アメリカ組曲

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Antonin Dvorak - American suite - Sylwia Anna Janiak指揮Symphony Orchestra of the Feliks Nowowiejski Music Schoolによる演奏。Akademia Filmu i Telewizji《映像制作者》公式YouTube。

アメリカ組曲(Suita) は、アントニン・ドヴォルザークが作曲した組曲

概要[編集]

1892年の9月に、ドヴォルザークはニューヨーク・ナショナル音楽院を創設したジャネット・サーバーからの勧誘に応じてアメリカへ渡り、音楽院の校長に就任した。アメリカへの滞在は2年半に及んだが、同地で交響曲第9番「新世界より」や、チェロ協奏曲弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」などの名作が誕生した。

この「アメリカ組曲」は、1894年の3月に「ピアノのための組曲」作品98(B.184)として作曲されたものを、翌年の1895年の2月に管弦楽に編曲したもの(作品98b B.190)である。ドヴォルザークの生前には演奏されず、死後6年を経た1910年プラハで初演された。

楽曲構成[編集]

全5曲からなり、交響曲第9番と同様、アメリカ的なニュアンスが聴かれる。ピアノ版と管弦楽版では速度指定が一部異なる。演奏時間は約20分。

ピアノ版[編集]

  • 第1曲 Moderato
  • 第2曲 Molto vivace
  • 第3曲 Allegretto
  • 第4曲 Andante
  • 第5曲 Allegro

管弦楽版[編集]

  • 第1曲 Andante con moto
  • 第2曲 Allegro
  • 第3曲 Moderato (alla Pollacca)
  • 第4曲 Andante
  • 第5曲 Allegro

楽器編成(管弦楽版)[編集]

ピッコロフルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、コントラファゴット(第1曲のみ)
ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、テューバ
ティンパニトライアングルバスドラムシンバル
第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラチェロコントラバス

関連作品[編集]

外部リンク[編集]