ウコン (サクラ)
ウコン | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Cerasus lannesiana 'Grandiflora' A. Wagner[1] |
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シノニム | ||||||||||||||||||||||||
Cerasus serrulata 'Grandiflora'[2] |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
ウコン(鬱金) |
ウコン(鬱金)は、サクラの栽培品種である。開花時期はソメイヨシノより遅めの4月中旬頃(東京)[2]。
特徴[編集]

日本花の会 結城農場 桜見本園にて
花弁に葉緑体をもつなど性質はギョイコウ(御衣黄)に似ているが、色は緑色が弱く淡黄色である。数百品種あるサクラのうちで唯一、黄色の花を咲かせるサクラである。花弁数が15~20枚程度の大輪の八重咲きである。また、ギョイコウのように花弁は厚くなく、気孔もない。樹形は高木の盃状。
名前は、ショウガ科のウコンの根を染料に用いた鬱金色に由来し、それらと混同されないよう「鬱金桜」あるいは「鬱金の桜」と呼ばれることもある。また、別名として「黄桜」「浅葱桜(浅黄桜)」などがあるが、これらの別称はギョイコウを指すこともあり、また、ウコンやギョイコウとは別の一品種とされることもある[要出典]。ウコンの花は日本国外でも人気が高い[3]。
出典[編集]
- ^ 勝本俊雄 『日本の桜 増補改訂版』 学習研究社、2009年、ISBN 978-4-05-403796-0
- ^ a b 大場秀章・川崎哲也・田中秀明 『新日本の桜』 山と溪谷社、2007年、ISBN 978-4-635-06192-6
- ^ 大原隆明 『サクラハンドブック』 文一総合出版、2009年、ISBN 978-4-8299-0181-6