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アンゼたかし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アンゼ たかし(あんぜ たかし)は、日本の映画字幕翻訳[1]

経歴

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大学経済学部[2]を進学後、翻訳学校で映像翻訳を専攻する。2年間の通学を経て洋楽CDの歌詞翻訳、ライナーノーツの翻訳作業を始める。その後、吹替翻訳で映像翻訳家デビューをし、現在では字幕・吹替の両方の映画翻訳を行っている[3]

デビュー当初はジャンル問わず単館系の映画の字幕翻訳やVHSの吹替翻訳を担当していたが、『ハッピーフィート』の吹替翻訳を担当して以降メジャー作品を手掛けるようになる[4]。近年ではDCコミックの映像化作品やクリストファー・ノーラン監督の映画で多く見受けられる。

人物

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字幕映画は文字数が決まっており、「できる限りの事を表現したい」と発言している[5]。翻訳するのが大変だった映画の一つに「インセプション」を挙げている[5]

主な翻訳作品

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脚注

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  1. ^ 映画好きにとってこんなに楽しい仕事はない!”. TRANSLATOR's. 2024年11月20日閲覧。
  2. ^ 「とても良いお声」と話題 翻訳家アンゼたかしが電話出演”. J-CAST ニュース (2020年11月18日). 2021年9月17日閲覧。
  3. ^ 【映画翻訳者インタビュー】アンゼたかし氏「脚本を脚本どおりに翻訳する」|vShareR SUB / 字幕翻訳を動画で学べるウェブサイト|note”. note(ノート). 2021年9月7日閲覧。
  4. ^ “『マッドマックス 怒りのデス・ロード』翻訳者に話を聞いたら字幕の見方が深化した”. https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/iso02 2024年9月24日閲覧。 
  5. ^ a b 【レポート】アンゼたかしさんに聞いた、英語を訳すのに大切なこと”. ライブドアニュース. 2021年9月17日閲覧。

関連項目

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