アリシア・ヴィキャンデル

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アリシア・ヴィカンダー
Alicia Vikander
Alicia Vikander
本名 アリシア・アマンダ・ヴィカンダー
Alicia Amanda Vikander
生年月日 1988年10月3日(27歳)
出生地 スウェーデンの旗 スウェーデンヨーテボリ
国籍 スウェーデンの旗 スウェーデン
身長 166cm
職業 女優
活動期間 2002年 - 現在
主な作品
エクス・マキナ
リリーのすべて

アリシア・ヴィキャンデル(Alicia Amanda Vikander[1]スウェーデン語発音: [aˈliːsɪa aˈmanda vɪˈkandər];1988年10月3日[1] - )は、スウェーデン女優スウェーデン系フィンランド系の血筋を引いている。

生い立ち[編集]

スウェーデンヴェストラ・イェーターランド県ヨーテボリで、精神科医である父親スヴァンテ・ヴィカンダーと女優マリア・ファール・ヴィカンダー(Maria Fahl Vikander)の間に生まれる[2][3]。両親は彼女が5か月の時に別れ、彼女自身は母に育てられた[4][5]。 5人の兄弟姉妹がいる[6][7]

9歳からヨーテボリにあるスウェーデン王立バレエ学校(Kungliga Svenska Balettskolan)でバレエの特訓を受ける。

15歳の時、プリンシパルダンサーになることを目指し[8]、上級学校でさらなる特訓を積むため、ヨーテボリからストックホルムへ移る。ヨーテボリ歌劇場でレ・ミゼラブルサウンド・オブ・ミュージック等、複数のミュージカルに出演し、夏にアメリカのバレエ学校で夏期教育課程、トレーニングを受けるなど、世界中を回る[9]

16歳の時、トーマス・アルフレッドソン監督と取り組んでいたテレビシリーズへの出演に専念するため、学校を離れることが多くなる[10]。やがて、10代後半頃のケガによってバレエへの道を諦める[11]

その後、演劇学校のオーディションを受けるが、2度にわたり落選する[12]。一時は、ロースクールに入学したものの、一度も通わずに、女優になる夢を追い求め続けていった[13]

キャリア[編集]

Vikander at the 48th Guldbagge Awards in 2013

スウェーデンの複数の短編映画やテレビ作品に出演し始める[14]。2008年からスタートしたスウェーデンの人気テレビドラマ『Andra Avenyn』でスカンディナヴィアで有名になる。

2010年、長編映画デビュー作となるスウェーデン映画『Pure』で主演し、批評家から絶賛され、ストックホルム国際映画祭ライジングスター賞[15]ベルリン国際映画祭シューティングスター賞[16]グルドバッゲ賞(スウェーデンのアカデミー賞)主演女優賞を受賞する[17]

2012年、キーラ・ナイトレイドーナル・グリーソンらとともにアンナ・カレーニナの英語版『アンナ・カレーニナ』でキティ役を演じ国際的注目を集める。同年、ニコライ・アーセル監督作『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』に王妃キャロライン・マティルダ・オブ・ウェールズ役でマッツ・ミケルセンと共演する。作品は第62回ベルリン国際映画祭でワールドプレミアが行われ、批評家の称賛を受け[18][18]第85回アカデミー賞アカデミー外国語映画賞にノミネートされた[2][19]。自身も英国アカデミー賞ライジングスター賞にノミネートされる[20][20]

2015年、彼女は複数の映画に出演した。中でも、アレックス・ガーランド監督デビュー作『エクス・マキナ』ではAIを備えたガイノイドを演じ、その年の映画賞を多数受賞、本作で英国アカデミー賞助演女優賞ゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされた。

同年、トム・フーパー監督作『リリーのすべて』で画家ゲルダ・ヴェゲネルを演じ、『エクス・マキナ』同様ゴールデングローブ賞主演女優賞など多数ノミネートされ、第88回アカデミー賞では助演女優賞を受賞し、彼女にとって飛躍の年となった。

2016年現在、ルイ・ヴィトンのミューゼの1人としても活躍している[21][22][23]

2016年5月、自身の映画製作会社Vikariousを立ち上げる[24][25]エヴァ・グリーンシャーロット・ランプリング共演の『Euphoria』が第1弾作品となる予定[26]

私生活[編集]

