エグゼクティブワン
エグゼクティブワン (Executive One) とは、アメリカ合衆国大統領が搭乗した際の民間機のコールサインである。
解説[編集]
通常アメリカ合衆国大統領は大統領専用機であるVC-25などを利用し、プライベートな場合を含め民間機に乗ることはないが、リチャード・ニクソンだけはしばしば民間機を使用していた。
2009年1月20日、任期満了によって「前大統領」となったばかりのジョージ・W・ブッシュが夫人と共にアメリカ合衆国議会議事堂からアンドルーズ空軍基地に移動する際に利用したアメリカ海兵隊の要人輸送ヘリコプターVH-3Dには、それまでの「マリーンワン」ではなく、「エグゼクティブワン」のコールサインが使用された。
大統領の家族の搭乗機(大統領本人は搭乗していない)が飛行する際、ホワイトハウスのスタッフまたはシークレットサービスの判断によって、エグゼクティブワン・フォックストロットのコールサインが使用されることがある。「フォックストロット」とは 'family' の頭文字「 F 」のフォネティックコードである。ファーストレディ時代のヒラリー・クリントンがラガーディア空港経由でニューヨークへ飛行した際にエグゼクティブワン・フォックストロットが使われた例が知られている。
エグゼクティブワンと同様に、副大統領が搭乗した民間機はエグゼクディブツーのコールサインが与えられる。しかしながら、大統領と同様に副大統領も民間機を利用することはほとんどない。
有名な例として、ネルソン・ロックフェラーはエアフォースツーとして利用されていたDC-9よりもガルフストリーム・エアロスペースの自家用機を好み、ロックフェラーが搭乗したガルフストリームにはエグゼクティブツーのコールサインが与えられた。
なお、副大統領の家族が搭乗した航空機は、エグゼクティブツー・フォックストロットのコールサインを使用できる。
2016年現在、アメリカ政府の見解では空路の移動時には自家用機は使えず、大統領専用機への搭乗が求められる[1]。
出典[編集]
関連項目[編集]
アメリカ合衆国大統領搭乗機のコールサイン
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