アンドロメダ座51番星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アンドロメダ座51番星
(51 Andromedae)
データ
元期 J2000.0
星座 アンドロメダ座
赤経 01h 37m 59.6s
赤緯 +48°37′42″
視等級 (V) +3.59等


アンドロメダ座51番星の位置

特徴
スペクトル分類 K3 III
アストロメトリー
距離 174 ± 7 光年
(53 ± 2 パーセク
絶対等級 (MV) -0.04等
他の名称
ネンブス, ペルセウス座ウプシロン星 (υ Per), BD+47°467, BS 464, FK5 52, GC 1966, HD 9927, HIP 7607, SAO 37375
Template (ノート 解説) 天体PJ

アンドロメダ座51番星(アンドロメダざごじゅういちばんせい、51 And)はアンドロメダ座の4である。オレンジ色のK型巨星で、太陽系からの距離は約170光年

歴史[編集]

この星は、「プトレマイオスの星表」や「ティコの星表」などでは、もともとアンドロメダ座に属するものとされており、ペルセウス座ファイ星とともにアンドロメダ姫の右足とされていた。

ところが、バイエルによって、ファイ星ともども隣接するペルセウスの持つ剣とされ、ペルセウス座に編入された。この星がアンドロメダ座では5番目に明るいのにもかかわらず、アンドロメダ座としてのバイエル符号を持たないのはそのためである。

その後、ヘヴェリウスによってペルセウス座からアンドロメダ座に復帰させられ、フラムスティードもこれを踏襲した。以後、2011年現在までこの星はアンドロメダ座所属ということになるが、アルゲランダーハイスはペルセウス座に組み入れていた。

星名[編集]

この星にはネンブス (Nenbus) という固有名があり、バイエルの『ウラノメトリア』やボーデの『ウラノグラフィア』に見える。しかしながら、日本において用いられた前歴はない。

ネンブスの語源について、バイエルはアラビア語源としている ("Arab. Nembus") が、アラビア語はおろかラテン語にも nembus などという語はない。