アーサナ

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アーサナデーヴァナーガリー:आसन, āsana)とは、ヨーガ座法体位のこと。

概要[編集]

古典ヨーガについて書かれた、ヨーガ学派の根本経典である『ヨーガ・スートラ』の第2章46-48節に、アーサナ(坐法)についての記述があるが、それはあくまでも瞑想のための安定した、快適な、緊張をゆるめる座り方を推奨している記述に過ぎない。アーサナがヨーガにおける100種ほどの様々な体位を意味するようになるのは、「ハタ・ヨーガ」以降である[1]

種類[編集]

ハタ・ヨーガの教典である『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』の第1章では、計84種のアサーナ(体位)があるとされ、主なものとして、以下のアサーナが紹介されている。

(※「~・アーサナ」という名称の日本語訳は、「~坐(座)」「~体位」「~のポーズ」といった様々な訳し方があるが、汎用性を考慮し、以下では「~のアーサナ」で統一する。)

  • スヴァスティカ・アーサナ(吉祥のアーサナ)
  • ゴームカ・アーサナ(牛面のアーサナ)
  • ヴィーラ・アーサナ(英雄のアーサナ)
  • クールマ・アーサナ(亀のアーサナ)
  • クックタ・アーサナ(鶏のアーサナ)
  • ウッターナ・クールマ・アーサナ(上向きの亀のアーサナ)
  • ダヌス・アーサナ(弓のアーサナ)
  • マッチェンドラ・アーサナ(聖者マッチェンドラのアーサナ)
    アルダ・マッチェンドラ・アーサナ(半-))
  • パシチマターナ・アーサナ(背中をのばすアーサナ)
  • マユーラ・アーサナ(孔雀のアーサナ)
  • シャヴァ・アーサナ(屍のアーサナ)
  • シッダ・アーサナ(達人のアーサナ) --- ヴァジュラ・アーサナ(金剛のアーサナ)、ムクタ・アーサナ(解脱者のアーサナ)、グプタ・アーサナとも
  • パドマ・アーサナ(蓮華のアーサナ)
    バッダ・パドマ・アーサナ(締めつけた-))
  • シンハ・アーサナ(獅子のアーサナ)
  • バドラ・アーサナ --- ゴーラクシャ・アーサナ(牛飼いのアーサナ)とも

脚注・出典[編集]

  1. ^ 佐保田鶴治『ヨーガ根本経典』平河出版社 p.110

関連項目[編集]