アメリカン・ヒストリーX
| アメリカン・ヒストリーX | |
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| American History X | |
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| 監督 | トニー・ケイ |
| 脚本 | デイヴィッド・マッケンナ |
| 製作 | ジョン・モリッシー |
| 製作総指揮 |
ビル・カラッロ キアリー・ピーク スティーヴ・ティッシュ ローレンス・ターマン |
| 出演者 |
エドワード・ノートン エドワード・ファーロング |
| 音楽 | アン・ダッドリー |
| 撮影 | トニー・ケイ |
| 編集 |
アラン・ハイム ジェリー・グリーンバーグ |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 119分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $20,000,000[1] |
| 興行収入 | $23,875,127[1] |
『アメリカン・ヒストリーX』(American History X)は、1998年に制作されたアメリカ合衆国のクライム映画。それまでCM制作に携わっていたトニー・ケイの初監督作品。白人至上主義に傾倒する白人の兄弟を通して、アメリカが慢性的に抱える人種差別問題・経済格差問題を描いた作品。 エドワード・ノートンが ネオナチに走る若者を演じてアカデミー主演男優賞にノミネート。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
白人至上主義に傾倒するダニーの自宅に、刑務所に服役していた兄デレクが3年ぶりに帰ってくる。デレクは3年前に黒人の車泥棒を殺した罪で服役していたのだ。兄の帰宅にダニーは喜びを隠せない。なぜなら、父親を黒人に殺害されたダニーは、兄のデレクを3年間崇拝し続ける日々の中で、兄以上に白人至上主義に身を染めていた。
刑務所内でも当初は白人至上主義を信じ続けていたが、同じ白人仲間たちの偽善や裏切りを目の当たりにする。一方で、黒人受刑者ラモントとの交流を通じ、今まで憎悪だけで見ていた相手にも普通の人間としての感情や生活があることを知っていく。さらに校長スウィーニーの支えもあり、デレクは自らの思想が憎しみの連鎖しか生まなかったことに気づき始めるのである。
出所したデレクは、かつて自分が染め上げた弟ダニーを過激思想から引き戻そうとする。しかし周囲のネオナチ仲間たちはデレクの変化を裏切りと見なし、弟もまた暴力と憎悪の世界に深く足を踏み入れていた。デレクは必死に「自分のようになるな」と説得し、ダニーも徐々に考えを改めていくのである。
だが、憎しみの連鎖は簡単には終わらなかった。ダニーは学校でトラブルとなった黒人生徒に射殺されてしまう。弟の死を前にしたデレクは、自分がまき散らした暴力と差別が巡り巡って最愛の弟を奪ったことを痛感する。物語は、憎悪はさらなる憎悪しか生まないという強烈な虚無と警鐘を残して終わるのである。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- デレク・ヴィンヤード - エドワード・ノートン(家中宏)
- ダニー・ヴィンヤード - エドワード・ファーロング(浪川大輔)
- ドリス・ヴィンヤード - ビヴァリー・ダンジェロ(火野カチコ)
- ダヴィナ・ヴィンヤード - ジェニファー・リーン(加藤優子)
- デニス・ヴィンヤード - ウィリアム・ラス(津田英三)
- セス・ライアン - イーサン・サプリー(遠藤純一)
- ステイシー - フェアルザ・バルク(亀井芳子)
- ボブ・スウィーニー - エイヴリー・ブルックス(池田勝)
- マーレイ - エリオット・グールド(有本欽隆)
- ラモント - ガイ・トリー(二又一成)
- キャメロン・アレクサンダー - ステイシー・キーチ(有本欽隆)
- マクマホン - ポール・ル・マット
スタッフ
[編集]- 監督 - トニー・ケイ
- 製作 - ジョン・モリッシー
- 脚本 - デイヴィッド・マッケンナ
- 撮影 - トニー・ケイ
- 音楽 - アン・ダッドリー
- 美術 - ジョン・ゲイリー・スティール
- 編集 - アラン・ハイム、ジェリー・グリーンバーグ
- 衣装(デザイン) - ダグ・ホール
- 製作総指揮 - ビル・カラッロ、キアリー・ピーク、スティーヴ・ティッシュ、ローレンス・ターマン
製作
[編集]- 主演のエドワード・ノートンはこの作品の公開に際し、再編集を施したと言われている。監督のトニー・ケイはこれに抗議する形で、自分の名前を外してアラン・スミシー名義にするように要求。これが却下されたため、トニー・ケイは全米監督協会とニュー・ライン・シネマを訴えた[2]。
- エドワード・ノートンは役作りのために筋力トレーニングに励んで体重を30ポンド増量し、『ファイト・クラブ』のナヨナヨした役柄とは全く別人の強靭な肉体を披露している。この映画を見たアーノルド・シュワルツェネッガーが、「ステロイドを打ったのか」とノートンに直接電話をかけてきたほどである。なお、当時彼はスティーヴン・スピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』のライアン上等兵役のオファーがあったが、そのオファーを断って本作に出演した。
脚注
[編集]- 1 2 “American History X”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年2月5日閲覧。
- ↑ http://www.imdb.com/title/tt0120586/trivia