ウィルソン・イップ

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ウィルソン・イップ
葉偉信
プロフィール
出生: 1965年10月23日(51歳)
出身地: 香港の旗 香港
職業: 映画監督映画プロデューサー脚本家
各種表記
繁体字 葉偉信
簡体字 叶伟信
拼音 粤拼:jip6 wai5 seon3
拼音:yè wĕi xìn
和名表記: ウィルソン・イップ
英語名 Wilson Yip
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ウィルソン・イップ(葉 偉信、: Wilson Yip、1965年10月23日 - )は、香港映画監督映画プロデューサー脚本家

来歴[編集]

映画『悪漢探偵』などで知られるシネマ・シティ(新藝城電影公司)の裏方として1985年にキャリアをスタート。最初の仕事はメッセンジャー・ボーイであった[1]。助監督を経験したのちの1995年、『夜半一點鐘(原題)』で監督デビュー。1999年『オーバー・サマー 爆裂刑事』で第6回香港電影評論学会大奨の推薦電影に選ばれ、最優秀脚本賞を受賞[2]。2000年には『ジュリエット・イン・ラブ』がヒット。翌年、香港のアカデミー賞にあたる香港電影金像奨において最佳導演(最優秀監督賞)にノミネートされた[3]

ホラーやコメディ、ラブストーリーなどジャンルにとらわれない作風でスマッシュヒットを飛ばしたが、その名を一躍有名にしたのはドニー・イェンと組んだ一連のアクション映画『SPL/狼よ静かに死ね』『導火線 FLASH POINT』やイップ・マン二部作である。2008年公開『イップ・マン 序章』では第28回香港電影金像奨の最佳導演にノミネート。受賞は逃したが、作品は最佳電影(最優秀作品賞)を獲得した[4]。その後のパート2である『イップ・マン 葉問』は前作を超えるヒットを記録し[5]、第30回香港電影金像奨の最佳導演に再びノミネートされている。

そのイップ・マンシリーズの続編『葉問3(原題)』については過去何度も制作についての噂が取り沙汰されていたが、ウィルソン・イップ監督、ドニー・イェン主演で撮影されることが2014年3月正式に発表[6]。2015年12月24日より香港を皮切りにアジア、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど25カ国以上で公開され、とりわけアジアでは前2作の成績を大幅に更新するメガヒットとなった[7]

この『葉問3』に関してのインタビューで、ウィルソン・イップについてドニー・イェンはこう語った。「僕は、ウィルソンが業界で過小評価されてしまっている1人だと思っている。僕が彼と働き理解できたことは幸運でした。彼は非常に寡黙で喋り方もとてもソフト。俳優達が経験してきたほど多くは語らないので、初めての人はとまどうかもしれない。彼は心構えができた俳優を望んでいます。俳優がどうすればいいかを尋ねれば「そうじゃなくて、あなたが直したいと思う事は何?」と言うだろう。映画全体、そして役を分った上で、俳優が自ら見つけることを好み、そう出来るようにするのです。僕は彼と働くのが好きで、その作品が好きだ。ウィルソンは特別な監督です」[8]

監督作品[編集]

主な受賞歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 策劃:解讀魔法師葉偉信 15年周旋四大類型片”. 北京新浪網. 2016年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月30日閲覧。
  2. ^ 1999年度香港電影評論學會大獎得獎名單公佈”. 香港電影評論學會. 2000年2月17日閲覧。
  3. ^ 第20屆香港電影金像獎得獎名單”. 香港電影金像獎 Hong Kong Film Awerds. 2001年5月1日閲覧。
  4. ^ 《叶问》夺得最佳影片 香港电影百年经典再现”. ent.QQ.com. 2014年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年4月19日閲覧。
  5. ^ Hong Kong box office soars in 2010”. FILM BUSINESS ASIA. 2011年1月4日閲覧。
  6. ^ 製作費無上限拍3D《葉問3》 甄子丹自謙收三千萬Yen做片酬”. 香港文匯報. 2014年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月26日閲覧。
  7. ^ 海外で「最も売れた中国語映画」に!人気シリーズ最新作「イップ・マン3」、各国で新記録を樹立―香港”. レコードチャイナ. 2016年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月24日閲覧。
  8. ^ EXCLUSIVE: Now and Yen – What Donnie did next…”. impactonline.co. 2016年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月2日閲覧。

外部リンク[編集]