イシカタミア

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イシカタミア
様式的起源 ムブーベ
文化的起源 ズールー人の伝統文化 20世紀初頭より
使用楽器 ボーカル
地域的なスタイル
ヨハネスブルグ - ダーバン
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イシカタミア(英:Isicathamiya)は、南アフリカズールー人の伝統文化を起源とした歌のスタイルである。ア・カペラのスタイルだとヨーロッパでは理解されている。

歴史[編集]

「イシカタミア」言葉そのものに対しては直訳はなく、由来はズールー語の動詞「cathama」(慎重に歩くこと、そっと歩く)である。イシカタミアは、ミンストレルに触発されたサウンドと、ズールー族の伝統音楽との融合による音楽とされている[1]。ズールー人のア・カペラであるムブーベ(ズールー語でライオンという意味)とは対照的である。伝統的に、ムブーベと呼ばれる音楽は大きく力強く歌うのに対し、イシカタミアはハーモニーを合わせることに重点を置く違いがある。

レディスミス・ブラック・マンバーゾなどの南アフリカのコーラスグループは、このスタイルである。イシカタミアを歌うのは伝統的に全員男性である。その歴史は20世紀初頭からで、多くの男性は祖国を離れて職を探しに都市へ向かった。部族民の多くが都会化されてしまったので、このスタイルは忘れられてしまった。

イシカタミアの大会は毎週土曜日の夜8時から翌朝8時まで、最高で30ものクワイアとともに、ヨハネスブルグダーバンで開催されている。

このスタイルが西洋に知られるきっかけは、ポール・サイモンの1986年のアルバム『グレイスランド』に収録された曲「Diamonds on the Soles of her Shoes」だった。この曲の、レディスミス・ブラック・マンバーゾの心に響く声が、サイモンを感動させた。マンバーゾの「Homeless」や「Hello My Baby」、ボブ・ディランの「Knockin' on Heaven's Door」、「Mbube」(1939年にズールー人のソロモン・リンダが作曲した曲で、その後歌詞がついた歌は「ライオンは寝ている[2]と呼ばれる[3])など、大きな人気を認知を得ていった。マンバーゾのメンバーはキリスト教徒でもあるため、「アメイジング・グレース」のようなゴスペルと、ズールー人の音楽が融合したものもある。マンバーゾは世界的に有名な南アフリカのア・カペラ・グループである。 多くの南アフリカのミュージシャンは、マホテラ・クイーンズのようにエレクトリック・ギターなどの何らかの楽器を使ったり時々無伴奏でムバカンガを歌う。

イシカタミアのミュージシャン[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Levine, Laurie (2005). The Drumcafe's Traditional Music of South Africa. Jacana. pp. 62–63. ISBN 1770090460 
  2. ^ アメリカのトーケンズが60年代前半にヒットさせ、さらに72年にロバート・ジョンがリバイバル・ヒットさせている
  3. ^ Frith, Simon, Popular music: critical concepts in media and cultural studies, Volume 4, London : Routledge, 2004. ISBN 978-0-415-33270-5. Cf. p.271
  • Veit Erlmann (1995). Nightsong: Power, Performance, and Practice in South Africa. University of Chicago Press 
  • National Public Radio: "Zulu's 'Tip-Toe' Choir Competition."

洋書[編集]