アンドレ・イグダーラ

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アンドレ・イグダーラ
Andre Iguodala
Andre Iguodala 2016.jpg
ゴールデンステート・ウォリアーズ  No.9
ポジション SG/SF
背番号 9
身長 198cm (6 ft 6 in)
体重 94kg (207 lb)
ウィングスパン 211cm  (6 ft 11 in)[1]
シューズ ナイキ
基本情報
本名 Andre Tyler Iguodala
愛称 "Iggy", "The Other A.I."
ラテン文字 Andre Iguodala
誕生日 (1984-01-28) 1984年1月28日(33歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 イリノイ州の旗 イリノイ州スプリングフィールド
出身 アリゾナ大学
ドラフト 2004年 9位 
選手経歴
2004-2012
2012-2013
2013-
フィラデルフィア・76ers
デンバー・ナゲッツ
ゴールデンステート・ウォリアーズ
受賞歴
代表歴
キャップ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2010-2012
 
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オリンピック
2012 ロンドン バスケットボール
世界選手権
2010 トルコ バスケットボール

アンドレ・イグダーラAndre Tyler Iguodala, 1984年1月28日 - )はアメリカ合衆国イリノイ州スプリングフィールド出身のバスケットボール選手。NBAゴールデンステート・ウォリアーズに所属している。身長198cm、体重94kg。ポジションは主にシューティングガード。愛称は「Iggy」、またはアレン・アイバーソンが「A.I.」と呼ばれていたことから「The Other A.I.」と呼ばれることもある。日本では、イグドラと表記される場合もある。

経歴[編集]

学生時代[編集]

イグドラは、ナイジェリア人移民の子であり、イリノイ州[[スプリ

  1. ^ Andre-Iguodala”. draftexpress.com (2004年). 2017年閲覧。...

ングフィールド (イリノイ州)|スプリングフィールド]]で生まれた。地元のランフィアー高校に進学し、3年生時にはチームを州のチャンピオンへと導き、シカゴ・サンタイムズのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選出されている。

その後アリゾナ大学に進学。華々しい活躍を見せ、パシフィック・テン・カンファレンスのフレッシュマン1stチームに選出された。さらにジェイソン・キッド以来、Pac-10カンファレンス史上2人目となるシーズン3回のトリプル・ダブルを記録している。

カレッジスタッツ [1]
チーム GP MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2002–03 アリゾナ大学 32 19.2 .381 .205 .670 4.9 2.1 1.5 0.6 6.4
2003–04 アリゾナ大学 30 32.1 .450 .315 .788 8.4 4.9 1.5 0.4 12.9
キャリア 62 25.4 .424 .274 .788 6.6 3.4 1.5 0.5 9.6

NBA[編集]

在学中にアーリーエントリー。2004年のNBAドラフトフィラデルフィア・セブンティシクサーズから全体9位指名を受けNBA入りした。このときESPNパーソナリティーのディック・ヴィテイルは「3ポイント成功率の低い彼を指名したのは失敗であろう」と発言した。これを見返すかのように、イグドラは華々しいデビューを飾った。

ルーキーイヤーとなった2004-05シーズン、いきなり全82試合に出場し、高い身体能力を駆使したダンクシュートと執拗なディフェンスで、1試合平均9得点、5.7リバウンドでシクサーズの2年ぶりのプレーオフ進出に大きく貢献した。特にアレン・アイバーソンとのバックコートコンビはファンを沸かせた。2005年の2月までは背番号が4番であったが、同チームのクリス・ウェバーが加入したことで彼にその番号を譲り背番号を9番に変えた経緯がある。

2年目の2005-06シーズン、特筆すべきは彼のフィールドゴール成功率であった。アウトサイドからのシュートが多いガードのポジションでありながら50%の成功率を誇った。またNBAオールスターウィークエンドに行われたルーキーチャレンジの2年目チームで出場し、30得点を挙げる活躍を見せMVPを受賞した。スラムダンクコンテストにも出場し、優勝こそしなかったものの、リングの斜め後方(客席)から助走し、バックボード裏側に当てトスされたボールを空中で掴みそのままダンクするという極めて高度でユニークな技を決めた。

