イーゴリ・ジューコフ

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イーゴリ・ミハイロヴィチ・ジューコフ(Igor Mikhailovich Zhukov、ロシア語: Игорь Михаилович Жуков)、1936年8月31日 - )はロシアピアニスト指揮者レコーディング・エンジニア

ニジニ・ノヴゴロドに生まれるが、翌年、家族に連れられモスクワに移る。4年後に、第二次世界大戦中の戦乱を避けてキーロフ(ヴャートカ)に疎開せざるを得なくなる。戦後にモスクワに戻り、1955年よりモスクワ音楽院に学ぶ。当初はエミール・ギレリスに、その後ゲンリフ・ネイガウスに師事した。パリロン=ティボー国際コンクールで第2位に入賞した後、1960年に音楽院を卒業する。

ジューコフは、数多くの録音を発表しており、中でも2度にわたるスクリャービンのピアノ・ソナタ全集は名高い。録音技術そのものにも情熱を持って関心を寄せており、「私は録音技師のなかで最高のピアニストなのであり、ピアニストのなかで最高の録音技師なのだ」と発言したことがある。

ピアニストとしての活動以外では、モスクワ室内管弦楽団を率いて、1994年に引退するまで指揮者として活動した。また室内楽奏者としては、ヴァイオリニストのグリゴリー・フェイギンやチェリストのヴァレンティン・フェイギンとともに、1963年にジューコフ・ピアノ三重奏団を結成し、1980年まで、古今の幅広いレパートリーによって演奏・録音に取り組んだ。

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