アンダーマイニング効果
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アンダーマイニング効果(アンダーマイニングこうか、英: undermining effect)またはアンダーマイニング現象(アンダーマイニングげんしょう、英: undermining phenomenon)[注釈 1]は、内発的に動機づけられた行為に対して、報酬を与えるなどの外発的動機づけを行うことによって、モチベーション(やる気)が低減する現象である。例えば、好きでプレイしていたゲームに金銭的な報酬を与えられると、やる気がなくなってしまうなど。抑制効果ともいう。
概要[編集]
特に外からの働きかけがなくても勉強している子どもに外的報酬をあげるのは内発的動機づけが低下させることになる。報酬をもらえるという期待がないと、学習しなくなる可能性がある。
ただ、報酬が悪影響しかないかというと、賞をめざしてがんばっている人たちをみればわかるように、行動を促すプラスの効果がある。これはエンハンシング効果(enhancing effect)またはエンハンシング現象(enhancing phenomenon)と呼ばれる。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ underminingは、「弱体化させる」「台無しにする」などの意。
出典[編集]
参考文献[編集]
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- 青木靖 (2009年7月). “やる気に関する驚きの科学”. Fine Software Writings. 2012年4月27日閲覧。 - ダニエル・ピンクのTEDでのスピーチ