アンドレアス・クリステンセン

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アンドレアス・クリステンセン Football pictogram.svg
Andreas Christensen 2019.jpg
チェルシーFCでのクリステンセン(2019年)
名前
本名 アンドレアス・ブトガ・クリステンセン
Andreas Bødtker Christensen[1]
ラテン文字 Andreas Christensen
基本情報
国籍  デンマーク
生年月日 (1996-04-10) 1996年4月10日(26歳)
出身地 リレレード
身長 187cm[2]
体重 78kg
選手情報
在籍チーム スペインの旗 FCバルセロナ
ポジション DF (CB)
背番号 15
利き足 右足
ユース
2004-2012 デンマークの旗 ブレンビーIF
2012-2015 イングランドの旗 チェルシーFC
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2014-2022 イングランドの旗 チェルシーFC 127 (0)
2015-2017 ドイツの旗 ボルシアMG (loan) 82 (7)
2022- スペインの旗 FCバルセロナ
代表歴2
2011  デンマーク U-16 1 (0)
2011-2012  デンマーク U-17 9 (2)
2013  デンマーク U-19 2 (0)
2013-  デンマーク U-21 21 (1)
2015-  デンマーク 58 (2)
1. 国内リーグ戦に限る。2022年6月11日現在。
2. 2022年11月9日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

アンドレアス・ブトガ・クリステンセンデンマーク語: Andreas Bødtker Christensen1996年4月10日 - )は、デンマーク出身のサッカー選手デンマーク代表FCバルセロナ所属。ポジションはDF

クラブ経歴[編集]

プロ入り前[編集]

リレレードで生まれた彼は、地元のブレンビーIFのユースに所属した。ここに8年間所属し、アーセナルFCチェルシーFCマンチェスター・シティFCバイエルン・ミュンヘンといった一流クラブから興味を持たれた。2012年2月7日には自由契約でチェルシーFCに移籍、それはアンドレ・ビラス・ボアスが監督を務めていた最後の頃であった。チェルシーを選んだ理由として彼は「自分が好きなサッカーをしていたから」と答えている[3]

2013年5月19日に行われた、2012-13シーズンの最終戦ではトップチームのメンバーに名を連ねたが、試合には出場出来なかった。この試合はラファエル・ベニテスの監督としての最終試合でもあり、エヴァートンFCを相手にしたホームゲームは2-1で勝利に終わった[4]。2013-14シーズンの前の米国へのツアーでは、トップチームのメンバーに名を連ね、それ以来プロ契約を結ぶ事となった[2]

チェルシー[編集]

プロ初出場となったのは2014年10月28日に行われた、フットボールリーグカップ4回戦のシュルーズベリー・タウンFC戦であった。この試合で右サイドバックとしてスターティングメンバーに名を連ねた彼はフル出場し、クラブの2-1の勝利に貢献した[5]。その後、2015年1月24日まで出場機会はなく、この日もまた右サイドバックとしてブラッドフォード・シティAFCとのFAカップ戦での出場であった。この試合は2-4で敗北した[6]

彼自身には出場の機会が無かったものの、チェルシーはトッテナム・ホットスパーFCを2-0で破り、フットボールリーグカップを制した。監督のジョゼ・モウリーニョは最終戦のMoMは誰かと問われた時に「シュルースベリー相手によくやったアンドレアス・クリステンセンだね。ジョン・テリー(実際のMoM)より素晴らしかったよ、何故なら我々はチームだからね。私は彼らを誇りに思うよ。」と述べた[7]

2015年4月13日、チェルシーU-19で臨んだUEFAユースリーグの決勝戦、シャフタール・ドネツク戦ではオウンゴールを献上してしまったものの、最終的には3-2の勝利に終わった。プレミアリーグでの初出場となったのは5月24日のサンダーランドAFC戦で、ミケル・ジョン・オビとの交代で12分出場し、3-1でのホームでの勝利に貢献した[8]。彼は2014-15シーズンのリーグ戦ではこの1試合しか出場が無かったものの、モウリーニョ監督はシーズンでの貢献から彼に優勝のメダルを渡すと述べた[9]

ボルシアMG[編集]

