アーロン・ローザンド

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アーロン・ローザンドAaron Rosand, 1927年3月15日 - )はアメリカ合衆国ヴァイオリニスト[1][2][3][4]

インディアナ州ハモンドに生まれる。父親および母親は、それぞれポーランドおよびロシアからの移民であった。3歳の時にベビーシッターの歌う歌を正確に覚えてそれを歌い、音楽の才能を見い出され、[5]移住した先のシカゴで両親により音楽教育を施された。9歳の時にジャン・ピアースのコンサートに賛助出演した後、10歳でフレデリック・ストックの指揮するシカゴ交響楽団フェリックス・メンデルスゾーンヴァイオリン協奏曲を演奏して注目を集め、1940年からシカゴ音楽大学のレオン・サメティーニの下で研鑽を積んだ。1944年にカーティス音楽院に転学してエフレム・ジンバリストに師事し、1948年にニューヨークでデビューを果たした。1958年にはカーネギー・ホールで初リサイタルを開いている。演奏活動の傍らで、1981年から母校のカーティス音楽院、1986年からマネス音楽学校のそれぞれで教鞭をとるようになり、ザルツブルクやニースなどの夏期講習の講師や世界各地の国際コンクールの審査員として数多く招聘された。1950年代から1741年製のグァルネリ・デル・ジェス「エクス・コハンスキ」を使用していたが、2009年に演奏活動から退いたときに、これを手放している[6]

主な門下にベンジャミン・ボウマン、ジェシカ・リンネバック、吉田恭子等がいる。

主要ディスコグラフィ[編集]

  • Rosand, Aaron; Flissler, Eileen; Beethoven, Ludwig van (1971). Violin sonatas (complete). New York: Vox. OCLC 3946756. 
  • Rosand, Aaron; Froment, Louis de; Hubay, Jeno (1972). Concerto for violin and orchestra, op. 99. Candide. OCLC 10057904. 
  • Rosand, Aaron; Froment, Louis de; Arensky, Anton (1973). Violin concerto in A minor, op. 54. Turnabaut. OCLC 16995747. 
  • Rosand, Aaron; Reinhardt, Rolf (1975). Berlioz : reverie & caprice, op. 8 / chausson poeme, op. 25 / saint-saens : havanaise, op. 83. New York: Vox. OCLC 9609387. 
  • Rosand, Aaron; Szoke, Tibor (1975). Rosand plays Sibelius, Sarasate and Tchaikovsky. New York: Vox. OCLC 68198016. 

脚注[編集]

  1. ^ (英語) International Who's who in Music and Musicians' Directory. 7. Melrose Press. (1975). p. 764. 
  2. ^ アーロン・ローザンド - オールミュージック
  3. ^ アーロン ロザンド”. 2017年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月24日閲覧。
  4. ^ Aaron Rosand Dorothy Richard Starling Chair in Violin Studies”. 2017年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月24日閲覧。
  5. ^ Violinist.com interview with Aaron Rosand, Part 1”. 2017年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月24日閲覧。
  6. ^ Violinist.com interview with Aaron Rosand, Part 2”. 2017年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月24日閲覧。