イドリース2世
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イドリース2世 | |
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イドリース朝第2代君主 | |
在位 | 791年 - 828年 |
出生 |
791年/793年10月15日 |
死去 |
828年 |
子女 |
ムハンマド・イブン・イドリース ウマル カースィム |
王朝 | イドリース朝 |
父親 | イドリース1世 |
母親 | カンザ |
イドリース2世(791年/793年10月15日[1] - 828年)は、モロッコを支配したイドリース朝の第2代君主(在位:791年 - 828年)。イドリース朝の全盛期を創出した英主である。
生涯[編集]
父は初代のイドリース1世である。生母はベルベル人奴隷で[1]、妾腹の息子だと伝わっている。791年(793年説もある)に父が毒殺されたため、跡を継いだ。イドリース2世は王朝繁栄のために積極的な人材招聘を行い、スペインやイフリーキーヤ(チュニジア)から500人のアラブ兵を招聘してモロッコ北部のアラブ化を行った。また、モロッコ南部で敵対していたベルベル人のマスムーダ族を討って勢力を拡大した。808年(809年とも)にフェズに新都を建設し、ここにコルドバやイラワーンから移民の入植を奨励して都は大いに繁栄した[1]。
828年に死去し、跡を長男ムハンマド・イブン・イドリースが継いだ。
脚注[編集]
参考文献[編集]
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