インピーダンスミスマッチ

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インピーダンスミスマッチとは、情報工学において概念や構造の異なる2分野の領域の間で発生するギャップのこと。多くの場合、オブジェクト指向プログラミングリレーショナルデータベースとのギャップを指す。[1]システム開発上、煩雑となりがちで生産性が著しく低下する要因として挙げられる。主に、この問題を解決するO/Rマッピングなどの手法を説明する文脈で用いられる。

概要[編集]

オブジェクト指向プログラミングリレーショナルデータベースは異なるデータモデルを持つ。リレーショナルデータベース関係モデルは整合性を重視した2次元表の構造を持っており、データ同士は関係(リレーション)によって表現される。一方オブジェクト指向プログラミングのデータはひとまとまりのオブジェクトとして扱われ、関係モデルにおける関係と同じような構造を持つとすれば、オブジェクト指向としての恩恵が得られるモデル設計ができない。逆も然り、オブジェクトモデルをリレーショナルデータベースで実現しようとすると、整合性が損なわれたり、関係が表現できなくなる。このデータ構造や概念の隔たりがインピーダンスミスマッチと呼ばれる。

解決手法[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 山田 祥寛 (2014/9/20). ASP.NET MVC 5 実践プログラミング. 秀和システム.