イスラム王朝

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イスラム王朝(イスラムおうちょう)とは、ムスリム(イスラム教徒)の皇帝や国王が支配する国家である。ムハンマドの指導によりムスリムたちがイスラム教の教えの下に結束して、アラビア地域をはじめとする西アジア周辺のオリエント全域に興した国が最初で、分裂したり、新たに建国されたり、征服活動や貿易活動などにより、さまざまな地域にイスラム教が伝播し、北アフリカ東アフリカ西アフリカトルキスタンスペインインドマレーシアインドネシアにもイスラム王朝が誕生した。

中でもイスラム世界の中心的なイスラム王朝をイスラム帝国と呼ぶ。

カリフスルタンを擁する中近東に拠点を置いた中心的な大帝国を築いた正統カリフ4代とウマイヤ朝アッバース朝を代々まとめてサラセン帝国ヨーロッパで使われていた呼称)、大食で使われていた呼称)という。この大帝国をイスラム帝国と呼ぶことが多く、特にアッバース朝が真のイスラム帝国と考えることができる国家体制を築き上げた。

西アジア周辺ではイスラム教による厳格な律法が支配し、異教徒に対する団結とジハードが徹底して行われ、逆にムスリム同士及び服従した属領との間であれば寛容な政策が行われることがほぼ共通していた。そのため、ユーラシア大陸のほぼ中央を支配していた地の利も幸いして文物の交流が空前の規模で行われ、イスラムの諸帝国は世界の他の地域に比べ抜きんでた発展を遂げ、イスラム世界が世界の広い地域に広がった。のちにその技術や科学、思想が異教世界にも広がり、ヨーロッパのルネッサンスやインドのシク教などのきっかけともなった。

イスラム王朝一覧[編集]

中欧、東欧・西アジア・中央アジア(トルキスタン)[編集]

正統カリフ4代

ウマイヤ朝

アッバース朝

ブワイフ朝

サーマーン朝

ホラズム・シャー朝

セルジューク朝

ティムール朝

オスマン帝国

サファヴィー朝

アフシャール朝

カージャール朝

北アフリカ・スペイン[編集]

後ウマイヤ朝

イドリース朝

ファーティマ朝

アイユーブ朝

ムラービト朝

ムワッヒド朝

マリーン朝

マムルーク朝

サアド朝

ナスル朝

西アフリカ[編集]

マリ帝国

スンニ朝

東アフリカ[編集]

南アジア(インド)[編集]

ガズナ朝

ゴール朝

デリー・スルターン朝

奴隷王朝

ハルジー朝

トゥグルク朝

サイイド朝

ローディー朝

ムガル朝

スール朝

ニザーム王国

東南アジア(マレーシア・インドネシア)[編集]

マラッカ王国

新マタラム王国