エカテリーナ・マクシーモワ
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エカテリーナ・マクシーモワ (露: Екатери́на Серге́евна Макси́мова、英: Ekaterina Sergeevna Maximova、1939年2月1日 - 2009年4月28日)は、ロシアのバレエダンサー。
生涯[編集]
モスクワ生まれ。父親は技師、母親はジャーナリストだった[1]。モスクワ・バレエ学校にてI・ラファイロワ、エリザヴェータ・ゲルトから指導を受ける。バレエ学校を卒業後、1958年から1988年までボリショイ・バレエに在籍して活躍[2]。
可憐な容姿に加えて高度な舞踊技巧と演技力を兼ね備え、「ボリショイのベビー・バレリーナ」と呼ばれて人気を集めた[2]。夫である名ダンサー、ウラジーミル・ワシーリエフとは、モスクワ・バレエ学校時代からパートナーを組んで好評を得た[2]。
ボリショイのプリマの地位を退いたあとも、ワシーリエフが演出・振付を手がけた 『アニュータ』 (1986年)のタイトルロールを踊って絶賛を得ている。1998年からボリショイのバレエ・ミストレスを務め、S・ルンキナ、A・ニクーリナらを育てた[3]。2009年4月28日、モスクワにて急逝[4]。
受賞[編集]
- 1964年 - 第1回ヴァルナ国際バレエコンクール・金賞
- 1973年 - ソ連人民芸術家
動画[編集]
- ボリショイ・バレエ団 『ロミオとジュリエット』(YouTube - 1974年。ロミオ役はV・ワシーリエフ)
脚注[編集]
- ^ "МАКСИМОВА Екатерина Сергеевна", Кто Есть Кто, Международный Объединенный Биографический Центр
- ^ a b c 『バレエ・ダンサー201』pp.128.
- ^ Умерла Екатерина Максимова, «Время новостей». 2009. 29 апреля. № 74.
- ^ デイリー・テレグラフによる訃報(英語)
参考文献[編集]
- ダンスマガジン編 『バレエ・ダンサー201』 新書館、2009年。ISBN 978-4-403-25099-6