アムトヒル男爵
| アムトヒル男爵 | |
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 .svg) Arms:Argent a Lion rampant Gules on a Chief Sable three Escallops of the field, a Mullet Or for difference Crest:A Goat statant armed and unguled Or, charged on the body with a Mullet Sable for difference Supporters:Dexter: a Lion Gules ducally gorged and charged on the shoulder with a Mullet Or; Sinister: an Heraldic Antelope Gules armed crined and tufted Or ducally gorged and charged on the shoulder with a Mullet also Or
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| 創設時期 | 1881年3月11日 |
| 創設者 | ヴィクトリア |
| 貴族 | 連合王国貴族 |
| 初代 | 初代男爵オード・ラッセル |
| 現所有者 | 5代男爵デイヴィッド・ラッセル |
| 推定相続人 | アーサー・ラッセル閣下 |
| 相続資格 | 初代男爵の嫡出直系男子 |
| 付随称号 | なし |
| 現況 | 存続 |
| 邸宅 | マウンツフィールド・ライ |
| モットー | Che Sera Sera (What will be, will be) |
アムトヒル男爵（アムトヒルだんしゃく、英: Baron Ampthill）は、連合王国貴族の男爵位。
ベッドフォード公爵ラッセル家の分流で外交官のオード・ラッセルが1881年に叙されたのに始まる。
歴史[編集]
第6代ベッドフォード公爵ジョン・ラッセル(1766–1839)の次男ジョージ・ラッセル卿(1790–1846)の三男であり、1871年から1884年にかけて駐ドイツ大使を務めた外交官オード・ラッセルは、1881年3月11日の勅許状により連合王国貴族爵位ベッドフォード州におけるアムトヒルのアムトヒル男爵（Baron Ampthill, of Ampthill in the County of Bedford）に叙せられた[1][2][3][4]。
2代男爵オリヴァー・ラッセル(1869–1935)は、植民地インドの行政官としてマドラス総督(在職1900年-1906年)やインド総督代理(在職1904年)を務めた。またフリーメイソンの連合グランドロッジのグランドマスター代理を務めた[1][5]。
3代男爵ジョン・ヒューゴ・ラッセル(1896–1973)は、1922年に最初の妻クリスタベルが不貞を働いたとして離婚訴訟を行い、クリスタベルが1921年10月15日に産んだ男子（後の4代男爵ジェフリー・ラッセル(1921–2011)）の認知も拒否した[6]。しかし1924年の貴族院上訴判決は、ジェフリーの嫡出性を訴えるクリスタベルの主張を認めている（ラッセル事件）[1][6]。
この結果、3代男爵の死後、ジェフリーが4代男爵を継承した。4代男爵が2011年に死去した後、その長男のデイヴィッド・ラッセル(1947-)が5代男爵を継承し、現在に至っている[1]。
男爵家のモットーはベッドフォード公家と同じく、『なるようになる(Che Sera Sera)』[1]。
アムトヒル男爵 (1881年)[編集]
- 初代アムトヒル男爵オード・ウィリアム・レオポルド・ラッセル (1829–1884)
- 2代アムトヒル男爵アーサー・オリヴァー・ヴィリアーズ・ラッセル (1869–1935)
- 3代アムトヒル男爵ジョン・ヒューゴ・ラッセル (1896–1973)
- 4代アムトヒル男爵ジェフリー・デニス・アースキン・ラッセル (1921–2011)
- 5代アムトヒル男爵デイヴィッド・ホイットニー・アースキン・ラッセル (1947-)
- 推定相続人は現当主の弟アーサー・ジョン・マーク・ラッセル (1952-)
家系図[編集]
| ベッドフォード公 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 6代ベッドフォード公 ジョン・ラッセル (1766–1839) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ラッセル伯 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 7代ベッドフォード公 フランシス・ラッセル (1788–1861) | ジョージ・ラッセル (1790–1846) | 初代ラッセル伯爵 ジョン・ラッセル (1792–1878) 首相 (1846–52, 1865–66) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
| アムトヒル男爵, 1881年 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 8代ベッドフォード公 ウィリアム・ラッセル (1809–1872) | 9代ベッドフォード公 フランシス・ラッセル (1819–1891) | 初代アムトヒル男爵 オード・ラッセル (1829–1884) | アンバーリー子爵 ジョン・ラッセル (1842–1876) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 10代公以降の ベッドフォード公 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2代アムヒル男爵 アーサー・ラッセル (1869–1935) | 3代ラッセル伯爵 バートランド・ラッセル (1872–1970) Philosopher | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| クリスタベル・ハート[n 1] (1895–1976) | 3代アムトヒル男爵 ジョン・ラッセル [n 1] (1896–1973) | アデリン・ホーン[n 2] (1909–2004) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 4代アムトヒル男爵 ジェフリー・ラッセル [n 1] (1921–2011) | ジョン・ラッセル [n 3] (1950-) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 5代アムトヒル男爵 デイヴィッド・ラッセル (1947-) | ジェイムズ・ラッセル (1948–1969) | アンソニー・ラッセル (1952-) 推定相続人 | ヘンリー・ラッセル (1977-) | ジェイムズ・ラッセル (1980-) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| ウィリアム・ラッセル (1986-) | ウィリアム・ラッセル (2010-) | オリヴァー・ラッセル (2010-) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ノート[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d e Heraldic Media Limited. “Ampthill, Baron (UK, 1881)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年2月27日閲覧。
- ^ Richard Davenport-Hines [in 英語]. "Russell, Odo William Leopold, first Baron Ampthill". Oxford Dictionary of National Biography (英語) (online ed.). Oxford University Press. doi:10.1093/ref:odnb/24322。 (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。)
- ^ "No. 24947". The London Gazette (英語). 8 March 1881. 2020年11月6日閲覧。
- ^ Arthur G.M. Hesilrige (1921). Debrett's peerage, and titles of courtesy, in which is included full information respecting the collateral branches of Peers, Privy Councillors, Lords of Session, etc. Wellesley College Library. London, Dean. p. 41
- ^ Prior, Katherine. "Russell, (Arthur) Oliver Villiers, second Baron Ampthill". Oxford Dictionary of National Biography (英語) (online ed.). Oxford University Press. doi:10.1093/ref:odnb/35874。 (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。)
- ^ a b Harford Montgomery Hyde [in 英語]. "Russell, John Hugo, third Baron Ampthill". Oxford Dictionary of National Biography (英語) (online ed.). Oxford University Press. doi:10.1093/ref:odnb/31639。 (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。)