アロンソ・エドワード

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アロンソ・エドワード Portal:陸上競技
Alonso Edward 2012 Olympics.jpg
選手情報
ラテン文字 Alonso Reno Edward Henry
国籍 パナマの旗 パナマ
競技 トラック競技 (短距離走)
種目 100m, 200m
大学 アメリカ合衆国の旗 バートン・コミュニティ大学英語版
生年月日 1989年12月8日(26歳)
生誕地 パナマの旗 パナマ県パナマ市
身長 183cm
体重 73kg
コーチ担当者 Lance Brauman[1]
成績
オリンピック 200m 予選失格 (2012年)
世界選手権 200m 2位 (2009年)
地域大会決勝 パンアメリカン競技大会
200m 3位 (2015年)
最高世界ランク 200m 3位 19秒81 (2009年)
自己ベスト
100m 10秒02 (2014年) パナマ記録
9秒97w (2009年)
200m 19秒81 (2009年) 南米記録
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アロンソ・エドワード(Alonso Reno Edward Henry、1989年12月8日 ‐ )は、パナマの男子陸上競技選手。専門は短距離走100mの自己ベストはパナマ記録の10秒02、200mは南アメリカ記録の19秒81。2009年ベルリン世界選手権の200m銀メダリストである。ダイヤモンドリーグでは2014年2015年に200mツアーチャンピオンに輝いている。

パナマ人の父とジャマイカ人の母を持つスプリンター[2]。若干19歳で2009年ベルリン世界選手権の200mファイナリストになると、決勝では19秒81の南アメリカ記録を樹立して2位に入り、オリンピック世界選手権を通じてパナマ勢史上3人目のメダリストに輝いた[2]。19歳255日という若さでのメダル獲得は世界選手権同種目における最年少メダリスト記録であり、19歳で19秒81という記録はウサイン・ボルトの19秒88を更新する年齢別(19歳)世界最高記録である[3]

経歴[編集]

2006年[編集]

  • 10月、南アメリカユース選手権英語版の100mと200mを大会記録で制して2冠達成。4走を務めた4×100mリレーでは41秒96のジュニアパナマ記録を樹立して銀メダルを獲得した[4]

2007年[編集]

2008年[編集]

2009年[編集]

2010年[編集]

2011年[編集]

  • 9月、大邱世界選手権の200mに出場すると、予選を20秒55(+0.4)の組1着[15]、準決勝を20秒52(-0.7)の組2着で突破して2大会連続となる決勝に進出するも[16]、決勝は左ハムストリングスを痛め途中棄権に終わった[17][18]

2012年[編集]

2014年[編集]

  • 3月、南アメリカ競技大会の100mを10秒23(+1.1)の大会記録で制した[20]
  • 4月、NTC/PURE Athletics Spring Invitationalの100mで10秒02(+1.0)のパナマ記録を樹立し、南アメリカ歴代2位に名を連ねた[注 2]
  • 6月、ダイヤモンドリーグゴールデンガラの200mを20秒19(+0.9)で制し、ダイヤモンドリーグ初勝利を挙げた[21]
  • 7月、ダイヤモンドリーグ・アスレティッシマの200mを自身2度目の19秒台となる19秒84(+1.2)で制した[22]
  • 8月、今シーズンのダイヤモンドリーグの200mポイント対象最終レースとなるヴェルトクラッセチューリッヒに出場。レース前のポイント状況はジャマイカのニッケル・アシュミードが14ポイントでトップに立ち、エドワードは11ポイントで2位だった。レースはエドワードが19秒95(-0.9)で制し、アシュミードは2位に入った。ポイント対象最終レースはポイントが2倍になるルールのため、エドワードは今回8ポイントを獲得して合計19ポイントとなり、アシュミードの18ポイントを上回りツアーチャンピオンに輝いた[23]
  • 9月、アメリカ大陸代表としてコンチネンタルカップの200mに出場し、ジャマイカのラシード・ドワイヤーと同タイム着差ありの19秒98(+0.2)で優勝した[24]

2015年[編集]

  • 7月、パンアメリカン競技大会の200m決勝で自身5度目の19秒台となる19秒90(+0.3)をマークするも、アンドレ・ドグラス英語版(19秒88)、ラシード・ドワイヤー(19秒90)に次ぐ3位に終わった[25]
  • 8月、世界選手権200mで2011年大邱大会以来の決勝に進出した。決勝ではサードベストの19秒87(-0.1)をマークしたが、アナソ・ジョボドワナと同タイム着差あり(0秒002差)の4位に終わり、惜しくもメダルを逃した[26]
  • 9月、今シーズンのダイヤモンドリーグの200mポイント対象最終レースとなるヴェルトクラッセチューリッヒに出場。レース前のポイント状況は南アフリカのアナソ・ジョボドワナが9ポイントでトップに立ち、エドワードが8ポイントで2位だったが、レースをエドワードが20秒03(+0.4)で制し、8ポイントを加算して2年連続のツアーチャンピオンに輝いた[27]

