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ウサギギク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウサギギク
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: ウサギギク属 Arnica
: エゾウサギギク
A. unalascensis
変種 : ウサギギク
var. tschonoskyi
学名
Arnica unalascensis Less.
var. tschonoskyi Kitam. et Hara (1933)

ウサギギク兎菊学名Arnica unalascensis var. tschonoskyi)は、キク科ウサギギク属多年草高山植物。別名キングルマ(金車)。

基本変種はエゾウサギギク A. unalascensis var. unarascensis である。

分布

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本州中部以北・北海道千島列島アリューシャン列島の日当たりのよい亜高山帯から高山帯に分布し、草原や礫地に生育する[1]。花期は7~8月。

形態

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全体に短い縮毛が密生する。茎は分枝せずに直立し、高さ15~35cmになる。根茎は太く、長く横に這う[2]

根生葉は開花する時には枯れていることが多い。茎葉は2~3対が対生し、下部のものは長さ6~12cm、幅2~4cmのさじ形で縁に小さい鋸歯があり、先は鈍形で基部は狭まって柄に続き茎を抱く。ウサギギクの和名は、この葉の形がウサギの耳を思わせることに由来する[2]

花茎の先に直径3.5~6cmの鮮黄色~橙黄色の花を上向きに1個つける[2]

総苞は半球形、総苞片は披針形で2列に並び、頭花は外側1列の舌状花と中の筒状花からなる。筒状花の花冠は暗黄褐色、長さ6~7mmで筒部に短い軟毛が散生し、先は5裂してときに裂片にも毛がある[2]

葯は黒紫色、花柱は2裂し花柱の枝は鈍頭。舌状花は長さ2cm、幅5~8mmで先は3裂する[2]

痩果は長さ4~5mm、幅1mmの円柱形で細毛がある。冠毛は褐色で1列、長さ5.5~7mmで、毛には微短毛がある[2]

近縁種

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脚注

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出典

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  1. ^ ウサギギク 兎菊”. 2025年8月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e f ウサギギク(キク科)[兎菊]”. 2025年8月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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