イエロー・サブマリン

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イエロー・サブマリン
ビートルズサウンドトラック
リリース
録音 1967-8
ジャンル サイケデリック・ロック
オーケストラ
時間
レーベル Apple SW 153 (US)
Apple PMC7070(mono)
     PCS 7070(stereo)(UK)
プロデュース ジョージ・マーティン
専門評論家によるレビュー
  • All Music Guide 3of5.svg link
チャート最高順位
  • 2位(Billboard 200
  • 11位(オリコン1987年盤)
  • ビートルズ 年表
    ザ・ビートルズ
    (1968年)
    イエロー・サブマリン
    (1969年)
    アビイ・ロード
    (1969年)
    テンプレートを表示

    『イエロー・サブマリン』 ("Yellow Submarine") は、イギリスにおいて1969年1月17日に発売されたビートルズの11作目[注釈 1]のオリジナル・アルバムであり、アニメ映画『イエロー・サブマリン』のサウンドトラック・アルバムでもある。

    解説[編集]

    アルバム『イエロー・サブマリン』の制作は時期的にアップルの設立と重なり、充分な意欲と期間をそそぐことが出来なかった。そのため『マジカル・ミステリー・ツアー』の制作時にレコーディングされた作品や、急遽作られた作品や、既発表の「イエロー・サブマリン」と「愛こそはすべて」をA面に収録。またB面には同じくサウンド・トラックを担当したジョージ・マーティンの作品と彼のオーケストラの演奏を収録し、アルバムの収録時間を埋め合わせている。ジョージ・ハリスンは収録された新曲4曲のうち2曲が自身の作品であるにも関わらず、このアルバムを「ビートルズ史上このアルバムほど出来の悪いアルバムはないね」と酷評している。ビートルズの活動中のスタジオ・アルバムでは唯一全英・全米ともに1位にならなかった作品である。イギリスの「ミュージック・ウィーク」誌では、最高位第3位、「キャッシュボックス」誌では、最高位第3位[1]、1969年度年間ランキング第50位だった。それでも「ビルボード」誌では、最高位第2位[2]、1969年度年間ランキングは第57位、100万枚以上のセールスを記録している。

    新曲4曲に新録音の「アクロス・ザ・ユニヴァース」を加えてEPとして1968年9月にリリースする計画もあったという[3]

    1999年には映画の中で使用されたビートルズの曲だけを収録し、リミックスを施したアルバム『イエロー・サブマリン 〜ソングトラック〜』が発売されている。

    当時の英国盤にはモノラル盤とステレオ盤の2種類(当時の英国盤レコード番号:Apple PMC7070(モノラル盤)/PCS7070(ステレオ盤))があり、モノラル盤が発売された最後の作品であるが、モノラル盤はステレオ・マスターをそのままモノラル化しただけのものである[注釈 2]

    これまで未CD化だった新曲4曲のモノラル・ヴァージョンは、2009年9月9日に発売されたモノラル・ボックスの1枚『MONO MASTERS』にて初CD化された[4][5]

    ステレオ化の流れから次作の『アビイ・ロード』はステレオ盤のみの発売となる。

    なお、ステレオ盤の「オンリー・ア・ノーザン・ソング」はいわゆる疑似ステレオであり、リアル・ステレオ・ヴァージョンは『イエロー・サブマリン 〜ソングトラック〜』で初めてリリースされている。2009年9月9日に発売されたリマスター盤では、同曲のみ従来の疑似ステレオではなくモノラル・ヴァージョンで収録されている。

    アルバム・カヴァーは、'66年以降米版も英オリジナル版にほぼ準じたものになっているが、このアルバムのバック・カヴァーは大幅に異なるものだった。

    収録曲[編集]

    アナログA面[編集]

    アナログA面(演奏:ビートルズ)
    全作詞・作曲: レノン=マッカートニー(特記を除く)。
    #タイトル作詞作曲・編曲リード・ボーカル時間
    1.イエロー・サブマリン
    Yellow Submarine
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)リンゴ・スター
    2.オンリー・ア・ノーザン・ソング
    Only a Northern Song(ジョージ・ハリスン)
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョージ・ハリスン
    3.オール・トゥゲザー・ナウ
    All Together Now
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    ジョン・レノン(一部)
    4.ヘイ・ブルドッグ
    Hey Bulldog
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    5.イッツ・オール・トゥ・マッチ
    It's All Too Much(ジョージ・ハリスン)
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョージ・ハリスン
    6.愛こそはすべて - All You Need Is Loveレノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    アナログB面(演奏:ジョージ・マーティン・オーケストラ
    全作詞・作曲: ジョージ・マーティン(特記を除く)。
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.ペパーランド
    Pepperland
    ジョージ・マーティン(特記を除く)ジョージ・マーティン(特記を除く)
    2.シー・オブ・タイム
    Sea of Time
    ジョージ・マーティン(特記を除く)ジョージ・マーティン(特記を除く)
    3.シー・オブ・ホールズ
    Sea of Holes
    ジョージ・マーティン(特記を除く)ジョージ・マーティン(特記を除く)
    4.シー・オブ・モンスターズ
    Sea of Monsters
    ジョージ・マーティン(特記を除く)ジョージ・マーティン(特記を除く)
    5.マーチ・オブ・ミーニーズ
    March of the Meanies
    ジョージ・マーティン(特記を除く)ジョージ・マーティン(特記を除く)
    6.ペパーランド・レイド・ウエイスト
    Pepperland Laid Waste
    ジョージ・マーティン(特記を除く)ジョージ・マーティン(特記を除く)
    7.イエロー・サブマリン・イン・ペパーランド
    Yellow Submarine in Pepperland(レノン=マッカートニー(編曲:ジョージ・マーティン))
    ジョージ・マーティン(特記を除く)ジョージ・マーティン(特記を除く)

    脚注[編集]

    注釈[編集]

    [ヘルプ]
    1. ^ 1987年のCD化においてイギリス盤公式オリジナル・アルバムと同等の扱いを受けたアメリカ・キャピトルレコード編集アルバムの『マジカル・ミステリー・ツアー』が、2009年9月9日にリリースされたデジタル・リマスター盤において発売日順に従い9作目に順番付けられた。これにより1順番押し出されて現在11作目とされている。しかし、イギリス盤公式オリジナル・アルバムとしては10作目である。
    2. ^ したがって本作モノラル盤収録の「イエロー・サブマリン」と「リボルバー」オリジナル・モノラル盤収録のものはミキシングが微妙に異なっている。 また、本作モノラル盤収録の「愛こそはすべて」もシングル盤のものはミキシングが微妙に異なっている(アルバム『イエロー・サブマリン』の演奏時間は3分48秒であるのに対し、シングル盤のヴァージョンは3分57秒である。)。

    出典[編集]

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    1. ^ The Beatles – Full official Chart History”. Official Charts. 2018年11月4日閲覧。
    2. ^ The Beatles – Chart history”. Billboard. 2018年11月4日閲覧。
    3. ^ Everett, Walter (1999). The Beatles as Musicians: Revolver Through the Anthology. Oxford University Press. ISBN 978-0-19-512941-0. 
    4. ^ Mono Masters – The Beatles”. AllMusic. 2014年7月26日閲覧。
    5. ^ Kozinn, Allan (2009年9月2日). “Long and Winding Road, Newly Repaved”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2009/09/06/arts/music/06alla.html?pagewanted=all 2018年11月4日閲覧。 

    関連項目[編集]

    外部リンク[編集]