イオン・ヴォイク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

イオン・ヴォイクIon Voicu, 1923年10月8日 - 1997年2月24日)は、ルーマニアヴァイオリン奏者、指揮者[1][2]

ブカレストの生まれ。4歳からヴァイオリンに興味を持ち、ガラベット・アヴァキアンとヴァシリー・フィリップにヴァイオリンの手ほどきを受けた。14歳の時にブカレスト音楽院へ入学してコンスタンティン・ニクレスクのクラスでヴァイオリンを学び、1940年に卒業した。音楽院を卒業後はしばらくルーマニア放送管弦楽団に団員として籍を置いたが、来演したウィレム・メンゲルベルクにソリストとしての才能を見出される。1946年にはルーマニア国内で開かれた音楽コンクールに優勝し、ジョルジェ・エネスクの薫陶を受けることとなった。1954年にはアブラム・ヤンポリスキーの下でさらなる研鑽を積んだが、ヤンポリスキーの没後はダヴィッド・オイストラフに師事している。1957年には帰国し、ルーマニアを中心に演奏活動を展開。1964年にはルーマニアの国務院より人民芸術家の称号を贈られた。1965年にはカーネギー・ホールでアメリカ・デビューを果たしている。1969年にはブカレスト室内管弦楽団を創設して指揮者としても活動し、1973年から10年間にわたってジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を歴任した。

ブカレストにて死去。

主要ディスコグラフィ[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 8 octombrie 1923 - S–a nascut Ion Voicu”. 2016年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月4日閲覧。
  2. ^ independent.co.uk