ウマノスズクサ科

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ウマノスズクサ科
Aristolochia Gigantea.Serres d'Auteuil 002.jpg
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : モクレン類 magnoliids
: コショウ目 Piperales
: ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae
学名
Aristolochiaceae (Juss.) 1789
タイプ属
Aristolochia L.[1]

本文参照

ウマノスズクサ科Aristolochiaceae)は、コショウ目に属する植物である。クロンキスト体系および新エングラー体系ではウマノスズクサ目に属していた。熱帯に多く、温帯(東アジア・北米・ヨーロッパ)にかけて世界に6属約600種が分布し[2]、日本にはウマノスズクサ属カンアオイ属が自生する[3]。また、カンアオイ属をフタバアオイ属、ウスバサイシン属及びカンアオイ属などに分ける意見もある[4]は3数性をしめし、両性で、大部分は花弁がなく(一部のものは花弁3枚)、は合生して筒状(先が3裂する)、ラッパ状または細長い管状になる。おしべは6または12本のものが多い。子房下位または半下位。

分類[編集]

Lactoris fernandeziana ・ヒドノラ亜科・ウマノスズクサ亜科・カンアオイ亜科の4グループに分けられる[5]Lactoris fernandezianaラクトリス科、ヒドノラ亜科はヒドノラ科に分離することもある。

ウマノスズクサ属とカンアオイ属の区別[編集]

日本に分布するウマノスズクサ属とカンアオイ属については下記の点で区別できる。

項目 ウマノスズクサ属 カンアオイ属
植物体 つる性草本または低木 多年草
花弁 ない 普通はないが、まれに小型のものがある
左右相称 放射相称
萼片 筒状に癒着 上部は離れるが、下部は筒状または鐘形で癒着する
雄蕊 6本、柱頭に合着する 普通は12本だが、まれに6本、柱頭には合着しない

利用[編集]

精油を含み、漢方薬やヨーロッパのハーブ・民間薬として使われたものもある。しかし有害成分アリストロキア酸(腎毒性、発癌性がある)を含むものが多く、薬害が問題になった。

脚注[編集]

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  1. ^ Aristolochiaceae Juss. Tropicos
  2. ^ 菅原敬 「ウマノスズクサ科」『朝日百科 植物の世界9 種子植物 双子葉類9 単子葉類1』岩槻邦男ら監修、朝日新聞社、1997年、34頁。
  3. ^ Murata, Jin. (2006) "Aristolochiaceae", Flora of Japan Vollume IIa, K. Iwatsuki et.al. (ed.), KODANSHA, 2006, pp.366.
  4. ^ 佐竹義輔・籾山泰一 「ウマノスズクサ科」 『日本の野生植物 草本 II 離弁花類』 佐竹義輔ら編集、平凡社、1982、102頁、ISBN 4-582-53502-X
  5. ^ Aristolochiaceae in apweb”. 2014年9月30日閲覧。
  6. ^ 佐竹義輔・籾山泰一 「ウマノスズクサ科」 『日本の野生植物 草本 II 離弁花類』 佐竹義輔ら編集、平凡社、1982、102-109頁、ISBN 4-582-53502-X
  7. ^ a b 菅原敬 「ウマノスズクサ科」『朝日百科 植物の世界9 種子植物 双子葉類9 単子葉類1』岩槻邦男ら監修、朝日新聞社、1997年、38頁。
  8. ^ Sugawara, Takashi. (2006) "Asarum", Flora of Japan Vollume IIa, K. Iwatsuki et.al. (ed.), KODANSHA, 2006, pp.368-387.

参考文献[編集]

  • Murata, Jin. (2006) "Aristolochiaceae", Flora of Japan Vollume IIa, K. Iwatsuki et.al. (ed.), KODANSHA, 2006, pp.366-387.
  • 佐竹義輔・籾山泰一 「ウマノスズクサ科」 『日本の野生植物 草本 II 離弁花類』 佐竹義輔ら編集、平凡社、1982、102-109頁、ISBN 4-582-53502-X
  • 菅原敬 「ウマノスズクサ科」『朝日百科 植物の世界9 種子植物 双子葉類9 単子葉類1』岩槻邦男ら監修、朝日新聞社、1997年、34-47頁。

関連項目[編集]

ギャラリー[編集]

カンアオイ亜科[編集]

ウマノスズクサ亜科[編集]