アンモナイト (デザイン集団)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

デザインスタジオ「アンモナイト」( 英名: Studio "Ammonite" )は、かつてタツノコ・プロダクション内に存在したデザイン集団。

創業者の吉田竜夫が直轄していた独立部署「キャラクター室」を復活させる意図の下に、1983年にタツノコ・プロダクション内に設立されたデザイン分室を起源とする[1]。主にアニメーション、中でもテレビアニメーションシリーズ番組に関する制作作業に関して、和製英語でいうメカニックデザイン及び同デザインに関する設定文章構築に相当する作業を主として担当した。

スタッフは設立時から解散に至るまで一貫して小川浩、大倉宏俊、小野隆嗣の3名で構成されていた。 

後に「スタジオ・サンタクロース」[要出典]としてタツノコ・プロダクションから独立し、プロダクション・アイジー (Production I.G.) の初制作作品『赤い光弾ジリオン』などにも参加した[要出典]

天空戦記シュラト』の制作終了後に「スタジオ・サンタクロース」は解散し、各々のスタッフは個人として以後の各種アニメーション制作に関連するメカニックデザイン(同「サンタクロース」解散後はプロダクトデザインも請け負った)作業に参加している。

命名の由来とエピソード[編集]

アンモナイトの名は、頭足類アンモナイトではなく、初期のデザイン分室立ち上げ過程での制作作業に関して、不慣れ故に苦労した経験から生じた自虐的な命名である「案も無い人」をカタカナ表記(「アンモナイ"ひ"ト」)したもの。 上記で記述のとおり、制作作業は以下の役割分担で行われていた。

  1. デザインのまとめ役、小川 浩
  2. 機能を司る、大倉 宏俊
  3. アクション演出〔魅せ方〕を司る、小野 隆嗣

彼らの作業分担と実際のデザイン制作状況が『超時空騎団サザンクロス』の主要制作スタッフの目に留まり、ゾル人の情報・判断・行動(それぞれ「機能を司る・デザインのまとめ役・アクション演出〔魅せ方〕を司る」が対応する)の役割を一卵性の3生児が分担する三位一体の設定は、彼らの作業分担が参考にされている[2]

なお、後に改名した「スタジオ・サンタクロース」の命名由来も同様な成立経緯であり、「さんざん苦労す」をカタカナ表記(「サンザンクロース」→ 「サザンクロース」)に音韻変換した上で既存の固有名詞である「サンタクロース」に充当転換したものであった。

主な参加作品[編集]

参加年代順に記載。

  1. OKAWARI-BOY スターザンS
  2. 超時空騎団サザンクロス
  3. 炎のアルペンローゼ
  4. 赤い光弾ジリオン
  5. 天空戦記シュラト
  6. 宇宙の騎士テッカマンブレード(代表者「小川 浩」名義。メカ設定)
  7. ダライアス外伝
  8. 宇宙の騎士テッカマンブレードII(代表者「小川 浩」名義。メカ設定補佐)

海外作品[編集]

脚注及び出典[編集]

  1. ^ 月刊アニメック 1984年7月号 第80頁・第81頁 -「メカデザイナーの視界<5> ●スペシャリスト」
  2. ^ 小学館『THIS IS ANIMATION ザ・セレクト(10) 超時空騎団サザンクロス スペシャル・ガイドブック』メインスタッフ座談会 第109頁。

外部リンク[編集]