2006-07シーズン途中、長年エースとして活躍したアイバーソンがデンバー・ナゲッツに電撃移籍し、一躍チームの中心選手となった。攻守で活躍し、平均18.2得点、5.7アシストと飛躍的な向上を見せた。翌2007-08シーズン、チームは序盤出遅れ前評判低かったものの、後半戦では最後の29試合で22勝し終わってみればプレーオフ進出を果たした。プレーオフではデトロイト・ピストンズ相手にゲーム6まで粘り、チームのエースとして文句ない活躍を見せた。

2008年オフには、6年で8000万ドル(6年目はアーリー・ターミネイション)の契約を結んだ。さらに、ロサンゼルス・クリッパーズからエルトン・ブランドを迎え入れ一気に東の強豪へと名乗りを上げて2008-09シーズンを迎えた。20011-12シーズンシーズンには、初のNBAオールスターに選出された。

2012年8月10日、トレードでデンバー・ナゲッツに移籍した。

2013年7月5日、ゴールデンステート・ウォリアーズに移籍した[2]。 これまで全試合にスターターとして出場していたが、2年目の2014-15シーズンは、ヘッドコーチがスティーブ・カーに替わり、6thマンに転向し、ウォリアーズの快進撃を支えた。チームは2015年NBAファイナルに進出し、1勝2敗で迎えた第4戦からスタメンに復帰、するとイグダーラはレブロン・ジェームスに対する激しいディフェンスで、レブロンをよく抑え(イグダーラが先発したゲームではレブロンのシューティングアベレージは38.1%[3] )、チームの流れを取り戻しその後3連勝、ウォリアーズの1975年以来のチャンピオンに貢献、ファイナルでは16.3ポイントを平均で記録、NBAファイナルMVPに選出された[4][5]

2017年のファイナルではベンチからキープレーヤーとしてプレー、第5戦では、ベンチスタートながら38分間プレー、ダンクやスリーポイントなどで20ポイントを挙げ、ウォリアーズの優勝決定に貢献した[6]。シーズン終了後の7月1日には、3年4800万ドルでウォリアーズと再契約した[7]

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ    リーグリーダー    優勝シーズン

NBAレギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2004–05 シクサーズ 82 82 32.8 .493 .331 .743 5.7 3.0 1.7 .6 1.7 9.0
2005–06 シクサーズ 82 82 37.6 .500 .354 .754 5.9 3.1 1.6 .3 1.9 12.3
2006–07 シクサーズ 76 76 40.3 .447 .310 .820 5.7 5.7 2.0 .4 3.4 18.2
2007–08 シクサーズ 82 82 39.5 .456 .329 .721 5.4 4.8 2.1 .6 2.6 19.9
2008–09 シクサーズ 82 82 39.9 .473 .307 .724 5.7 5.3 1.6 .4 2.7 18.8
2009–10 シクサーズ 82 82 38.9 .443 .310 .733 6.5 5.8 1.7 .7 2.7 17.1
2010–11 シクサーズ 67 67 36.9 .445 .337 .693 5.8 6.3 1.5 .6 2.1 14.1
2011–12 シクサーズ 62 62 35.6 .454 .394 .617 6.1 5.5 1.7 .5 1.9 12.4
2012–13 ナゲッツ 80 80 34.7 .451 .317 .574 5.3 5.4 1.7 .7 2.6 13.0
2013–14 ウォリアーズ 63 63 32.4 .480 .354 .652 4.7 4.2 1.5 .3 1.6 9.3
2014–15 ウォリアーズ 77 0 26.9 .466 .349 .596 3.3 3.0 1.2 .3 1.1 7.8
Career 835 758 36.1 .461 .333 .717 5.5 4.7 1.7 .5 2.2 14.0
All-Star 1 0 14.0 .857 .000 .000 4.0 2.0 1.0 1.0 12.0

NBAプレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2005 シクサーズ 5 5 38.4 .465 .333 .500 4.6 3.0 2.8 1.0 1.0 9.8
2008 シクサーズ 6 6 39.0 .333 .143 .721 4.8 5.0 2.2 .2 4.3 13.2
2009 シクサーズ 6 6 44.8 .449 .393 .652 6.3 6.7 1.8 .0 4.0 21.5
2011 シクサーズ 5 5 36.4 .423 .214 .714 7.0 6.8 1.0 .4 2.8 11.4
2012 シクサーズ 13 13 38.8 .384 .388 .589 5.7 3.7 1.5 .4 1.5 12.9
2013 ナゲッツ 6 6 40.5 .500 .483 .720 8.0 5.3 2.0 .3 2.8 18.0
2014 ウォリアーズ 7 7 35.4 .516 .533 .606 4.7 4.4 1.3 .3 3.0 13.1
2015 NBA FINAL CHAMP.pngウォリアーズ 21 3 30.2 .477 .354 .415 4.5 3.6 1.2 .3 0.7 10.4
Career 69 51 36.3 .440 .371 .595 5.4 4.4 1.6 .4 2.0 13.0

