インドネシア語のスラング

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インドネシア語のスラング(インドネシアごのスラング、bahasa gaul(バハサ ガウル)又は bahasa prokem(バハサ プロケム))は、主にインドネシア都市地域で話されている非形式な言語である。インドネシアの俗語は、インドネシア語が、非公式に枝分かれしてできたものである。

bahasa gaul とは「言語の社交化」という意味で、ガウルとは「社交的になる」という意味である。この言葉は、1990年代後半に作られた。

一方、bahasa prokem は、1980年代前半につくられ、それは「ギャング又は自由人の言葉」という意味で、オランダの "preman" (:freeman,:vrijmann) から来た言葉で、それはギャングという意味である。

歴史[編集]

インドネシアの俗語は、主に流行のマスメディアラジオテレビ映画など)、十代の雑誌や、流行の文化雑誌などの特定範囲な出版物で使われている。インドネシアの俗語は、公式な場での話し言葉を除いた、毎日の生活で話される話し言葉だと推定されている。インドネシアの俗語が公式な場で使われる事は、極めてまれである。

インドネシアの俗語は常に変化し続け、流行の移り変わりにより、たくさんの単語がすぐに時代遅れになる。

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-kanや-iにあたる言葉が"-in"に変わる。

  • mendengarkan 「聞く」 > nengerin
  • mempelajari 「~を学ぶ」 > ngajarin

meN-がN-(鼻音)に変わる。(ジャワ語、スンダ語の影響)

  • menarik 「面白い」 > narik
  • mencuri 「盗む」 > nyuri

aiとauがそれぞれeとoに変化する。

  • satai 「焼き鳥」 > sate
  • kalau 「もし(英.if)」 > kalo

「~ね」、「~だよ」、「~じゃない?」のような終助詞が豊富である。

  • Iya kan? 「そうだろ?」
  • Iya gak? 「そうでしょ?」
  • Iya dong! 「そうなのよ!」
  • Iya lho! 「そうなんだよ!」
  • Iya kali? 「そうじゃないかな?」

地方によるバリエーション[編集]

ジャカルタの場合、ベタウィ語ジャワ語などといった周辺の諸言語の影響を受けており日本の首都圏方言と同じようにマスメディアを通して全国に広がっている。一方スマトラのメダン市で話されているスラングの場合、バタック語、華僑の中国諸方言(ビン南語)、近隣のマレー語の影響を受けている。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]