人物・エピソード[編集]

自己ベスト[編集]

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風、-は向かい風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒02 (+1.0) 2014年4月26日 アメリカ合衆国の旗 クレルモン パナマ記録
南アメリカ歴代2位
9秒97w (+2.3) 2009年5月2日 アメリカ合衆国の旗 オースティン 追い風参考記録
200m 19秒81 (-0.3) 2009年8月20日 ドイツの旗 ベルリン 南アメリカ記録
年齢別(19歳)世界最高記録
室内
200m 20秒70 2010年2月13日 アメリカ合衆国の旗 フェイエットビル パナマ記録
400m 47秒40 2010年1月23日 アメリカ合衆国の旗 フェイエットビル

主要大会成績[編集]

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2006 中央アメリカジュニア
&ユース選手権
英語版
(U20)
グアテマラシティ 100m 2位 11秒05 (-0.7)
200m 3位 22秒07 (+0.7)
2006 南アメリカユース選手権英語版 カラカス 100m 優勝 10秒60 (0.0) 大会記録
4x100mR 2位 41秒96 (4走) ジュニアパナマ記録
200m 優勝 21秒18 (0.0) 大会記録
メドレーR 6位 2分03秒41 (4走)
2007 アルバ競技大会英語版 カラカス 100m 優勝 10秒25 (+2.3) 予選:10秒32 (ジュニアパナマ記録)
4x100mR 2位 40秒07 (4走)
200m 2位 20秒62 (+2.0) パナマ記録
2007 中央アメリカジュニア
&ユース選手権 (U20)
サンサルバドル 100m 優勝 10秒59 (-2.9)
200m 優勝 21秒08 (-1.2) 大会記録
4x100mR 4位 44秒16 (2走)
4x400mR 優勝 3分23秒01 (2走)
2007 南アメリカ選手権英語版 サンパウロ 4x100mR 5位 40秒13
4x400mR 3位 3分09秒67 (4走) パナマ記録
2007 南アメリカジュニア選手権英語版 サンパウロ 100m 優勝 10秒28 (0.0) ジュニア南アメリカ記録
大会記録
2007 パンアメリカンジュニア選手権英語版 サンパウロ 100m 予選 DNF
2008 世界ジュニア選手権 ブィドゴシュチュ 100m 予選 10秒91 (+0.2) 3組6着
200m 予選 DNS
2009 南アメリカ選手権 リマ 100m 優勝 10秒29 (+0.6)
200m 優勝 20秒45 (0.0)
2009 世界選手権 ベルリン 200m 2位 19秒81 (-0.3) 南アメリカ記録
2010 中央アメリカ競技大会英語版 パナマ 100m 優勝 10秒24 (-0.2) 大会記録
200m 8位 47秒18 (+0.1)
2011 南アメリカ選手権 ブエノスアイレス 100m 決勝 DQ
2011 世界選手権 大邱 200m 決勝 DNF
2012 中央アメリカ選手権英語版 マナグア 200m 優勝 21秒23 (+0.3)
2012 オリンピック ロンドン 200m 予選 DQ 不正スタート
2013 中央アメリカ競技大会 サンホセ 200m 優勝 20秒52 (+2.1)
4x100mR 決勝 DNF (2走)
2013 世界選手権 モスクワ 200m 準決勝 20秒67 (-0.3) 3組7着
2014 南アメリカ競技大会 サンティアゴ 100m 優勝 10秒23 (+1.1) 大会記録
4x100mR 決勝 DNS
2014 コンチネンタルカップ マラケシュ 200m 優勝 19秒98 (+0.2) 2着と同タイム着差あり
2015 パンアメリカン競技大会 トロント 200m 3位 19秒90 (+0.3) 2位と同タイム着差あり
2015 世界選手権 北京 200m 4位 19秒87 (-0.1) 3位と同タイム着差あり

ダイヤモンドリーグ[編集]

種目 総合順位 獲得ポイント
2014 200m 優勝
2015 200m 優勝

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ブラジルのロブソン・ダ・シルバとクラウディネイ・ダ・シルバに次ぐ。
  2. ^ ブラジルのロブソン・ダ・シルバ(10秒00)に次ぐ。

