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ウィンターの法則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ウィンターの法則(ウィンターのほうそく、英:Winter's law)は、バルト・スラヴ語派における印欧祖語音韻推移を示す法則であり、短母音*/e, o, a (< PIE h₂e), i, u/が非帯気の有声破裂音の前で長くなり、かつその音節がアキュートアクセントを得ることである。

ドイツ人学者のWerner Winterが1978年に提唱した。

ウィンターの法則は、非帯気の有声破裂音の前でのみ作用していることから、バルト・スラヴ祖語で有声音の帯気音と非帯気音が合流する前にこの法則は作用したと分かる。

また、古い */a (< h₂e) は /ā/ に、古い /o/ は /ō/ になったことから、バルト・スラヴ祖語で/(h₂e ) > a/と/o/ が合流する前にこの法則は作用したとも分かる。

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PIE *sed- 「座る」> PBS *sēˀstei(*sēˀd-tei)、リトアニア語 sė́sti、古教会スラヴ語 sěsti

PIE *h₂ébōl 「りんご」> PBS *āˀbōl、標準リトアニア語(対格)óbuolį

批判

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この法則には例外が多いという批判がある。

Patri(2006)は、この法則の例外はあまりにも多様かつ膨大で、音韻論的な法則として成立させることは不可能だと批判した。

参照

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参考文献

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