ウルトラトレイル・マウントフジ

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ウルトラトレイル・マウントフジ
開催時期 4月
開催地 山梨県静岡県
コース トレイルランニング
距離 約100マイル
主要スポンサー ザ・ノース・フェイス, ゴアテックス, ゴールドウイン
創立 2012年
公式サイト www.ultratrailmtfuji.com

ウルトラトレイル・マウントフジ (ULTRA-TRAIL Mt.FUJI, UTMF) は、2012年から始まった、山梨県静岡県をまたいで開催されているトレイルランニングウルトラマラソンレース[1]

総距離はおよそ100マイル、累積標高差は約8,000m[2]、制限時間は46時間[3][1]

日本・アジアで最初に設置された100マイルレースであり、国内・アジア地域の100マイルレースにおける草分け的存在である。

2014年大会よりウルトラトレイル・ワールドツアーの1つ[4]

ウルトラトレイル・デュ・モンブラン (UTMB) の姉妹大会[5]

名誉実行委員長に三浦雄一郎。実行委員長は鏑木毅[6]

コース[編集]

UTMFのコースの特徴は、富士山を中心としたコース設計にある。

第一回大会から第六回大会までは富士山を一周するコースレイアウトであったが、第八回大会以降は、富士山を中心として四分の三程度のエリアを走るコースレイアウトとなった。

出走エントリーのためにはITRA認定のトレイルレースで、規定期間中に一定数以上のポイントを獲得する必要がある。

STYについて[編集]

第一回大会から第八回大会までは、姉妹レース"STY"が同時開催されていた。STYはUTMFと同じコース上を走り、距離は100km弱の設定。

第九回大会からはSTYは廃止となり、UTMFに一本化されている[7]

大会結果[編集]

2012年(第一回)[編集]

2012年(第一回)は2012年5月18日から5月20日に掛けて開催された。

UTMFは852人が出走し、611人が制限時間内に完走(完走率 71.7%)。

STYは1177人が出走し、991人が制限時間内に完走した(完走率84.1%)。

リザルトは以下の通り。

男性 168km[8]

  1. Julien Chorier, フランス, 18:53:12
  2. Adam Campbell, カナダ, 19:26:29
  3. 山本 健一, 日本, 21:15:02

女性 168km[9]

  1. Nerea Martinez Urruzola, スペイン, 24:05:04
  2. 鈴木 博子, 日本, 27:16:32
  3. Nora Senn, 香港, 28:31:57

2013年(第二回)[編集]

2013年(第二回)は2013年4月26日から4月28日に掛けて開始された。

UTMFは991人が出走し、726人が制限時間内に完走(完走率73.2%)。

STYは937人が出走し、864人が制限時間内に完走した(完走率92.2%)。

参加者は40カ国以上であった[10]

リザルトは以下の通り。

男性 168km [11]

  1. 原 良和, 日本, 19:39:48
  2. Julien Chorier, フランス, 19:48:28
  3. Sebastien Chaigneau, フランス, 19:50:13

女性 168km[12]

  1. Kristin Moehl, 米国, 24:35:45
  2. Shona Stephenson, オーストラリア, 25:56:53
  3. 小川 比登美, 日本, 26:15:25

2014年(第三回)[編集]

2014年(第三回)は2014年4月25日から4月27日に掛けて開催された。

UTMFは1422人が出走し849人が制限時間内に完走(完走率 59.7%)。

STYは968人が出走し691人が制限時間内に完走した(完走率 71.3%)。

2014年大会より、ウルトラトレイル・ワールドツアーの1つとなったことにより、海外選手が約400名になり[13]、上位勢も外国人が増えた。

リザルトは以下の通り。

男性 169km

  1. Francois Dhaene, フランス, 19:09:03
  2. Ryan Nicholas Sandes, 南アフリカ, 20:18:59
  3. Mike Adam Foote, 米国, 20:54:16

女性 169km

  1. Nuria Picas, スペイン, 23:27:34
  2. Fernanda Maciel, ブラジル, 23:46:24
  3. Maria Semerjian, フランス, 27:16:13

2015年(第五回)[編集]

2015年(第五回)は2015年9月25日から9月27日に掛けて開催された。初の秋期大会となり、降雨に見舞われた。

総距離168.6km、累積標高8,337mD+、コースは富士河口湖町 大池公園をスタートし、反時計回りの一周で計画された。

UTMFは1363人が出走し完走率41.5%、STYは976人が出走し完走率87.7%であった[14]

2016年(第六回)[編集]

2016年(第六回)は2016年9月23日から9月25日に掛けて開催された。昨年以上の激しい降雨に見舞われた。

総距離167km、累積標高8,073mD+、コースは富士河口湖町 大池公園をスタートし、反時計回りでの一周で計画された。

STYは総距離71km、累積標高3,613mD+、コースは富士山こどもの国をスタートし、反時計回り。ゴールは大池公園で計画された。

前大会以上の悪天候となったため、UTMFはコースを「A3麓」までの49kmに短縮、STYは途中中止となった。

UTMFは1384人が出走し1343人が制限時間内に完走(完走率97.0%)。STYは969人が出走した[15]

2017年(第七回)[編集]

秋期開催となった第五回・第六回が連続して降雨に見舞われたこと、第六回に至ってはUTMFはコース短縮、STYは途中中止となった事態、更に、雨天実施レースとなったことでの、自然環境への悪影響を総合的に踏まえて、実行委員会は「次大会から実施時期は春期に戻す」という苦渋の意志決定を下した。