出典[編集]

  1. ^ Edward aiming to put Panama back on the Olympic podium”. 国際陸上競技連盟 (2015年12月19日). 2016年2月22日閲覧。
  2. ^ a b c d e The Rise of Panama’s Alonso Edwards”. Caribbean TRACK LIFE. 2009年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月22日閲覧。
  3. ^ ALONSO EDWARDS”. アラバマ大学. 2016年2月22日閲覧。
  4. ^ Results Service Servicio de Resultados / Campeonato Sudamericano de Menores 2006”. 中央アメリカ・カリブ陸上競技連盟. 2016年2月22日閲覧。
  5. ^ Results Service Servicio de Resultados / II Juegos del ALBA 2007”. 中央アメリカ・カリブ陸上競技連盟. 2016年2月22日閲覧。
  6. ^ CAMPEONATO CENTROAMERICANO JUVENIL A Y B 25 - 27 DE MAYO DE 2007 (PDF)
  7. ^ 14.57 Area Triple Jump Record for Costa as South American Champs finish”. 国際陸上競技連盟 (2007年6月10日). 2016年2月22日閲覧。
  8. ^ Edwards runs 10.28 100m at South American Junior Champs”. 国際陸上競技連盟 (2007年7月2日). 2016年2月22日閲覧。
  9. ^ a b c Alonso Edward: at 19, faster than Bolt”. 国際陸上競技連盟 (2009年12月29日). 2016年2月22日閲覧。
  10. ^ Fast times in Austin, Gay impresses in 400m”. 国際陸上競技連盟 (2009年5月3日). 2016年2月22日閲覧。
  11. ^ 2009 NJCAA Track and Field Championships Result”. 全米短期大学体育協会. 2016年2月22日閲覧。
  12. ^ Brazil repeats triumph at South American Championships – Day 3 report”. 国際陸上競技連盟 (2009年6月22日). 2016年2月22日閲覧。
  13. ^ RESULTADOS FINALES (PDF)
  14. ^ Alonso Edward injured in Central American Sports Games - 人民網
  15. ^ 13th IAAF World Championships in Athletics 200 Metres men Heats Result”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月22日閲覧。
  16. ^ 13th IAAF World Championships in Athletics 200 Metres men Semi-Final Result”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月22日閲覧。
  17. ^ After IAAF Diamond League success, Edward aims high at IAAF Continental Cup”. 国際陸上競技連盟 (2014年9月8日). 2016年2月22日閲覧。
  18. ^ 13th IAAF World Championships in Athletics 200 Metres men Final Result”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月22日閲覧。
  19. ^ Three huge favourites win followed by a big surprise - London 2012 Day Five Report”. 国際陸上競技連盟 (2012年8月7日). 2016年2月22日閲覧。
  20. ^ Henriques speeds to 45.03 400m among a plethora of ODESUR Games records”. 国際陸上競技連盟 (2014年3月15日). 2016年2月22日閲覧。
  21. ^ Harting continues to be Malachowski’s nemesis in Rome – IAAF Diamond League”. 国際陸上競技連盟 (2014年6月5日). 2016年2月22日閲覧。
  22. ^ Bondarenko wins again in Lausanne, Protsenko joins 2.40m club – IAAF Diamond League”. 国際陸上競技連盟 (2014年7月3日). 2016年2月22日閲覧。
  23. ^ Zurich Full Recap: Hiwot Ayalew Wins DL Title in Women’s Steeple; Seven Americans Win DL Titles”. LetsRun.com (2014年8月28日). 2016年2月22日閲覧。
  24. ^ Report: men's 200m – IAAF Continental Cup, Marrakech 2014”. 国際陸上競技連盟 (2014年9月14日). 2016年2月22日閲覧。
  25. ^ Oliver wins re-run 110m hurdles final in Pan American Games record”. 国際陸上競技連盟 (2015年7月25日). 2016年2月22日閲覧。
  26. ^ Report: men’s 200m final – IAAF World Championships, Beijing 2015”. 国際陸上競技連盟 (2015年8月27日). 2015年8月27日閲覧。
  27. ^ Ayana wins the battle of the world champions in Zurich – IAAF Diamond League”. 国際陸上競技連盟 (2015年9月3日). 2016年2月22日閲覧。
  28. ^ Personal bests – Alonso Edward”. 国際陸上競技連盟 (2015年4月20日). 2016年2月22日閲覧。

外部リンク[編集]