アメリカ代表[編集]

2010年8月、トルコで行われた世界選手権にアメリカ代表として出場。イグドラは全試合先発出場し、金メダル獲得に貢献した。


プレースタイル[編集]

NBAデビューから身体能力、体力を活かし、安定したディフェンスと、堅実なオフェンスでスターターとして定着し、キャリア平均でも35分以上の出場を果たすタフな選手の典型と言える[8]ダンクシュートの成功数がガードとしては多く、フィニッシュパターンとしてダンクを多用している。シーズン平均で15得点5リバウンド5アシスト以上の記録を何度も達成したオールラウンド・プレーヤーだが、得点では突出したスタッツは残していない[9]。 一方ディフェンスの方は、その強靭な肉体を活かした力強いディフェンスを持ち味としている。ポストアップを仕掛けられても押し負けないだけの強さを誇っており、ディフェンシブチーム選出からも、リーグでも屈指のディフェンダーであることが伺える。ディフェンスでも決して手を抜かず、攻守にわたり献身的にコートを走り回る点でも従来から評価が高かったが、シックスマン転向後に特に際立ち、スターター以外での初のファイナルMVP獲得でそれを証明した[10][11]

タイトル・受賞[編集]

  • NBAオールスター:2012
  • NBAオールディフェンシブ1stチーム:2014
  • NBAオールディフェンシブ2ndチーム:2011
  • NBAオールルーキー1stチーム:2004-05
  • NBAルーキーチャレンジMVP:2006
  • NBAファイナルMVP:2015

脚注[編集]

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  1. ^ Andre Iguodala NBA & ABA Stats, Basketball-Reference.com”. 2013年2月7日閲覧。
  2. ^ Warriors Acquire Andre Iguodala from Denver Nuggets as Part of Three-Team Trade”. NBA.com (2013年6月10日). 2015年3月10日閲覧。
  3. ^ “Andre and the Giant: How one veteran helped the Warriors turn the Finals”. SI. (2015年6月16日). https://www.si.com/nba/2015/06/16/andre-iguodala-lebron-james-nba-finals-warriors-cavaliers 2017年6月17日閲覧。 
  4. ^ “Andre Iguodala named Finals MVP after coming off bench to begin series”. (2015年6月17日). http://www.espn.com/nba/playoffs/2015/story/_/id/13096860/andre-iguodala-golden-state-warriors-named-nba-finals-mvp 2017年6月17日閲覧。 
  5. ^ “Andre and the Giant: How one veteran helped the Warriors turn the Finals”. SI. (2015年6月16日). https://www.si.com/nba/2015/06/16/andre-iguodala-lebron-james-nba-finals-warriors-cavaliers 2017年6月17日閲覧。 
  6. ^ “Coaching edge: Steve Kerr’s best move of the championship-clinching Game 5”. Mercurynews. http://www.mercurynews.com/2017/06/13/coaching-edge-steve-kerrs-best-move-of-the-championship-clinching-game-5/ 2017年6月17日閲覧。 
  7. ^ Warriors to re-sign Andre Iguodala to a three-year, $48 million contract
  8. ^ Andre Iguodala”. NBA.com (2016年). 2016年1月閲覧。
  9. ^ Andre Iguodala”. basketball-reference.com (2016年). 2016年1月閲覧。
  10. ^ Strauss, Ethan Sherwood (2015年6月16日). “Andre Iguodala named Finals MVP after coming off bench to begin series”. ESPN.com. オリジナル2015年6月17日時点によるアーカイブ。. http://www.webcitation.org/6ZLZkTHuI 
  11. ^ Moore, Matt (2015年6月17日). “Andre Iguodala's defense on LeBron helps him win Finals MVP”. cbssports.com. http://www.cbssports.com/nba/eye-on-basketball/25216834/andre-iguodala-wins-2015-nba-finals-mvp 2015年6月17日閲覧。 

外部リンク[編集]