2015年7月10日にはチェルシーから1シーズンまたは2シーズンの長期契約でボルシア・メンヒェングラートバッハにレンタル移籍した[10][11]ブンデスリーガでの初得点は10月25日に行われたシャルケ04戦でオウンゴールであったが、幸いな事にチームは3-1での勝利に終わった[12]。その後もレギュラーに定着し、クラブ最優秀選手に選ばれる活躍を見せた。クラブ側はこの貢献を評価し、1425万ポンドの完全移籍オファーを出したものの、ローン元であるチェルシーが拒否。しかしローンでもう1シーズンボルシアMGに留まることとなった[13]

2016-17シーズンもCBの主力としての地位を守り、2シーズンでリーグ戦合計62試合に出場した。

チェルシー復帰[編集]

ドイツでの活躍により2017-18シーズンはローンバックされてチェルシーのトップチームの構想に含まれた。プレミアリーグ開幕節ではベンチスタートとなったもののケーヒルの退場もあり前半の早々に交代出場をすると、9月12日のカラバフFK戦に先発しチェルシーの選手としてCL初出場を果たした。

2017-18シーズンは監督のアントニオ・コンテダヴィド・ルイスを冷遇した件もあり、27試合に出場した。しかし翌シーズンからマウリツィオ・サッリが監督に就任すると再びダヴィド・ルイスが用いられたため、移籍を志願したと報じられたこともあったが本人はこれを否定した[14]

2019年8月3日、背番号を27番から4番に変更することが発表された。2020-21シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ決勝のマンチェスター・シティFC戦では、ベンチスタートとなるも、チアゴ・シウヴァの負傷により前半39分からプレー、シティの猛攻を凌ぎ切り、優勝に貢献した[15]

2021-22シーズン、チームはFAカップ決勝に進出したが、決勝のメンバー入りから外れることを自ら希望してメンバー外となった[16]、チームはその試合でPK戦の末にリヴァプールFCに敗戦。ウクライナ侵攻の影響でプーチン大統領と友好な関係があったチェルシーのオーナー、アブラモビッチ氏の資産がイギリス政府によって凍結し、契約更新ができなくなった。同シーズン終了後に契約満了に伴い退団した[17]

FCバルセロナ[編集]

2022年7月4日、FCバルセロナへの移籍が発表された。契約は2026年までの5年契約で、背番号は15番と発表された。契約解除金は5億ユーロである[18]

代表経歴[編集]

2015年6月8日、ヴィボー・スタディオンで行われたモンテネグロ代表との親善試合で69分にピエール・エミール・ホイビュルクとの交代でデンマーク代表初出場となった[19]。2017年11月15日のアイルランドとの2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選プレーオフ2ndレグで同点弾となる代表初得点を挙げ、デンマークのワールドカップ出場権獲得に貢献した。

2021年、ユーロ2020ではグループリーグ第3戦のロシア戦で79分にミドルシュートで前述のアイルランド戦以来となるゴールを挙げて勝利、逆転での決勝トーナメント進出に貢献した[20][21]

2022年11月8日、カタールW杯に臨むメンバーの1人に選ばれた[22]

個人成績[編集]

クラブ[編集]

クラブ シーズン リーグ リーグ戦 カップ戦 リーグ杯 国際大会 その他 合計
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
チェルシー 2014-15 プレミアリーグ 1 0 1 0 1 0 0 0 0 0 3 0
通算 1 0 1 0 1 0 0 0 0 0 3 0
ボルシアMG 2015-16 ブンデスリーガ 31 3 3 0 - 5 0 0 0 39 3
2016-17 31 2 3 0 - 9 2 0 0 43 4
通算 62 5 6 0 - 14 2 0 0 82 7
チェルシー 2017-18 プレミアリーグ 27 0 3 0 4 0 6 0 0 0 40 0
2018-19 8 0 2 0 4 0 15 0 0 0 29 0
2019-20 21 0 2 0 0 0 4 0 1 0 28 0
2020-21 17 0 3 0 0 0 7 0 0 0 27 0
通算 73 0 10 0 8 0 32 0 1 0 124 0
総通算 136 5 17 0 9 2 46 2 1 0 209 7

代表[編集]

  • 国際Aマッチ 47試合 2得点


デンマーク代表国際Aマッチ
出場得点
2015 2 0
2016 8 0
2017 4 1
2018 9 0
2019 8 0
2020 7 0
2021 16 1
2022 4 0
通算 58 2

タイトル[編集]

クラブ[編集]

チェルシーU-18
チェルシー U-21
チェルシー

参考文献[編集]

