イオンモール盛岡南

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イオンモール盛岡
ÆON MALL MORIOKA MINAMI
SC名称が「イオン盛岡南ショッピングセンター」、核店舗名称が「盛岡南サティ」だった時代の店舗外観(2009年7月)
地図
地図
店舗概要
所在地 020-0866
岩手県盛岡市本宮七丁目1番1号
座標 北緯39度41分1秒 東経141度7分43.2秒 / 北緯39.68361度 東経141.128667度 / 39.68361; 141.128667 (イオンモール盛岡南)座標: 北緯39度41分1秒 東経141度7分43.2秒 / 北緯39.68361度 東経141.128667度 / 39.68361; 141.128667 (イオンモール盛岡南)
開業日 2006年平成18年)9月15日
施設管理者 イオンリテール株式会社

イオンモール株式会社
敷地面積 74,684 m²
商業施設面積 57,220 m²
中核店舗 イオン盛岡南店
店舗数 ÆONと141の専門店
営業時間 店舗により異なる
駐車台数 2,389台
商圏人口 約600,000人
最寄駅 盛岡駅仙北町駅
最寄IC 盛岡南IC
外部リンク 公式サイト
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イオンモール盛岡南 (イオンモールもりおかみなみ)は、岩手県盛岡市の盛南開発地区に立地するイオンモール株式会社[1]運営のモール型ショッピングセンターである。地元では主に南イオン(みなみイオン)と呼ばれている。

SC敷地面積74,684m2、商業施設面積57,220m2駐車場収容台数は約2,400台。

概要[編集]

都市再生機構による盛岡南新都市土地区画整理事業、いわゆる「盛南開発」が進む盛岡市本宮の将来性豊かな地区で、一帯の商業の核を担っている。国道46号盛岡西バイパスとシンボルロード「杜の道」が交差する一角に位置し、盛岡駅西口と盛岡南新都市を結ぶ杜の大橋から南に約1kmほどの距離にある。また、北西に4kmほど離れた前潟地区には、イオンモール盛岡(旧・イオン盛岡ショッピングセンター)が立地する。

ショッピングセンターの構造は地上4階・地下1階建て2核1モール形式で、2006年平成18年)9月の開業当初は盛岡南サティサンデーの新業態店舗を核テナントとしていた。なお、サンデーは2009年(平成21年)2月22日に撤退した。このうち盛岡南サティは、2006年(平成18年)3月末に閉店した三本柳の店舗からの移転という見方もされているが、微妙な表現ではあるものの「新しくなった盛岡南サティ誕生」と謳われているように、再生した株式会社マイカルによる第一号店であることに加えて、イオンSCへの初出店となることから、心機一転の構えを見せる。サティを運営するマイカルの新規出店は、経営破綻前の2001年(平成13年)1月以来5年9か月ぶりとなる。

商業施設面積でイオン盛岡SCを抜き、岩手県最大級のショッピングセンターとなった。イオンモール盛岡との間違いを避けるため、広告などでは「南」の文字が大きく表示されている。

2006年10月には、当SCとイオン盛岡SCとの間を連絡するシャトルバスが運行されていた(2007年9月廃止)。

サティからイオンへ[編集]

当SCの核テナントとして、マイカルが新規開店した商業施設。マイカルにとって、会社更生後初めて開店したサティであり、初めてイオングループのショッピングセンターに併設されたサティでもある。

当SCにサティが入った経緯として、イオン盛岡ショッピングセンターにジャスコ盛岡店(現・イオン盛岡店)が核店舗として出店していたことと、下記で説明する旧盛岡南サティの実績において27年間の実績があるためである。また、イオンモール盛岡の案件が当初は盛岡(北)サティを核とするマイカル盛岡が出店する予定であったがマイカル破綻によりイオンに移ったものである。

2011年平成23年)3月1日にマイカルはイオンリテールに吸収合併され消滅。同時にジャスコとサティは店名を「イオン」に統一することになり、核店舗の盛岡南サティもイオン盛岡南店に改称された。

なお、当SCの盛岡南サティが開店する前には同県の紫波郡都南村(現・盛岡市)三本柳に同名のGMS店舗が存在した。1979年昭和54年)3月に株式会社東北ニチイ(後のマイカル東北)が「ニチイ都南店」として開店し、その後「ニチイ盛岡南店」を経て「(初代)盛岡南サティ」と改称した後、マイカルグループ破綻前にマイカル本体が経営権を譲受したのを経て、2006年(平成18年)3月31日に閉店した。その後、建物は約3年間放置されていたが、2009年(平成21年)春から夏頃に解体。跡地にはケーズデンキ新盛岡南店(運営はデンコードー)が2011年(平成23年)7月28日にオープンした。

沿革[編集]

  • 2005年平成17年)12月20日 - 起工式。
  • 2006年(平成18年)
    • 4月26日 - マイカルが「イオン盛岡南ショッピングセンター」への出店を表明。
    • 8月6日 - 「イオン ふるさとの森づくり」植樹祭を開催。
    • 9月12日 - 14日 - 「イオン盛岡南ショッピングセンター」プレオープン。
    • 9月15日 - 「イオン盛岡南ショッピングセンター」グランドオープン。
  • 2009年(平成21年)
  • 2011年(平成23年)
    • 3月1日 - 「盛岡南サティ」を「イオン盛岡南店」に改称。
    • 11月21日 - 「イオン盛岡南ショッピングセンター」を「イオンモール盛岡南」に改称。
  • 2012年(平成24年)2月20日 - 住居表示の施行により住所が「盛岡市本宮字稲荷10」から「盛岡市本宮七丁目1番1号」へ変更。
  • 2013年(平成25年)11月1日 - 管理・運営をイオンモール株式会社に移管。
  • 2019年令和元年)5月7日 - 当モール内に「イオンモール盛岡南内郵便局」が開局[2]
  • 2020年(令和2年)3月1日 - イオン東北株式会社発足に伴い、「イオン盛岡南店」食品売場をイオン東北に移管。
  • 2021年(令和3年)9月1日 - イオン東北とイオンリテール東北事業本部の統合[3]に伴い、「イオン盛岡南店」の管理・運営および衣料、住居余暇、H&BC各売場をイオン東北に移管。
  • 2023年(令和5年)11月 - イオン盛岡南店にて、使用する電力の一部に太陽光で発電した再生可能エネルギー由来の電力の活用を開始[4]

専門店[編集]

全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップ&レストラン」を、営業時間およびATM設置金融機関の一覧は公式サイト「インフォメーション」を参照。

アクセス[編集]

運行路線の詳細は公式サイト「バスのご案内」を参照。

脚注[編集]

  1. ^ 2013年10月31日まではイオンリテール株式会社
  2. ^ 開局:イオンモール盛岡南内郵便局(岩手県) 日本郵便
  3. ^ 相沢一浩「「リテール」統合のイオン東北社長 シェア東北一を目指す」『秋田魁新報』2021年9月2日、4面。
  4. ^ 藤原剣「イオン東北 電力の一部再エネに イオン大曲店など4店舗」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2024年4月5日、4面。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

動画[編集]

イオン盛岡南