アルハンブラの思い出
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『アルハンブラの思い出』(西: Recuerdos de la Alhambra)は、スペインの作曲家・ギタリストのフランシスコ・タレガによるギター独奏のための性格的小品。原語の発音に近い『アランブラの思い出』という表記も多い。1896年作曲。
高度な演奏テクニックであるトレモロ奏法を活用した曲としても名高く、右手の薬指、中指、人差し指で一つの弦を繰り返しすばやく弾くことによりメロディを奏する。親指はバス声部と伴奏の分散和音を担当する。
クラシックギターでは、バリオス作「最後のトレモロ」「森に夢見る」と共に最も有名なトレモロ作品として数えられると共に、スペインにちなんだギター作品では最もポピュラーな作品である。
関連項目[編集]
- アルハンブラ宮殿
- 永六輔の誰かとどこかで - TBSラジオ他JRN系列(一部地域除く)で1968年から2013年まで平日に放送されていた長寿帯番組。金曜日の企画「七円の唄」のBGMに当楽曲が使われていた。
- 東海テレビ放送 - 1970年代のクロージング(放送終了)映像で当楽曲が使われた。
- キリング・フィールド - エンドロールは当楽曲をマイク・オールドフィールドが民族楽器にアレンジした'Edude'である。
- 思い出のマーニー - 2014年に公開された長編アニメーション映画の挿入歌として当楽曲が使われた。主人公の祖母が、主人公・佐々木杏奈の幼少期にハミングで歌い聞かせた当楽曲が、物語の謎を解く鍵となる。編曲者は村松崇継。
- アルハンブラ宮殿の思い出 - 2018年-2019年に放送された韓国tvNドラマ。当楽曲がドラマ名の由来となり、ドラマ内の重要シーンのBGMでも使用された。
外部リンク[編集]
- Recuerdos de la Alhambra (Tárrega, Francisco) - IMSLP: The International Music Score Library Project