アントニー・マテウス・ドス・サントス
![]() | この記事の文章は不自然な表現、または文意がつかみづらい状態になっており、 |
| ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() マンチェスター・Uでのアントニー(2022年) | ||||||||||||||
名前 | ||||||||||||||
本名 |
アントニー・マテウス・ドス・サントス Antony Matheus dos Santos | |||||||||||||
愛称 | アントニー | |||||||||||||
ラテン文字 | Antony | |||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||
国籍 |
![]() | |||||||||||||
生年月日 | 2000年2月24日(23歳) | |||||||||||||
出身地 | サンパウロ | |||||||||||||
身長 | 172cm[1] | |||||||||||||
体重 | 68kg | |||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||
在籍チーム |
![]() | |||||||||||||
ポジション | FW (RW) | |||||||||||||
背番号 | 21 | |||||||||||||
利き足 | 左足 | |||||||||||||
ユース | ||||||||||||||
2010-2018 |
![]() | |||||||||||||
クラブ1 | ||||||||||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||||||||||
2018-2020 |
![]() | 48 | (6) | |||||||||||
2020-2022 |
![]() | 57 | (18) | |||||||||||
2022- |
![]() | |||||||||||||
代表歴2 | ||||||||||||||
2019-2021 |
![]() | 22 | (6) | |||||||||||
2021- |
![]() | 13 | (2) | |||||||||||
| ||||||||||||||
1. 国内リーグ戦に限る。2022年7月15日現在。 2. 2022年11月28日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
アントニー(Antony)ことアントニー・マテウス・ドス・サントス(ポルトガル語: Antony Matheus dos Santos[2]、2000年2月24日 - )は、ブラジル・サンパウロ出身のサッカー選手。マンチェスター・ユナイテッドFC所属。ポジションはFW。
「2018 Jリーグ U-17チャレンジカップ」最優秀選手。
経歴[編集]
スラム街時代[編集]
サンパウロ州オザスコのスラム街に生まれた。日本にも"スラム街"と銘打たれる場所があるが、実際は"ドヤ街であり、ブラジルのスラムは重犯罪の多発地域で全く別物である[3]。 実家の正面玄関から15歩のところに、麻薬の売人が常に商売をしていた。銃を見ることにもとても慣れており、怖くさえなかった。なぜならそれらが日常生活の一部にすぎなかったからである[4]。
その後サッカーボールを手に入れ、最初は、血まみれの足で裸足で遊んだ。子供、老人、教師、建設労働者、バスの運転手、麻薬の売人、ギャング、みんなで試合をした[5]。
この頃に隣人のトニオロが盗んでいたWIFIを貸してくれたおかげで、YouTubeを観ることができた[6]。そこで、ロナウジーニョ、ネイマール、クリスティアーノ・ロナウドのプレーをよく見ていた。トニオロは家族のように接してくれた。
11歳のとき、両親が別居。人生で最も困難な瞬間だったという。父は朝5時に家を出て仕事をして夜8時に戻ってきた。アントニーはよく父に「あなたのために走る。」と言っていた。メディアはいつも夢について「チャンピオンズリーグ?ワールドカップ?バロンドール?」と聞いてくるがアントニーの夢は、"両親を街から連れ出すこと"であった[7]。
14歳の頃は体の成長期も有り特に、空腹に悩まされた。また、感情に"激しさ"や"怒り"のようないくつかの問題を抱えており、3回、クラブから解雇されそうになった[8]。そして、3回、クラブの誰かが引き留めてくれるよう懇願した。 とても痩せており、いつも「目に血が入っている」状態でプレーしていた。本人は「これは、ストリートから来る一種の激しさ」と話した[9]。
2018年は、日本の大阪で行われた「2018 Jリーグ U-17チャレンジカップ」にオーバーエイジ枠で参加し優勝、同大会の最優秀選手に選ばれた[10][11]。同年9月26日、エリーニョ、イゴール・ゴメスとともにトップチームに昇格[12]、2023年9月までの5年契約を締結した[11]。11月15日のグレミオFBPA戦でエリーニョに代わって出場し、プロ初出場を果たした[13]。 サンパウロでプロデビューした後もスラム街に住んでいた[14]。
2019年にパウリスタ決勝でゴールしたときも街で目撃され「さっきテレビで見ました。ここに何しにきたの?」と聞かれ「兄弟、私はここに住んでいます。」と返した[15]。
欧州[編集]
2020年2月23日、チェルシーFCに移籍したハキム・ツィエクの代役としてアヤックス・アムステルダムと2025年までの契約を締結し、2020年7月より加入することが発表された[16]。
2022年8月30日、マンチェスター・ユナイテッドFCへの加入が発表された[17]。契約は2027年6月30日までの5年間[18]。移籍金はボーナス含め1億€とされており、エールディビジ史上最高額、ユナイテッドとしても史上2番目の高額移籍となった。9月4日第6節のアーセナル戦で初の先発出場、移籍後初ゴールを決めた[19]。
サッカー観[編集]
- ブラジルのスラム街からアヤックス、そしてマンチェスター・ユナイテッドへと3年で渡り、どうしてこんなに早くできたのかとよく聞かれるが、「正直なところ、サッカーのピッチにプレッシャーを感じていないからです。恐れはありません。恐怖とは学校に行くために死体を飛び越えなければならない事。サッカーでは何も怖がることはできません。」と話した[20]。
- 「毎晩食卓にパンがあるヨーロッパでは、サッカーは単なるゲームであることを忘れがちです。素晴らしいゲームですが、それでもゲームはゲームです。」と述べた[21]。
代表[編集]
2022年11月7日、W杯カタール大会に向けたメンバーの1人に選ばれた[22]。
タイトル[編集]
クラブ[編集]
- アヤックス
- マンチェスターユナイテッドFC
- EFLカップ : 2022-23
代表[編集]
