エアバンド

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エアバンドは、AIR=航空機用 BAND=周波数帯の合成語である。航空機空港などの地上施設が無線通信する際に用いられる電波の周波数帯域のこと。転じて、それらの無線通信を傍受する趣味や、傍受に用いる受信機を指す場合がある。航空無線機そのものを指す場合もある。

航空無線の受信は各国において対応が様々であり軍事的事情により、無線機の所持だけで違法になる国もある。日本では受信は合法であるが、通信の存在または内容の漏洩、大音量のスピーカーを使用した放送[1] 、窃用は電波法に違反する[2]

受信機器も一般に幅広く販売されており、尚且つ受信も容易であることから、幅広い年齢層に親しまれている。

受信機[編集]

市販の受信機器の一例(ユピテル製)

広帯域受信機(ワイドバンドレシーバー)に専用のアンテナを接続し、周波数を合わせる事でエアバンドを受信することができる。 受信機には、固定機・車載機(モービル機)・携帯機(ハンディー機)の種類があり、使用場所・機能・価格などにより選択される。

また、アマチュア無線機の受信周波数を改造して受信する方法もあるが、近年発売された機種はモービル機・ハンディー機には、設計段階から広帯域受信機能が内蔵されている機種も存在する。

アンテナには、ディスコーン・アンテナGPアンテナ八木アンテナ対数周期アンテナ(ログペリオディックアンテナ)・ホイップアンテナ等の種類がある。

特殊な受信方法として、古くは市販のFMラジオ放送受信機の同調回路のコイルインダクタンスを変更し周波数拡張する方法や、最近では一部のワンセグチューナーとソフトウェア無線(SDR)ソフトを用いて、パソコンを利用し受信する方法もある。

脚注[編集]

  1. ^ Q.7 管制官は英語で仕事をするの?
  2. ^ 電波法第59条 何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信(電気通信事業法第4条第1項又は第164条第2項の通信であるものを除く。第109条並びに第109条の2第2項及び第3項において同じ。)を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]