イクシオトキシン

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イクシオトキシン(ichthyotoxin)は、に対して有毒な化合物あるいは魚によって生産される毒素である。前者には藻類によって生産され大規模な魚の死を引き起こすユーグレノフィシン英語版およびプリムネシン英語版があり、後者にはハコフグ科が作るオストラキトキシンがある。

ウナギの毒素[ソースを編集]

ウナギアナゴ血清にはタンパク質性の毒素が含まれている[1]。口に入ると下痢、吐き気などの中毒症状を、目に入ると結膜炎を引き起こす[1]。また傷口に入ると炎症を起こす[1]。大量に食べると死亡することもあるが、タンパク質であるため、60.5℃程度の加熱で失活する[1]。ウナギを刺身では食べず、専ら蒲焼の形で食されるのはこのためである。

また、ウナギの皮膚粘膜にも毒素が含まれているが、これとは全く別の種類の毒である。

脚注[ソースを編集]

  1. ^ a b c d 厚生労働省. “自然毒のリスクプロファイル:魚類:血清毒”. 2012年7月5日閲覧。

関連項目[ソースを編集]