The Light Between Oceans』で共演したマイケル・ファスベンダーと2014年から[27]2015年9月まで交際していた[28]と報じられる一方、2016年1月10日第73回ゴールデングローブ賞授賞式に連れ添って出席している[29]他、同年2月28日第88回アカデミー賞授賞式にも連れ添って出席した[30][31]

現在はロンドンに住んでいる[32]

フィルモグラフィ[編集]

映画[編集]

邦題
原題
役名 備考
2010 Till det som är vackert Katarina グルドバッゲ賞主演女優賞受賞
2011 Kronjuvelerna Fragancia Fernandez
2012 ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮
En kongelig affære
カロリーネ・マティルデ
アンナ・カレーニナ
Anna Karenina
キティ
2013 ホテルセラピー
Hotell
エリカ
フィフス・エステート/世界から狙われた男
The Fifth Estate
アンケ・ドムシャイト=ベルク
2014 ガンズ&ゴールド
Son of a Gun
ターシャ
戦場からのラブレター
Testament of Youth
ヴェラ・ブリテン
2015 エクス・マキナ
Ex Machina
エヴァ 英国アカデミー賞助演女優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 助演女優賞ノミネート
ヨーロッパ映画賞女優賞ノミネート
ロサンゼルス映画批評家協会賞助演女優賞受賞
オースティン映画批評家協会賞助演女優賞受賞
シカゴ映画批評家協会賞助演女優賞受賞
セントラルオハイオ映画批評家協会賞助演女優賞他受賞(複数作品)
デンバー映画批評家協会賞助演女優賞受賞
デトロイト映画批評家協会賞ブレイク・スルー賞受賞
ジョージア映画批評家協会賞助演女優賞他受賞
カンザスシティ映画批評家協会賞助演女優賞受賞
ニューヨーク映画批評家オンライン賞ブレイク・スルー賞受賞(複数作品)
ノースカロライナ映画批評家協会賞助演女優賞受賞
ネヴァダ映画批評家協会賞助演女優賞受賞
オクラホマ映画批評家協会賞助演女優賞他受賞
フェニックス映画批評家サークル賞助演女優賞受賞
サンディエゴ映画批評家協会賞Body of Work賞受賞(複数作品)
サウスイースタン映画批評家協会賞助演女優賞受賞
セントルイス映画批評家協会賞助演女優賞受賞
ワシントンD.C.映画批評家協会賞助演女優賞受賞
トロント映画批評家協会賞助演女優賞受賞
バンクーバー映画批評家協会賞助演女優賞受賞
女性映画ジャーナリスト同盟賞ブレイク・スルー賞受賞(複数作品)
コードネーム U.N.C.L.E.
The Man from U.N.C.L.E
ギャビー・テラー
セブンス・サン 魔使いの弟子
The Seventh Son
Alice Deane
リリーのすべて
The Danish Girl
ゲルダ・ヴェゲネル アカデミー助演女優賞受賞
英国アカデミー賞主演女優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞主演女優賞ノミネート
全米映画俳優組合賞助演女優賞受賞
放送映画批評家協会賞助演女優賞受賞
デトロイト映画批評家協会賞助演女優賞他受賞
フェニックス映画批評家協会賞助演女優賞受賞
サテライト賞助演女優賞受賞
女性映画批評家協会賞インビジブル女性賞受賞
ハリウッド・フィルム・アワードブレイクアウト女優賞受賞
エンパイア賞主演女優賞受賞
二ツ星の料理人
Burnt
アン・マリー
2016 The Light Between Oceans イサベル・シェアボーン
ジェイソン・ボーン
Jason Bourne
2017 Tulip Fever Sophia
2018[33] Tomb Raider Lara Croft

テレビシリーズ[編集]

原題 役名 備考
2007 - 2008 Andra Avenyn Jossan Tegebrandt Björn 39話出演

脚注・出典[編集]

