ウォッチドッグス2

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Watch Dogs 2
ウォッチドッグス2
ジャンル アクションアドベンチャー
対応機種 PlayStation 4
Xbox One
Microsoft Windows
開発元 ユービーアイソフトモントリオール
発売元 ユービーアイソフト
メディア [PS4/XBOne]BD-ROM
[Win]DVD-ROM,ダウンロード販売
発売日 アメリカ合衆国の旗 2016年11月15日
日本の旗 2016年12月1日
対象年齢 CEROZ(18才以上のみ対象)
ESRBM(17歳以上)
PEGI18
コンテンツ
アイコン
暴力、犯罪
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ウォッチドッグス2』(Watch Dogs 2) は、ユービーアイソフトモントリオールが開発したオープンワールドアクションゲーム。『ウォッチドッグス』の続編。対応プラットフォームはWindowsPlayStation 4Xbox One

海外版は2016年11月15日[1]、国内版は12月1日[2]に発売された。

概要[編集]

舞台は前作のシカゴからサンフランシスコへと移り、前回のハードボイルドな雰囲気から西海岸らしく開放的な街並みの構成となっている。 プレイヤーは基本的にサードパーソン視点で主人公・マーカスを操作し、ゲームを進める。 本作の主人公・マーカスが所属するハッカー集団「デッドセック(DedSec)」は前作にも登場した団体であり、エイデンやT-ボーンといった前作からの登場人物も何人かは引き続き登場する。

それぞれのミッションを完了する方法は一通りではなく、ある時はドローンで密かに侵入したり、ある時は銃火器で正面から突破して行くなど、プレイヤーそれぞれのスタイルでミッションを攻略することが可能。ミッションを攻略するたび、デッドセックのフォロワーが増えていき、フォロワーが増えるほどゲーム上の様々な要素が解除されていく仕組みになっている。

また本作ではオンライン要素も充実しており、インターネットで繋がった他のプレイヤーと様々な遊びができる。ある時は一緒にミッションをクリアしたり、またある時は警察に加担して他のプレイヤーの逮捕に協力するなど、前作に比べて、遊びの幅が広がっている。

2016年6月には『ウォッチドッグス』と『ウォッチドッグス2』の映画化が決定された[3]

ストーリー[編集]

『ウォッチドッグス』から3年後の2016年。前作に登場した都市管理システムctOSのアップデート版であるctOS 2.0が支配するサンフランシスコ。

このシステムの機能のひとつである犯罪予知機能に誤認識されてしまった主人公マーカス・ホロウェイは、これをきっかけに犯罪ハッカー集団「デッドセック」(DedSec)に加わり、持ち前のハッキング能力を駆使しこの高度なシステムに立ち向かうこととなるのであった。

登場人物[編集]

デッドセックおよびその協力者[編集]

マーカス・ホロウェイ(Marcus Holloway)
日本語版声優:内田夕夜
本作の主人公。サンフランシスコオークランド出身。24歳の黒人男性。「Retr0」の名で知られる凄腕のハッカー。優れた運動神経で前作よりも素早い動き(パルクール)で街中の障害物や屋上等スムーズな高速移動を得意とするほか、サンダーボールという名のビリヤードの的球にパラコードを繋げて振り回すといった近接戦闘にもたけている。スマートフォン以外にもドローンラジコンを用いて攻撃やハッキングを行うことが出来、今回のctOS2.0では車両をハッキングして遠隔操作し敵に突っ込ませるといった戦法も可能となっている[4]
レンチ(Wrench)
日本語版声優:杉山紀彰
デッドセックの戦略担当。眼の部分がドット式のデジタルスクリーンになったフェイスマスクを着けており、眼を絵文字の様にして様々な感情を表現する。マスクにはボイスチェンジャー機能もあり、甲高い声で話す。自ら改造したレンチjrというエモーショナルロボットも登場する。
シターラ・ダーワン(Sitara Dhawan)
日本語版声優:浅川悠
デッドセックの広報・情報担当。サンフランシスコ出身の女性メンバー。マーカスに携帯電話で指示や情報を送る。元DJでアートを手掛けることもあり、彼女の作品はハッキングを風刺するような内容のものが多い。
ジョッシュ・ソーチャック(Josh Sauchak)
日本語版声優:橋本雅史
デッドセックのハッキング担当。内気な性格で他人とコミュニケーションを取るのは苦手とする一方、あらゆるシステムでも破るハッキングの腕前を持つ。
ホレイショ・カーリン(Horatio Carlin)
日本語版声優:柏野昌俊
デッドセックの作戦立案担当で、サンフランシスコ・デッドセックを立ち上げリーダーとなった。表向きはヌードル(nudle)社の社員である。
レイモンド・ケニー(Raymond "T-Bone" Kenney)
日本語版声優:山路和弘
別名「Tボーン」。第1作から引き続き登場するキャラクターで、今作ではハッキングやctOSに関する自身の卓越した能力や知識を用いて、デッドセックに協力する。

その他[編集]

