アルヴィンド・スワーミ
アルヴィンド・スワーミ Arvind Swami | |
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![]() 第63回フィルムフェア賞 南インド映画部門授賞式に出席するアルヴィンド・スワーミ(2016年) | |
生年月日 | 1970年6月18日(52歳) |
出生地 |
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職業 | 俳優、実業家、テレビ番組司会者 |
活動期間 |
1991年-2006年 2013年- |
配偶者 |
ガヤトリ・ラーマムルティー(1994年-2010年、離婚) アパルナ・ムカルジー(2012年-) |
アルヴィンド・スワーミ(Arvind Swami、1970年6月18日 - )は、インドのタミル語映画で活動する俳優、実業家、テレビ番組司会者[1][2]。『ダラパティ 踊るゴッドファーザー』で俳優デビューした。
生い立ち[編集]
タミル・ナードゥ州マドラス出身。父V・D・スワーミは実業家、母C・V・S・V・ヴァサンタはダンサーだった[3]。スワーミはシシュヤ・スクールを経てドン・ボスコ高等学校に進学し、1987年に卒業した。1990年にロヨラ大学を卒業し、商学士号を取得した。その後はアメリカ合衆国ノースカロライナ州のウェイクフォレスト大学に留学し、国際ビジネス学を専攻した。スワーミは医師を目指しており、学生時代にはモデルのアルバイトをしていた[4]。彼が登場する広告を見たマニ・ラトナムは興味を抱き面会を求め、サントーシュ・シヴァンと共に新作映画の構想を伝えた[4]。
1994年にガヤトリ・ラーマムルティーと結婚し、1996年に娘、2000年に息子をもうけた。しかし、夫婦は2010年に離婚するまでの間、別居状態だった[5]。2012年に弁護士のアパルナ・ムカルジーと再婚した。ガヤトリとの離婚後は子供の親権はスワーミが有している[6]。
キャリア[編集]
1991年 - 2006年[編集]
ラトナムに俳優として起用されたスワーミは、1991年に『ダラパティ 踊るゴッドファーザー』で主役を演じて俳優デビューした。彼は引き続きラトナムの『ロージャー』『ボンベイ』に出演し、両作はタミル・ナードゥ州映画賞、ナショナル・フィルム・アワードを受賞している。『ボンベイ』での演技はタイム誌から「魂のこもった演技」と絶賛され、この他にも複数の映画賞を受賞している[7]。1995年には『ライオン・キング』のタミル語吹替版にシンバ役で出演し[8]、1997年にはラジーヴ・メーノーンの『Minsara Kanavu』に出演し、同作は興行的な成功を収めて4つのナショナル・フィルム・アワードを受賞した[9]。
1999年にJ・マヘンドランの『Sasanam』に出演(公開は2006年)し[10]、2000年にラトナムの『Alaipayuthey』にゲスト出演した後に俳優を引退して実業家活動に専念した。彼は1990年代に父の会社の役員として国際貿易や建設事業に従事しており、2000年時点でインタープロ・グローバル社長、プロリース・インディア会長兼社長を務めていた[7] 。2005年には人材派遣会社を設立しており、同年に事故に遭い背骨を負傷した。スワーミは部分的な足の麻痺に長年苦しみ、4年から5年の歳月を治療のために費やした[4]。
2013年以降[編集]
スワーミが足の治療を終えたころ、ラトナムは新たに製作する『Kadal』にスワーミを起用し、彼は俳優復帰のために15キログラム減量した[8][4]。同年にシヴァンの『Ceylon』でナレーターを務めている[11]。2015年には『Thani Oruvan』で悪役を演じ、批評家から高い評価を得て複数の映画賞を受賞した。2016年には『Thani Oruvan』をリメイクしたテルグ語映画『Dhruva』でラーム・チャランと共演しており、2016年にはヒンディー語映画『Dear Dad』に出演した[12]。同年に『Neengalum Vellalam Oru Kodi』第3シーズンの司会者に起用された。
2017年に『Bogan』でジャヤム・ラヴィと共演し、批評家から高い評価を得た。2018年に『Bhaskar the Rascal』のリメイク作品『Bhaskar Oru Rascal』に出演し[13]、同年には『Chekka Chivantha Vaanam』に出演している[14]。
出典[編集]
- ^ “The Arvind Swami interview: Nationalism, GST, demonetisation and more”. Thenewsminute.com. 2017年12月30日閲覧。
- ^ “Mahesh Manjrekar to remake Kaksparsh in Hindi and Tamil with Arvind Swamy and Tisca Chopra – The Times of India”. The Times of India 2019年11月4日閲覧。
- ^ “Arvind Swamy: I found stardom stifling”. Times of India 2017年12月30日閲覧。
- ^ a b c d Kamath, Sudhish (2013年1月31日). “Return of the heartthrob”. The Hindu (Chennai, India). オリジナルの2013年2月3日時点におけるアーカイブ。 2013年1月31日閲覧。
- ^ “Aravind Swamy's 'happy' divorce”. Sify. 2010年12月2日閲覧。
- ^ “Arvind Swamy to pay wife Rs 75L divorce settlement”. The Times of India. TNN. (2010年12月2日) 2010年12月2日閲覧。
- ^ a b “An Actor, and a businessman”. The Times of India. (2002年11月14日) 2012年12月15日閲覧。
- ^ a b “Welcome moviemitra.com - BlueHost.com”. Moviemitra.com. 2017年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月30日閲覧。
- ^ “Southern Spice: A chat with Arvind Swamy”. Gulf News. (2013年1月30日) 2013年1月31日閲覧。
- ^ The Phoenix Rises: Sasanam: Have we lost Mahendran?. Phoenixflicks.blogspot.com (6 August 2006). Retrieved on 2019-08-26.
- ^ “Arvind Swami in Santosh Sivan's 'Ceylon' – The Times of India”. The Times of India. (2013年6月4日) 2019年11月4日閲覧。
- ^ Dear Dad movie review: Arvind Swamy's father son drama should not be missed! – Bollywood News & Gossip, Movie Reviews, Trailers & Videos at. Bollywoodlife.com (13 May 2016). Retrieved on 2019-08-26.
- ^ Baskar Oru Rascal (aka) Bhaskar Oru Rascal review. Behindwoods.com. Retrieved on 26 August 2019.
- ^ Purushothaman, Kirubhakar (27 September 2018) Chekka Chivantha Vaanam Review: Mani Ratnam demolishes gangster cinema – Movies News. Indiatoday.in. Retrieved on 26 August 2019.
外部リンク[編集]
- Arvind Swamy - IMDb(英語)