ウィレム・クラース・ヘダ

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ウィレム・クラース・ヘダ(Willem Claesz Heda、生年は1593年か1594年、没年は1680年から1682年の間)は17世紀のオランダの画家である。「バンケッチェ(banketje:晩餐図)」などの静物画で知られる。

ウィレム・クラース・ヘダ作 『蟹のある朝食』 (1648)


略歴[編集]

ハールレムに生まれた。父親は建築家で、叔父に画家のコーネリス・クラース・ヘダ(Cornelis Claesz Heda)がいた[1]

豪華な食事の並んだ食卓を描く、静物画「バンケッチェ(banketje:晩餐図)」を描いたハールレムの画家、ニコラース・ヒリス(1595年–1632年)もしくはフロリス・ファン・ダイク(1575年頃 - 1651年)から影響を受けている。1631年にハールレムのサンルカ画家組合に入会し、後に組合の会長を務めたが生涯についてはほとんど知られていない。肖像画や宗教画も描いたが、ファン・ダイクらと同じように食卓や食器、食材などを題材にした静物画で知られていてる。精緻な質感の描写など高度な写実性で知られる。

息子のヘリット・ウィレムス・ヘダ(Gerrit Willemz Heda)やマールティン・ブレーマ・デ・ストンメ(Maerten Boelema de Stomme)らの弟子がいた。

作品[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • Ernst Gombrich, Dizionario della Pittura e dei Pittori, Einaudi Editore, 1997
  • Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Heda, Willem Claasz". Encyclopædia Britannica. 13 (11th ed.). Cambridge University Press. p. 196.