イブン・ファキーフ・ハマダーニー

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イブン・ファキーフ・ハマダーニーابن فقیه همدانی‎)は、9世紀末から10世紀頃のペルシアの文人である。『キターブ・アフバール・ブルダーン』という地誌(歴史の叙述が多い地理書)の大著がある。ヒジュラ暦255年(西暦868年/西暦869年)頃ハマダーンに生まれ、330年(西暦941年/西暦942年)あるいは340年(西暦951年/西暦952年)ごろに没した。全名は、アブー・バクル・シハーブッディーン・アフマド・ブン・ムハンマド・ブン・イスハーク・ブン・イブラーヒーム・アフバーリー・ハマダーニー(ابوبکر (یا ابوعبدالله) شهاب‌الدین احمد بن محمد بن اسحاق بن ابراهیم اخباری همدانی‎)。クンヤはアブー・アブドゥッラーという説もある。[1][2]

著作[編集]

  • 著作はアラビア語で書いた。『キターブ・アフバール・ブルダーン』(اخبار البلدان‎)は地理書。ヒジュラ暦290年頃に書かれ、ジーハーニーペルシア語版など他の文人の著作からの引用も多い。後世の文人、例えばムカッダスィーペルシア語版ヤアクービーに頻繁に引用された。
  • 『ズィクル・シャウラーウル・ムフダシーン・ワル・バラガーウ・ミンフム・ワル・マフフーム』(ذکر الشعراء المحدثین و البلغاء منهم و المفهمین‎)は同時代の詩人の名を挙げて、その思想を論じる詩論である。

出典[編集]

  1. ^ Donzel, E. J. van (1 January 1994). Islamic Desk Reference. BRILL. p. 147. ISBN 90-04-09738-4. "Ibn al-Faqih: Persian author of a geography written in Arabic; ixth c. In his only surviving work The Book of the Countries, he describes his native town Hamadan and the countries of Iran, Arabia, Iraq, Syria, Egypt, Rum, Jazira, Central Asia, Nubia and Abyssinia. North Africa, al-Andalus and Sudan are given merely a brief résumé." 
  2. ^ بزرگان و سخن سرایان همدان، جلد اول، ص ۱۳۸