ウサギバブル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ウサギバブル(うさぎバブル、: rabbit mania)とは、明治初期に東京府において起こったウサギに対する投機のことである。

概要[編集]

1872年、富裕層が愛玩用輸入品種に対して高値をつけ、それに一般人に引きずられウサギ売買の為のオークションがたびたび開かれた。ウサギ一羽当たりの値段が50円から数百円となることもあった。これにより家業・本業を忘れてウサギ飼育に走るものが多かった。これを危惧した東京府が、集会の禁止、ウサギ一羽に対して月1円の課税、届け出制度を布達。ウサギ飼育に関する指南書が多数出版されて、1879年、投機としてのウサギバブルは終了する[1]

東京府の対応[編集]

ウサギバブルの終息[編集]

1879年に兎税の廃止により投機ブームは冷めていった[2]

ウサギバブルの後[編集]

畜産としてのウサギの需要は伸びており、家畜としてのウサギ飼育の為の指南書が複数出版された。これにより、ウサギ飼育の為のコストやキャピタル・ゲインが予測できるようになり、これに見合った投資が行われるようになった[3]

出典[編集]

  1. ^ 明治の兎バブル”. 青山經濟論集, 2013年. 2017年4月4日閲覧。
  2. ^ リスクと税制 第2章 バブルと税制:再考”. 証券税制研究会編, 2016年. 2017年4月4日閲覧。
  3. ^ リスクと税制 第2章 バブルと税制:再考”. 証券税制研究会編, 2016年. 2017年4月4日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]