  1. ^ 01 February 2013 Premier League Clubs submit Squad Lists”. Premier League. 2014年12月13日閲覧。
  2. ^ a b “Christensen Chelsea Profile”. Chelsea F.C.. (2012年2月7日). http://www.chelseafc.com/teams/first-team/andreas-christensen.html 2012年2月7日閲覧。 
  3. ^ “Chelsea complete signing of 15-year-old Brondby defender Andreas Christensen on a free transfer”. Goal.com (Goal.com). (2012年2月7日). http://www.goal.com/en-gb/news/2896/premier-league/2012/02/07/2892141/chelsea-complete-signing-of-15-year-old-brondby-defender-andreas- 2012年2月7日閲覧。 
  4. ^ Phillips, Owen (2013年5月15日). “Chelsea 2–1 Everton”. BBC Sport. http://www.bbc.co.uk/sport/0/football/22499152 2014年10月28日閲覧。 
  5. ^ Chowdhury, Saj (2014年10月28日). “Shrewsbury 1–2 Chelsea”. BBC Sport. http://www.bbc.co.uk/sport/0/football/29699744 2014年10月28日閲覧。 
  6. ^ Emons, Michael (2015年1月24日). “Chelsea 2-4 Bradford”. BBC Sport. http://www.bbc.co.uk/sport/0/football/30860394 2015年1月24日閲覧。 
  7. ^ “Matic’s kit, phone calls, but no party: Chelsea's cup celebrations”. BBC Sport. (2015年3月1日). http://www.bbc.co.uk/sport/0/football/31687889 2015年3月2日閲覧。 
  8. ^ Winton, Richard (2015年5月24日). “Chelsea 3-1 Sunderland”. BBC Sport. http://www.bbc.co.uk/sport/0/football/32770811 2015年5月24日閲覧。 
  9. ^ Every Chelsea player to get a Premier League medal says Jose Mourinho | ESPN
  10. ^ “German loan for Christensen”. Chelsea. (2015年7月10日). https://www.chelseafc.com/news/latest-news/2015/07/german-loan-for-christensen.html 
  11. ^ Borussia bring in Chelsea’s Andreas Christensen on loan”. Borussia Mönchengladbach. Borussia VfL 1900 Mönchengladbach GmbH (2015年7月10日). 2015年7月10日閲覧。
  12. ^ “Borussia Monchengladbach 3-1 Schalke 04”. (2015年10月25日). http://www.espnfc.com/german-bundesliga/match/427038/borussia-monchengladbach-schalke-04/report 
  13. ^ Chelsea reject Borussia Monchengladbach bid for Andreas Christensen – Sky sources”. SkySports (2016年7月19日). 2017年9月23日閲覧。
  14. ^ チェルシーDFに退団の意思なし「そのような話をしたことがない」サッカーキング 2019年4月12日
  15. ^ Manchester City 0-1 Chelsea: player ratings from the Champions League final”. ザ・ガ―ディアン. 2021年5月30日閲覧。
  16. ^ FA杯決勝当日にチェルシーDFクリステンセンがメンバー入りを拒否していた”. 日刊スポーツ (2022年5月16日). 2022年5月16日閲覧。
  17. ^ クリステンセン、ドリンクウォーター、ムソンダ、クラーク=ソルターがチェルシー退団へ” (日本語). チェルシーFC (2022年6月10日). 2022年6月11日閲覧。
  18. ^ クリステンセン、二人目の補強” (日本語). FCバルセロナ (2022年7月4日). 2022年7月4日閲覧。
  19. ^ Olsen, Allan (2015年6月8日). “Pierre-Emile er vores panzerwagen! [Pierre-Emile is our tank!]” (Danish). Ekstra Bladet. http://ekstrabladet.dk/sport/kommentarer/allanolsen/pierre-emile-er-vores-panzerwagen/5598839 2015年6月8日閲覧。 
  20. ^ デンマークが怒涛の4ゴールでロシアに圧勝! 最下位からの大逆転で2位通過を決める”. サッカーダイジェスト (2021年6月21日). 2021年6月21日閲覧。
  21. ^ すごすぎる…。デンマーク代表DFのゴールが笑ってしまうほど半端ない! まるでネットを突き破るように ユーロ2020” (2021年6月22日). 2021年6月22日閲覧。
  22. ^ デンマークサッカー協会によるツイート

外部リンク[編集]