. 2014年8月1日閲覧。
  22. ^ Bryan Hoch (2014年12月4日). “Yanks non-tender Huff, avoid arbitration with Rogers”. MLB.com. 2014年12月13日閲覧。
  23. ^ New York Yankees outright Esmil Rogers”. ESPN.com (2015年6月13日). 2015年6月16日閲覧。
  24. ^ Bryan Hoch (2015年6月28日). “Yankees add Rogers to shore up bullpen”. MLB.com. http://m.mlb.com/news/article/133382194/yankees-add-esmil-rogers-to-bullpen 2015年6月29日閲覧。 
  25. ^ Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Esmil Rogers

関連項目[編集]

外部リンク[編集]