  1. ^ a b Svensk Filmdatabas Alicia Vikander”. Svenska Filminstitutet. 2013年1月11日閲覧。
  2. ^ a b Lawrence, Vanessa (December 2011). “Alicia Vikander”. W (Condé Nast): 71. http://www.wmagazine.com/people/celebrities/2011/12/alicia-vikander-swedish-actress/ 2013年11月11日閲覧。. 
  3. ^ Alicia Vikander - Make room for a new Swedish sensation”. The Independent. 2013年1月11日閲覧。
  4. ^ MacNab, Geoffrey (2012年9月15日). “Alicia Vikander – Make room for a new Swedish sensation”. The Independent. http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/films/features/alicia-vikander--make-room-for-a-new-swedish-sensation-8139031.html 2013年11月11日閲覧。 
  5. ^ LĂśrdagsintervjun: ELLE mĂśter Alicia Vikander | ELLE”. Elle.se. 2014年6月17日閲覧。
  6. ^ Golden Girl: Alicia Vikander | Film, Fashion”. Hunger TV. 2014年6月17日閲覧。
  7. ^ Golden Girl: Alicia Vikander”. Hungertv. 2013年6月16日閲覧。
  8. ^ Dehn, Georgia (2015年2月11日). “Why Alicia Vikander is the actress to watch in 2015”. The Daily Telegraph. 2015年6月17日閲覧。
  9. ^ Horowitz, Josh. “Happy Sad Confused- Alicia Vikander”. SoundCloud. 2015年6月17日閲覧。
  10. ^ Dehn, Georgia (2015年1月3日). “Why Alicia Vikander could be the actress to watch in 2015”. The Daily Telegraph. 2015年3月21日閲覧。
  11. ^ Dehn, Georgia (2015年1月3日). “Why Alicia Vikander could be the actress to watch in 2015”. The Daily Telegraph. 2015年3月21日閲覧。
  12. ^ Shattuck, Kathryn (2015年5月29日). “Alicia Vikander, Who Portrayed Denmark’s Queen, Is Screen Royalty”. The New York Times. 2015年6月17日閲覧。
  13. ^ DP/30: Alicia Vikander, actor, A Royal Affair/Anna Karenina”. YouTube (2012年10月30日). 2015年6月17日閲覧。
  14. ^ Actress Spotlight: Alicia Vikander”. Entertainment Fuse (2014年11月10日). 2015年3月21日閲覧。
  15. ^ Focus on the young stars of Testament of Youth”. The Daily Telegraph (2014年12月22日). 2015年3月21日閲覧。
  16. ^ LĂśrdagsintervjun: ELLE mĂśter Alicia Vikander | ELLE”. Elle.se. 2015年3月21日閲覧。
  17. ^ Alice Vikander”. Guldbagge Award. 2011年8月1日閲覧。
  18. ^ a b A Royal Affair”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2013年1月30日閲覧。
  19. ^ Oscars: Hollywood announces 85th Academy Award nominations”. BBC News. 2013年1月10日閲覧。
  20. ^ a b Dean, Sarah (2013年1月7日). “BAFTA EE Rising Star Award Nominees: Alicia Vikander, Andrea Riseborough, Elizabeth Olsen, Juno Temple And Suraj Sharma”. Hamptons (magazine). 2015年3月21日閲覧。
  21. ^ アリシア・ヴィキャンデルは、昨年来、ルイ・ヴィトンのアンバサダーとして旅の神髄(こころ)をエレガントに、ありのままの姿で表現し、メゾンに寄り添ってきました。
  22. ^ DO THE TWIST
  23. ^ The Twist from Louis Vuitton featuring Alicia Vikander
  24. ^ Alicia Vikander launches her own production company, Vikarious
  25. ^ Alicia Vikander launches 'Vikarious' production company championing female-led films
  26. ^ Charlotte Rampling Joins Alicia Vikander And Eva Green For ‘Euphoria’
  27. ^ Drohan, Freya (2015年10月11日). “Michael Fassbender gushes about girlfriend Alicia Vikander: 'She gives great performances'”. Irish Independent. 2015年10月11日閲覧。
  28. ^ Lee, Esther (2015年9月16日). “Michael Fassbender, Girlfriend Alicia Vikander Split After 9 Months Together”. Us Weekly. 2015年10月25日閲覧。
  29. ^ 復縁⁉︎ アリシア・ヴィキャンデルとマイケル・ファスベンダー、初めて公の場に (2016年1月13日)
  30. ^ Alicia Vikander winning Best Supporting Actress (2016年2月28日収録, 2016月3月23日公開)
  31. ^ 受賞のアリシア、マイケルに堂々のキスで結婚秒読み? (2016年2月29日)
  32. ^ Alicia Vikander: The North Star”. W Magazine (2015年3月16日). 2015年3月31日閲覧。
  33. ^ Alicia Vikander’s ‘Tomb Raider’ Gets 2018 Release Date

外部リンク[編集]