アリステア・マクラウド

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アリステア・マクラウド
Cape Breton University, 2012
誕生 (1936-07-20) 1936年7月20日
North Battleford, Saskatchewan, Canada
死没 2014年4月20日(2014-04-20)(77歳)
Windsor, Ontario, Canada
職業 Novelist, short story writer, professor
最終学歴 St. Francis Xavier University, University of Notre Dame
代表作 No Great Mischief, The Lost Salt Gift of Blood, As Birds Bring Forth the Sun and Other Stories
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  アリステア・マクラウド(Alistair MacLeod, 1936年7月20日〜2014年4月20日) は、カナダ作家

息子は同じく作家のアレクサンダー・マクラウド

経歴[編集]

(https://www.shinchosha.co.jp/sp/writer/333/ ) カナダ・サスカチェアン州生まれ。作品の主舞台であるノヴァ・スコシア州ケープ・ブレトン島で育つ。きこり、坑夫、漁師などをして学資を稼ぎ、博士号を取得。

2000年春まで、オンタリオ州ウインザー大学で英文学の教壇に立つ。傍らこつこつと短編小説を発表。

1999年に刊行の唯一の長編である『No Great Mischief』がカナダで大ベストセラーになったため、翌年1月、1976年と1986年に刊行された短編集2冊の計14篇にその後書かれた2篇を加え、全短編集『Island』が編まれた。『Island』は、新潮クレスト・ブックスより『灰色の輝ける贈り物』『冬の犬』の2冊に分けて邦訳刊行。

31年間にわずか16篇という寡作であるが、短編の名手として知られる。

邦訳作品[編集]

  • 『灰色の輝ける贈り物』新潮社新潮クレスト・ブックス、2002年11月
  • 『冬の犬』中野恵津子 訳、新潮社、新潮クレスト・ブックス、2004年1月
  • 『彼方なる歌に耳を澄ませよ』中野恵津子 訳、新潮社、新潮クレスト・ブックス、2005年2月

脚注[編集]

外部リンク[編集]