ミランダ・コメイ(Miranda Comay、)
日本語版声優:咲野俊介
トランスジェンダーの市会議員。マーカスとは家族ぐるみで長い付き合いがある。
ドゥシャン・ネメック(Dušan Nemec)
日本語版声優:藤原啓治
若くして成功を収めた、ブルーム(Blume)社の最高技術責任者。同社が開発・運営を行うctOSの全てを掌握しており、マーカスが属するデッドセックを潰そうとたくらんでいる。
レニ(Lenni)
日本語版声優:橘U子
デッドセックのライバル組織「プライム8」のメンバー。ドゥシャンから大金を積まれ、デッドセックのサーバーをダウンさせた。
エイデン・ピアース(Aiden Pearce)
前作の主人公。本作ではサイドミッションで少し登場するが、町を散策していると何処からか彼の声が聞こえてくる。

マルチプレイ[編集]

今作でもシングルとマルチのシームレスな世界は健在であり、シングルプレイ中の街中に他のプレイヤーが潜伏していることもある。また、侵入要素や対戦のほか今回はCo-op機能(協力プレイ)も存在する。

オンライン協力 (ONLINE COOP)
今作では協力プレイが標準搭載される。シングルモードの協力プレイに加え、各種アクティビティの同時プレイや協力プレイ専用ミッションも用意されている。
オンラインハッキング (ONLINE INVASIONS)
前作に引き続き登場。今作ではドローンやラジコン、車両ハッキングなど新たな要素が存在するため前作とは異なる戦略が要求される。基本的なルールはこちらを参照ウォッチドッグス#マルチプレイ
バウンティハンター (BOUNTY HUNTER)
今作から登場する新たなモード。警察に追われるなど反社会的な行為を続けるプレイヤーは自動的にバウンティ(賞金首)となり、最大3人の他のプレイヤーの標的となるのでこれを撃退しなければならない。バウンティハンター側のプレイヤーはバウンティを倒すことで大きな報酬を獲得できるが、バウンティ側のプレイヤーがハンターを倒せば更に多くの報酬を得ることができる。また問題を起こさずともゲーム内のアプリを使用し自らバウンティとして名乗り出ることもできる。

用語[編集]

ctOS 2.0(シー・ティー・オーエス・2.0)
ウォッチドッグスの世界において、あらゆる機器に導入されているオペレーティング・システム。前作の主人公によって破壊されたctOSの次世代版。前世代のctOSに比べ、機能がより拡充されており、主人公が序盤で本システムをハッキングした後、以下のように様々なことができるようになっている。
・他人の携帯を鳴らす
・他人の携帯を爆発させる
・他人の車を無人・有人問わず操作する
・不特定多数の車を同時にハッキングして操作をする
・偽の犯罪の証拠を他人のデータに埋め込み、警察にその人物を逮捕させる
ブルーム社(Blume Corporation)
システムの開発・運営を行う大手IT企業。パソコンや携帯端末のオペレーティング・システムや、ネットワーク管理の警備システムなど、あらゆるインフラシステムの提供・運営を行っており、そのシステムに自社のctOS 2.0を導入している。
Nudle社のロゴ。Googleのロゴと極似している。
ヌードル社(Nudle)
IT系の大企業で、ウォッチドッグスの世界におけるGoogleGoogle マップと同じような地図サービスである「Nudle Maps」や、検索エンジンである「Nudle Search」を手がけるなど、系列のサービスを多く開発している。Nudle Mapsを用いて、主人公は本作の舞台であるサンフランシスコの地図を確認できる。本社はシリコンバレーにあり、本作のミッションで会社内に潜入することができる。その実態は利用者の検索履歴や居場所などの情報を集め、そのデータをブルーム社などに不正に提供をしていた。
ホーム・エレクトロニクス社(haum Electronics Inc,)
トースターから、ドアの鍵、テレビ、空調システムに至るまで、家の設備をインターネットにつないで自動化することにより、居住者の生活をより快適にするスマートホームの技術や商品・サービスを提供する大手企業。その実態は居住者のあらゆる生活情報を集め、そのデータをブルーム社やヘルスケアの企業などに不正に販売・提供をしていた。
インバイト社(Invite Corporation)
サンフランシスコ市内に本社を置く大手ソーシャルメディア。社屋などはTwitterの本社をモデルにしているが、サービス内容はFacebookに近い。フィードやコンテンツを偏向・操作することによって利用者を煽情し、マーク・スラス下院議員に投票させようとしていた。
ニュードーン(New Dawn)
サンフランシスコに本部を置く宗教団体。当初は誰からも相手にされない無名の団体だったが、ジミー・シスカなどの著名人を広告塔に利用し規模を拡大、現在ではアメリカ国内だけで1500万人の会員、北米に1200以上の施設を持つ巨大な宗教団体となった。教団の行動を疑問に思った信者らを隔離したうえで再教育を施している事などの汚い秘密をデッドセックに暴露される。

評価[編集]

ファミ通は発売1週間前に組んだ特集記事の中で、「主人公を復讐者から若いハッカーに変更し、前作に少しだけ登場したハッカー集団『デッドセック』を物語の中心に据えたことで、よりキャッチーでポップな作品に仕上げることに成功した」と評価している[5]

出典[編集]

外部リンク[編集]