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アレクサンドル・エドモン・ベクレル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アレクサンドル・エドモン・ベクレル
生誕 1820年3月24日
フランス王国パリ
死没 (1891-05-11) 1891年5月11日(71歳没)
フランスの旗 フランス共和国・パリ
研究分野 物理学
研究機関 高等研究実習院
国立自然史博物館
フランス国立工芸院
主な業績 光起電力効果の発見
影響を
受けた人物
アントワーヌ・セザール・ベクレル
影響を
与えた人物
アンリ・ベクレル
プロジェクト:人物伝
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アレクサンドル・エドモン・ベクレルAlexandre Edmont Becquerel, 1820年3月24日 - 1891年5月11日)は、フランスパリ出身の物理学者。父は物理学者のアントワーヌ・セザール・ベクレルアンリ・ベクレルは彼の息子である。

1853年からフランス国立工芸院で物理学の教授を務めた。太陽放射燐光、電気などの研究を行った。

業績

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彼の業績の多くは、1867年と1868年の論説に記されている[5][6]

1886年にスウェーデン王立科学アカデミーの外国人会員に選出された。

太陽光発電に関する代表的な国際会議であるEU-PVSECは、彼にちなんでベクレル賞(European Becquerel Prize)を設けている[7]

脚注

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  1. ^ a b E. Becquerel (1839). “Mémoire sur les effets électriques produits sous l'influence des rayons solaires”. Comptes Rendus 9: 561–567. http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k2968p/f561.chemindefer. 
  2. ^ a b c d e f R. Williams (1960). “Becquerel Photovoltaic Effect in Binary Compounds”. The Journal of Chemical Physics 32 (5): 1505–1514. Bibcode1960JChPh..32.1505W. doi:10.1063/1.1730950. 
  3. ^ a b c Solar Cells and their Applications Second Edition, Lewis Fraas, Larry Partain, Wiley, 2010, ISBN 978-0-470-44633-1
  4. ^ 理化学辞典 第5版
  5. ^ a b c Molecular Expressions: Pioneers in Optics, Michael W. Davidson, The Florida State University
  6. ^ La Lumiere, ses causes et ses effets(googleブックス)
  7. ^ The Becquerel Prize for outstanding Merits in Photovoltaics, 26th European Photovoltaic Solar Energy Conference and Exhibition