イブラヒーム・メフレブ

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イブラヒーム・メフレブ
إبراهيم محلب
生年月日 (1949-04-12) 1949年4月12日(75歳)
出生地 エジプトの旗 エジプトカイロ
出身校 カイロ大学
所属政党国民民主党→)
無所属

エジプトの旗 エジプトの首相
内閣 第1次メフレブ内閣
第2次メフレブ内閣
第3次メフレブ内閣
在任期間 2014年3月1日 - 2015年9月19日
代行: 2014年3月1日 – 2014年6月17日
元首 アドリー・マンスール
アブドルファッターフ・アッ=シーシー

住宅相
内閣 ハーゼム・エル=ベブラーウィー内閣
在任期間 2013年7月16日 - 2014年3月1日
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イブラヒーム・メフレブ1949年4月12日 - )は、エジプト政治家官僚。元エジプト首相。

経歴[編集]

エジプト最大の建設会社の元代表の一人であり、ホスニー・ムバーラク大統領退任時は国民民主党の党員であった[1]ハーゼム・エル=ベブラーウィー首相が公共バスのストなどで経済政策の批判を浴び辞任した後、アドリー・マンスール暫定大統領により2014年3月1日に首相に任命された[2]

アブドルファッターフ・アッ=シーシー大統領就任後も他の閣僚と共に留任した[3]。就任後の11月29日、パレスチナ自治区ガザ地区との境界沿いに幅500メートル、長さ10キロに及ぶ「緩衝地帯」を設置する決定を下し、家屋の取り壊しを開始した。ガザからの武装勢力の侵入と、エジプトからガザへの武器密輸を防ぐためとしている。その際、中東通信(MENA)を通じて「対象地域の住民が自主的に立ち退かない場合、家財は没収する」と宣言した[4]

人物[編集]

既婚者であり、英語フランス語が話せる[5]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

公職
先代
ハーゼム・エル=ベブラーウィー(暫定)
エジプトの旗 エジプト・アラブ共和国
首相

2014年3月1日 - 2015年9月19日
次代
シェリーフ・イスマイール