南米出血熱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルゼンチン出血熱から転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動

南米ウイルス出血熱(なんべいウイルスしゅっけつねつ)とは、南米大陸で見られるアレナウイルス科に属するウイルスによって引き起こされる出血性熱性疾患の総称。

感染症名と病原体ウイルス[編集]

南米地域で病原体となるウイルスが同定されている感染症を以下に記す。

アルゼンチン出血熱
フニンウイルス
ブラジル出血熱
サビアウイルス
ベネズエラ出血熱
ガナリトウイルス
ボリビア出血熱
マチュポウイルス
チャパレ出血熱
チャパレウイルス

感染経路[編集]

ウイルスを保有している齧歯類との接触(ネズミ糞尿を吸いこむ場合も含む)、ネズミによって汚染された食品の摂取、食器の使用、を吸いこむことによって感染する。また患者との接触によって感染することもある。

症状[編集]

潜伏期間は1〜2週間。 発熱筋肉痛悪寒頭痛嘔吐下痢めまいなどがみられる。 さらに進行すると全身の出血傾向呼吸困難意識障害などがみられる。 発症した場合の致死率は20〜30%とされる。

治療にはラッサ熱の治療でも使用されるリバビリンが投与されるが、進行が早いため早期治療が重要である。 予防のためのワクチンは存在しない。

参考文献[編集]

関連項目[編集]