また、第七回大会については、意志決定タイミング時にはすでに春期開催の準備・調整不足であったため、最終的に2017年(第七回)大会は開催見送りとなった。

2018年(第八回)[編集]

2018年(第八回)は、2018年4月27日から4月29日に掛けて、晴天の下で開催された。

UTMFは総距離168km、累積標高約8,100m。コースは静岡県富士市 富士山こどもの国大池公園をスタートし、山梨県富士河口湖町 大池公園をゴールとする、時計回りコース(途中から折り返し)[16]。なお、本大会からは富士山を中心とした一周コースではなく、スタート地点とゴール地点を変えるコース設定となった。

STYは総距離92km、累積標高約4,100m。コースはUTMFと同じく富士山こどもの国をスタートし、山梨県富士河口湖町 大池公園をゴールとする、時計回りコース。UTMFの後半コースがカットされたコースとなる[17]

UTMFは1580人(男子1316人、女子264人)がエントリー、1480人(男子1230人、女子250人)が出走。完走率 72.8%。なお、日本からのエントリーは76.1%であった[18][19]

STYは1104人(男子873人、女子231人)がエントリー、994人(男子785人、女子209人)が出走。完走率58.6%。

2019年(第九回)[編集]

2019年(第九回)は、2019年4月26日から4月28日に掛けて開催を予定していたが、4月27日15時頃、杓子山付近の夜間の天候悪化懸念から、急遽短縮コースが設定された。

  • 前大会まで同時開催されていた姉妹レースのSTYは廃止となり、UTMFに一本化され、UTMF参加定員数は過去最大の2,400人となった。
  • 総距離165km、累積標高7,942m。コースは静岡県富士市 富士山こどもの国をスタート地点として、山梨県富士河口湖町の大池公園をゴールとする、時計回り(途中から折り返し)のワンウェイコース[20]。2018年大会のコース取りを踏襲しつつ、若干の変更が行われた[21]

短縮コース設定後の完走認定条件は、「A5勝山エイドに4月27日 12:50までに到着した全てのランナー」となった。なお、12:50はA5勝山エイドの関門IN制限時間。

設定されたコースは次の6つで、リザルトも各設定コースごとに作成される。

  • MF_KATSUYAMA95k - スタート地点富士山こどもの国から、A5勝山エイドまでの95kmのコース
  • MF_OSHINO114k - 同、A6忍野エイドまでの114kmのコース
  • MF_YAMANAKAKO127k - 同、A7山名湖きららエイドまでの127kmのコース
  • MF_NIJYUMAGARI140k - 同、A8二十曲峠エイドまでの140kmのコース
  • MF_FUJIYOSHIDA154k - 同、A9富士吉田エイドまでの154kmのコース
  • ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF) - 当初予定の大池公園までのコース

関連項目[編集]

参照[編集]

  1. ^ a b ULTRA-TRAIL Mt.FUJI【UTMF・STY】 - RUNNET ランネット・大会ガイド&エントリー
  2. ^ 富士市 | ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)
  3. ^ Ultra-Trail Mt. Fuji website About UTMF
  4. ^ Ultra-Trail® World Tourに選出されました!! | NEWS & INFORMATION | ULTRA-TRAIL Mt.FUJI
  5. ^ ULTRA-TRAIL Mt.FUJI ウルトラトレイル・マウントフジ | レースレポート | トレイルランニング情報サイト - トレラン王国
  6. ^ UTMF RACE COMMITTEE | ABOUT UTMF | ULTRA-TRAIL Mt.FUJI
  7. ^ ウルトラトレイル・マウントフジ2019開催にあたって”. www.ultratrailmtfuji.com. 2019年3月13日閲覧。
  8. ^ http://www.ultratrailmtfuji.com/images/about/result/pdf/2012/result_utmf_men.pdf
  9. ^ http://www.ultratrailmtfuji.com/images/about/result/pdf/2012/result_utmf_women.pdf
  10. ^ (4)ウルトラトレイル・マウントフジ : 企画・連載 : ランニング : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  11. ^ http://www.ultratrailmtfuji.com/images/about/result/pdf/2013/result_utmf_men.pdf
  12. ^ http://www.ultratrailmtfuji.com/images/about/result/pdf/2013/result_utmf_women.pdf
  13. ^ 「ウルトラトレイル・マウントフジ」は海外選手が過去最高 国際色豊かな大会へ | EVENT | LIFE | WWD JAPAN.COM
  14. ^ 2015 RESULTS”. www.ultratrailmtfuji.com. 2018年4月16日閲覧。
  15. ^ 2016 RESULTS”. www.ultratrailmtfuji.com. 2018年4月16日閲覧。
  16. ^ UTMF 2018 cource map”. www.ultratrailmtfuji.com. 2018年4月16日閲覧。
  17. ^ UTMF 2018 cource map”. www.ultratrailmtfuji.com. 2018年4月16日閲覧。
  18. ^ ULTRA-TRAIL Mt.FUJI” (日本語). ULTRA-TRAIL Mt.FUJI. 2019年4月10日閲覧。
  19. ^ ウルトラトレイル・マウントフジ Ultra-Trail Mt. Fuji 2018 リザルト” (日本語). DogsorCaravan トレイルランニング・スカイランニングのオンラインメディア (2018年5月2日). 2019年4月10日閲覧。
  20. ^ UTMF 2019 cource map”. www.ultratrailmtfuji.com. 2019年3月13日閲覧。
  21. ^ UTMF 2019 コースマップ変更点”. www.ultratrailmtfuji.com. 2019年3月13日閲覧。

外部リンク[編集]