アルギン酸ナトリウム

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アルギン酸ナトリウム
識別情報
CAS登録番号 9005-38-3
特性
化学式 (NaC6H7O6)n
外観 白色~薄い黄色の粉末
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

アルギン酸ナトリウム(アルギンさんナトリウム、: Sodium alginate)は、主に褐藻に含まれる多糖類の一種である。食物繊維のひとつ。海藻類のぬるぬるやねばねばも、これである。

α-L-グルロン酸、β-D-マンヌロン酸がピラノース型で1,4-グリコシド結合で結合した構造を持っている。

マグネシウムイオンやカルシウムイオンを添加するとゲル化する性質がある。

食品添加物として増粘多糖類およびゲル化剤、医薬品として胃粘膜保護用剤、歯科印象剤、染料の捺染用の糊、紙のコーティング剤など、広い用途で利用されている。

アルギン酸ナトリウムは、水溶性食物繊維の粘性により血糖上昇抑制効果があり、また、二糖類分解酵素の阻害効果による血糖上昇抑制効果も認められた[1]

塩化カルシウムとの反応[編集]

塩化カルシウム水溶液にアルギン酸ナトリウム水溶液を一滴ずつ入れるとアルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムが反応し、アルギン酸ナトリウム水溶液の表面にアルギン酸カルシウム膜が形成される。すると、アルギン酸ナトリウム水溶液が球状になり、混ざらない。いわゆる人造イクラである。

臨床応用[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]