- 2020年東京オリンピック(2021年)
脚注[編集]
- ^ “FIFA Qatar World Cup 2022: List of Players: Brazil”. FIFA. p. 4 (2022年11月15日). 2022年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月1日閲覧。
- ^ “Antony e Helinho são promovidos pelo São Paulo ao elenco profissional” [Antony and Helinho are promoted by São Paulo to the professional cast] (ポルトガル語). Terra (2018年9月26日). 2018年11月19日閲覧。
- ^ “The Boy From Hell”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “The Boy From Hell”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “The Boy From Hell”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “The Boy From Hell”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “The Boy From Hell”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “The Boy From Hell”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “The Boy From Hell”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “17歳以下の選手を対象とした「2018 Jリーグ U-17チャレンジカップ」を開催~韓国・スペイン・ブラジルから3チームが参加~【Jリーグ】”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ a b “São Paulo renova contrato de Antony até setembro de 2023” [São Paulo renews contract of Antony until September of 2023] (ポルトガル語). Globo Esporte (2018年9月26日). 2018年11月19日閲覧。
- ^ “Garotos da base são promovidos e treinam no São Paulo; Everton corre de novo no gramado” [Base boys are promoted and trained in São Paulo; Everton runs back on the lawn] (ポルトガル語). Globo Esporte (2018年9月26日). 2018年11月19日閲覧。
- ^ “Com apoio de Lucas Moura, Antony celebra estreia pelo São Paulo” [With support from Lucas Moura, Antony celebrates his debut for São Paulo] (ポルトガル語). Gazeta Esportiva (2018年11月17日). 2018年11月19日閲覧。
- ^ “The Boy From Hell”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “The Boy From Hell”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “アヤックスに抜かりなし! チェルシー移籍のジイェフ後釜にブラジルのホープを確保”. 超ワールドサッカー (2020年2月24日). 2020年2月24日閲覧。
- ^ https://www.manutd.com/en/news/detail/man-utd-reaches-agreement-with-ajax-for-transfer-of-antony-30-august-2022
- ^ https://www.manutd.com/en/news/detail/club-statement-antony-completes-transfer-from-ajax-to-man-utd?utm_campaign=ManUtd&utm_medium=post&utm_source=twitter
- ^ デビュー戦で早速ゴールのアントニー、プレミアのブラジル人史上最年少記録にサッカーキング(2022年9月5日)2022年9月10日閲覧。
- ^ “The Boy From Hell”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “The Boy From Hell”. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “Seleção Brasileira está convocada para a Copa do Mundo FIFA Qatar 2022”. cbf.com. CBF (2022年11月7日). 2022年11月8日閲覧。
外部リンク[編集]
- アンソニー・マテウス・ドス・サントス - ブラジルオリンピック委員会 (ポルトガル語)
- アンソニー・マテウス・ドス・サントス - Olympedia (英語)
- アンソニー・マテウス・ドス・サントス - National-Football-Teams.com (英語)
- アンソニー・マテウス・ドス・サントス - Soccerway.com (英語)
- アンソニー・マテウス・ドス・サントス - Soccerbase.comによる選手データ (英語)
- アンソニー・マテウス・ドス・サントス - FootballDatabase.eu (英語)
- アンソニー・マテウス・ドス・サントス - WorldFootball.net (英語)
- アンソニー・マテウス・ドス・サントス - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- アンソニー・マテウス・ドス・サントス - レキップ (フランス語)
- アンソニー・マテウス・ドス・サントス - TheFinalBall.com (英語)
- Antony Santos (@antony00) - Instagram